ザ・グレート・展開予測ショー

横島の自立(4)


投稿者名:ノンチ
投稿日時:(01/ 4/ 6)

いよいよ雪之丞との対決の日だ。
昨日は仕事をさぼっちまったからな。
おキヌちゃんにも心配かけたし、美神さん怒ってるだろうな。
横島は、そうぼやくと、いつもの服装に着替えた。
すると、<ドン!! ドンドン!! ドガ!!>
激しくドアをノックする音が聞こえた。
まさか、美神さんが来たのか!!
息を呑んでドアを開けて見ると、
「どわ〜〜〜〜!!」
いきなり、押し倒され熱い(?)抱擁を受けた。
「先生、どうして昨日来なかったでござるか〜〜〜〜。」
「悪かった。悪かったから、とにかく離れろ。」
横島がそう言うとシロは冷静を取り戻した。
「なら、一緒に散歩に行くでござる。」
シロとの散歩は俺の日課になっている。
雨が降ろうが、台風が来ようともシロは散歩を目当てに
俺の所に尋ねてくる。
だけど、今日だけは一緒に行く訳には行かない。
「俺、これから行く所があるから一人で行ってくれ。」
少し、きつめに言った。 
こうでも言わないとあきらめない思ったからだ。
「先生、・・・・果し合いに行くでござるな。」
シロは真剣な眼差しで横島を見つめた。 
「拙者、人狼の里で、そういう侍達の顔を見て来たでござる。
 今の先生の顔は、それと同じ顔でござる。」
もう、誤魔化しは利きそうもない。
「シロ、この事は美神さん達には内緒にしてくれ。」
「嫌でござる。」
シロはガンとして引こうとしなかった。
「いいか、これは師匠命令だ。従えないなら、おまえは破門だ。」
「・・・・わかったでござる。」
「悪いな、これは俺自信の問題だから。」
「それは、拙者を倒せたらでござる。」
「なっ!!」
思いもよらない言葉が返ってきた。
「拙者、このまま先生を行かす訳には行かないでござる。」
「馬鹿な事言うな!! そんな事出来る訳ないだろう。」
「先生が誰と戦うか知らないでござるが、心に迷いがあれば、
 戦いに勝つ事は出来ないでござる。拙者に先生の覚悟を
 試させて欲しいでござる。」
雪之丞と同じような事を言って来る。
今のシロは言葉じゃ納得しそうもない。
こうなったら、しかたがない。
横島は文珠を一つ取り出した。
「わかった、受けて立つ。」
「済まんでござるな。」
とシロの気が緩んだ隙を付いて文珠を発動させた。
ドサ!!
シロは急に倒れこんだ。文珠には(眠)の文字が込められている。
横島はシロの体を支えると、そのまま布団に寝かせ、
「明日は、一緒に散歩に行こうな。」
そう呟くと雪之丞の待つ妙神山に向かった。

                   ・・・・・続く

 (後、2回ぐらいで横島は雪之丞と戦います。多分)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa