ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 4/ 1)

ぜえぜえぜえ
と肩で呼吸をしながら、床にはいつくばる横島を睨みつけつつ夏子。
「・・・・・・・お・・俺が一体何をした・・」
と冷たい床の上で横島。
まあもっともな言い分であろう。
しかも誰のフォローも無い。
ほんとうにここにいる女性はこの男に好意というものを持っているのか疑いたくなる。
それも普段この男の鈍感さにかけられている精神的苦痛を思えば安いものかもしれないが。
それでもまあこの中で一番性格が穏やかで優しいおきぬ(この面子でくらべるのが間違っているのかもしれないが)は床の上でうめいている横島を見かねてか、もぐぐもぐとお菓子を食べ終えると横島にヒーリングを施す。
シロもおきぬの裾に隠れてじっと横島の様子を見る。
「もう・・今日何度目かなあ・・・・」
といや別にいつものことなんだけどと諦め半分で呟くおきぬ。
何度もしかもなにげなく使っているがヒーリングという能力は稀有なものでありそして消耗が結構激しいのである。
一日何度も使う。
きつくないわけが無い。
だがおきぬは疲れも見せず何度も何度も文句も言わずにヒーリングを施す。
今床で倒れてる奴の為に。
この野暮天大魔王はその理由と幸せに気付いているのだろうか?
・・・・・・まあ気付いているわけは無いと思うが。

シロは複雑な面持ちで横島を見ていた。
初めてだったのだ。
あんなに
なんなに悲しそうな横島を見るのは。
綺麗なおんなのひと(夏子の事である)に抱きしめられているのに泣きそうな顔をしていたのだ。
あの時は「抱き合ってる」という事実にすべてが吹っ飛んだが今になって思うと横島は悲しそうだったのだ。
(寝起きのところ錯乱して夏子殿を襲ってでもして後悔したのであろうか・・・?)
・・・だがそうしても横島のほうから無理やりという路線から離れられないようである。

美神は行き場のない拳を下に下ろし横島を見ていた。
さらに神通昆でぶちのめしとどめでも刺そうかと思ったがおきぬが出てきたのでやめる。
せっかく治したのにまた殴ったりしたらおきぬにいい加減悪いだろう。
・・・・・横島がかわいそうというものは無いらしい。
(もっと早くとどめさしときゃよかったわ)
と横島が心の声を聞いたらおきぬに感謝しそうなことを思う。
・・・・・
いつもの彼である。
殴りの具合も(笑)反応もいつもどうりだ。
とてもじゃないがそんな苦しみを持っているように見えない。
だけどあるのだ。
そこに。
苦しみが。
つづく
・・・・・・・いいのかなあ?

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