ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 4/13)

夏子は胸に頭を預けたままいう。
「そのひとがいた幸せなんぞもうありえないんや」
横島が確かにいることをかんじながら。
「わかっとる」
ひどく静かな声でいった。
だけど捜さずにはいられない。
面影を。
思い出さずにいられない。
しあわせだった時間を。
思わずにはいられない。
彼女を。
でもそれはある思いへと全て流れていく。
それは
懺悔。そして後悔。
それは許されないと思っていた。
彼女が自分に幸せになってというのに彼女を思い出して自分がしんどくなるのは。
もちろん彼女への思いはそれだけではないが。
だけど
いいといった気がしたのだ。
しんどくても
くるしくても
彼女も自分とともにいたかった。
その言葉で
なぜか
いいと言う気がした。
言葉にしてもいいんだと。
あんなしあわせはもうないと。
何度も何度も涙が拭かれる。
自分より小さい手のひら
何故か自分のことのように泣いてる人の手のひら。
自分を好きだと言ったひと。
彼女と同じことをいってくれたひと。
「夏子」
と横島。
「なんや?」
と夏子。
「死ぬなよ」
と横島。
その言葉をどんな気持ちでいったのだろうか。
顔をあげる
上には横島の顔。
涙はまだ止まらない。
「しなへん」
と夏子
その言葉は震えている。
「横島が死ぬまでいきていってやる」
つづく
すいませんまだ続きます(汗)・・・・ああ今回長く書こうと思ってるのになんでこんなに短いんでせうかねえ・・・・・すいません(しかも話繋がってないぞお)

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