ザ・グレート・展開予測ショー

生きる(3)


投稿者名:あや
投稿日時:(01/ 4/ 6)

上履きにはきかえて、
すぐに職員室をのぞいた。
中には、17人ほどの人がおり
机の上の書類を片づけたり、
二、三人でお茶を飲みながら
楽しそうに話しをしていたり、
忙しそうに、早歩きで各机にプリントを
配ったりしてたりと、さまざまだった。
《にぎやかだなぁ〜、担任の先生って誰だろ。》
令子は、入り口近くの机で、
本を読んでいる先生に声をかけた。
「あの〜、今日から登校する事になってます....」
「あっ。転校生ね。聞いてるわよ。さぁ、入って。」
そう言いながら手招きをした。
そして、担任の教師の席まで案内してくれた。
担任の教師は机に向かい、何か難しそうな本を
じっくりと読んでいた。
「はじめまして。」
「やあ。」
担任の教師はそう言ったあと、
しばらくそのあたりで、待つように言った。
教師になって、十数年専門は体育。
スポーツ刈りにしていたが、背が高くやせており
神経質そうで、スポーツをしているようには
見えなかった。どちらかというと数学の教師という感じだ。
《なんか、話をしづらそうな先生だな。
 小学校の先生と、すごい感じがちがう。》
待っている間にいろいろ想像した。
チャイムがなり、令子は担任の教師に連れられて、
教室に入っていった。教壇の所で
「はじめまして、今日からよろしくお願います。」
と、あいさつしたあと、指定された自分の席に座った。
休み時間になると、かわるがわる生徒が話しかけてきた。
「どこから転校してきたの?」
「何かわからない事があったら、なんでも聞いてね」
「クラブもう決めた?」
令子のまわりに、みんな集まってきた。
《みんないい人そうだ。よかった...》
とても、楽しかった。
だが、その楽しさは、長くは続かなかった。

続く。
あぅ。あぅ。あぅ。あぅ。あぅ。

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