ザ・グレート・展開予測ショー

誤解(2)


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 4/ 6)

「うーでもなああ」
と横島。
テレビはついていて視線もそっちを向いているが焦点があっておらずひとりにやけつつなにか呟いている姿。
あんまりひとには見られたくないかもしれない。
というよりも見るほうが嫌であろうそんな姿。

こんこん。
というドアをノックする音が聞こえた。
だが横島は気付かずあっちの世界へと旅立っている。
こんこんこんこんこんこん。
まだ気付かない。
こんこんこんこんこんこんこんこんこんこんこんこっこんこんこんこんこんこんこんこんこんこんこんこんんこんんん。
とただひたすらノックの音。
そして何分たっただろうか?
「ん?」
やっと気付いた横島はのそのそと起き上がり
「こんな時間にだれだよ」
などといいながら玄関まで歩く。
壁時計は10時50分を差している。
がちゃり
と鍵をあけドアを開く
「はい?」
顔を上げノックをしていた人物の顔を視界にいれる。
ばったんんんんん!!!!!!!!!!!!
そして次の瞬間
勢い良く横島はドアを閉めていた。
どくどくどくっ!!!!
心臓が通常の倍以上の速さで鳴っている。
顔面は蒼白。
さっきまでの異常な上機嫌な顔のなごりは何処にも無い。
そして一瞬の沈黙の後に
「おいっ!!なんやいきなり!!せっかく3年ぶりに逢うにーちゃんにどーゆう態度じゃっ!!!!」
とドアの向こうから若い男の声がした。
口調の荒さからいってどうやら怒っているらしい。
「・・・・・・ってなんでお前がおるんやっ」
とドア越しに負けず劣らず大声で横島。
「なんやっておまえがおるとこに、お前に会いに以外なにしにくんじゃ?」
とさわやかに男。
「いや別におれはあわんでもいい。じゃ。そーゆうことで帰れ」
がちゃり
鍵をしめ更にチェーンをかけ横島。
「ほーそーゆうこと言っちゃうかあああ昔にいちゃんにいちゃんっていって後ついてきた人間がー」
つづく・
すいません眠くて

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa