ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 3/30)

ぞくり
とちょうどシロがゆうこになきついた頃横島の背中に悪寒が走った。
「どないした?」
と鼻をすすりながら夏子。
「・・・・いや・・・なんかとてつもなく嫌な予感が・・・」
とシロの投げつけた食料の残骸を片付けつつ横島。
「シロちゃん走っていったしなー横島ぼこぼこになる覚悟はしとけよ」
うんうんと妙に納得しつつ夏子。
「・・・・・なんの覚悟だよ・・」
げんなりと横島。
「まあ自業自得やしなー」
この鈍感は。
と本当に好きなのかどうかどうか怪しいと思える事をさわやかに言い放つ夏子
「・・・・よーわからんけどなんか物凄く嫌やなー」
「そおか?」
不思議そうに夏子。
「そおや」
はっきりと横島。
「・・・あ・そーいや」
と何かを思い出しかのようにぴたりと肉を片付ける手を止め横島。
「ん?なんや」
と夏子。
「いや・・・俺さ・・」
横島の声のトーンが少し落ちる。
「ん。」
いつもと変わりなく夏子。
「すきなやついんだ」
その声は優しくてでも悲しそうに聞こえた。
「へえ」
と夏子。
自分が横島をすきなのだ。無論横島だって自分以外の誰かを好きなこともあるだろう。
当たり前の事だ。
ずきり
と心臓が痛むがこれも当たり前のことだ。
なぜなら夏子は横島に惚れているのだから。
横島から、「すきなやつがいる」と聞かされて普通なわけは無い。
だけどこれは自分だけの感情。
それにこの痛みは確かに自分がこの男を好きだという証。
しんどくない訳は無いがこれ以上の喜びも知ってしまっているから。
痛くても、諦めきれないから。
なら、なるべく平気なふりでこいつの前にいるべきだろう。
「すげえ大切なんだ。」
と静かに、横島。目に優しい光がともる
「うん」
と夏子。
「まだすげえすきなんだ」
少しだけ瞳に影が落ちる。
(・・・・まだ?)
「思い出なんかになんねえんだ」
つづく。
・・・・場面ころころ変わりすぎやって自分。

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