ザ・グレート・展開予測ショー

魔剣(8)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 4/ 9)

次の瞬間
ビシュン!!
と空から細く剣の形をした物がスタンに向かって突っ込んでいく
「があああああ!!!!」
とスタンの声が響く
横島の霊剣がスタンの肩から入って腹を突き抜けていた
「な、何!?確かに今・・・・・・・」
とスタンは上空を見上げると
横島が空を飛んでいる
・・・・と言うより急降下してきている
「甘めえな!!スタン!!今のはダミーだ!!」
と横島は文殊で巨大な霊気の塊を出現させる
「ダ、ダミー!?」
「そうだ!!残念だったな!!」
横島は手で光り輝いている霊気を思いっきり投げつけた
スタンの腹に直撃
腹部の左半分を吹っ飛ばされた
血がほとばしり地面に倒れる
「がはっ!!」
今度はスタンが重傷だ
「へっへー、ざまあねえな!!」
と横島、かなり余裕の表情である
「きゃー!!横島さーん!!」
と鬼娘の声が聞こえる
距離はかなりあるのに・・・・何て大きい声だ・・・
横島は鬼娘に手を振り再びスタンを見る
「・・・・・・ギブアップするなら、今のうち、俺はできるだけ人を殺したくない」
横島はスタンに近寄る
「・・・・・・・・・・・・・・く・・・・・・・なめんなよ・・・・」
スタンはヨロヨロと立ち上がった
腹がえぐれているのに・・・何て奴だ
「俺にはまだ奥義がたくさんある・・・・・・・お前に負けるわけがねえ・・・・」
「・・・・・・奥義・・・・・・?」
横島はスタンに刺さっている霊剣を自分に持ってこようと遠隔操作でスタンの体から抜いた
ズボッと嫌な音が聞こえ血が飛び散る
「ぐあぁぁぁ!!」
スタンは悲鳴をあげ、膝に手をつき上半身を支える
「・・・・・・・そんな状況で奥義なんか使えるのか?」
「へっ・・・・・・・・・やってみるさ!!」
すると
「うおおおおおおおおおおお!!!!」
スタンはまた気を溜め始める
「受けてみろ!!俺の連発奥義!!」
スタンはバク宙をしながら空に舞い上がった
「なっ!?」
「鳳凰天駆ぅ!!」
そして炎を纏い横島に剣を向け突っ込んできた
なんという技だ
剣技と術を合体させてるのか!?
横島はチラッとそんな事を考え戻ってきた剣を構える
そしてスタンの炎急降下の剣と横島の剣がぶつかる
気のぶつかり合いで剣に電撃が走り横島の足元で爆発がおきる
「ちぃ!!」
と横島はスタンの剣を弾いた
「甘いな!!まだこれがあんだよ!!」
スタンは剣はなくても高熱のエネルギーを纏っている
こんな物くらったら・・・・・
と横島は文殊を発動させてから避けようとするがスタンの突進が早かった
見事直撃する
「がああああああああああ!!!!!」
横島は抑えようとするが体が焼けていき抑えられない
「おらああ!!」
スタンは横島を地面に押しつぶした
どんどん地面に2人はめり込んでいく
・・・・・・・・・・
やがてスタンの攻撃がやんだ
だが
「まだまだあ!!」
スタンはまだ横島が生きていることを察していた
さっき一瞬だが横島はこっちの炎を冷気で防いでいたからだ
ダメージは軽減させられているだろう
それにこっちはケガもしていた
攻撃力も弱っていたはずだ
そしてアイツの体力・・・
並じゃない
それを全てふまえた上でスタンは追い討ちをかける
「紅蓮剣!!」
とスタンは剣を振り上げながら飛び上がり
剣に先ほどの鳳凰天駆のような高熱の気を剣に集中させ横島に向かって思いっきり投げる
スタンの周りに炎の衝撃波が発生する
そして投げた剣は横島の腹に直撃
貫通した
「がはっ!!」
そしてその剣のエネルギーが一気に放出され爆発を起こす
横島の腹は爆発に巻き込まれる
「があああ!!!」
血が吹き出る
「まだだ!!」
スタンは横島に一瞬で近づき剣を抜いた
そして横島の胸倉をつかみ上空に放り上げる
「熱破旋風陣!!」
空にいる横島を飛び上がりつつ切り上げる
スタンは横島を追い越した後そのまま急降下し突き落とす
横島は地面に叩きつけられる
すると地面から強力な炎がドーム上に広がった
横島は炎に飲み込まれ焼かれる
「はぁはぁ・・・・まだまだまだぁ!!」
倒れている横島を蹴り上げて浮かす
「空牙昇竜脚!!」
蹴り上げ蹴り上げ蹴り上げの3連続
そして最後に切り落とした
横島が地面に叩きつけられる前にスタンが地上に降り落ちてくる横島を
「いくぜ!!究極奥義!!殺劇舞荒剣!!」
スタンの剣が光り横島を薙ぎ払った
だがこれだけではなかった
「オラオラァ!!」
その後スタンの強烈な蹴りが入り、パンチ、そして体を回転させ裏拳、蹴り上げ、体を回しソバット、剣で切り上げ切り落とし、みぞおちに強打、柄で頭を殴り剣を回転させ切り落とし、切り上げ、突き刺し
こんな攻撃が無数に繰り返される
そして最後に切り上げ浮かし
「魔王炎撃波ぁ!!」
巨大な炎を横島にむかって飛ばす
ゴゴゴオ!!という音をさせ横島を炎が浮かしていく・・・
もう横島は意識を保ってなく血をほとばしているだけ
やがて攻撃が止む
こんな無数の殴打にかかったのは五秒程度
なんという殺技だ
「くっ・・・!!とどめだ!!」
横島が落ちてきた所を狙って
「獅子戦孔!!」
落下横島にパンチの二連続
そしてそのあと物凄い破壊力の獅子の形をした闘気が横島を襲い吹き飛ばした
現地点から500メートルはあるだろう闘技場の壁までの距離なのに
横島は壁まで吹き飛んだ
それにまだ勢いは止まず壁にめり込んでいく
「・・・・・・・・・・・・・・ごほっ!!」
横島の口から血が吹き出た・・・・・
「はぁっ・・・・はぁっ!!うぐっ!!!」
スタンの体も限界に達してきている
あの体であんな技を連続で使ったのだから
横島は壁に深くめり込んで下をむいている
血が広がり横島が作った壁の穴から血が広がってきた


===続く・・・かなぁ?===

・・・・・・・やば・・・・・
横島があぁ・・・・

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