ザ・グレート・展開予測ショー

星影〜第三章〜


投稿者名:氷魚
投稿日時:(01/ 3/29)

星影〜第三章〜

 かくして横島は恐るべきことに時給にして260円で雇われることに(羽目に)なった。哀れなり横島…。
「ま、そういう事だから、とりあえず朝食でもとろうかの。…ん?どうした横島君?」
「…囲まれてますよ。大勢だ。」
さっきまで“燃え尽きた『明日のジ○ー』”状態になっていた横島が、スッとシリアスな表情になった。だというのに、
「なに、心配いらん。どうせここには入って来れまい。なによりこちらから何か仕掛けん限りはなにもせん。まあこの私に勝負を仕掛ける酔狂な奴もおらんだろうがな。」
と言いながらどっかから怪しげな保存食を取り出した。
「なっ…、なんすか、これ?」
美神さんが魔鈴と勝負した時の料理をわずかながら思い出す。飛野は大して気にも留めず「食べないのかね。なら私がもらおうか。」
と言って全部取っていったので、横島は慌てた。
「食、食います食います」

食ったことを心の底から思いっきり後悔する横島…

「う…うう…、こんな物毎日食ってるんすか…。」
腹痛に悶え苦しむ横島。…哀れなり…。
「そんなにまずかったか?私は美味いと思うんだがな…。マカイコザメの干物…。」
「マ、マカイコザメ?」
「魔界の沼地に生息してる魚でな。…そおかあ。人間離れしてる君なら口にあうと思ったんだがなあ…。」
飛野だけは実に美味そうにしていた。



“第二陣、目標ノ完全包囲ヲ完了シタ。部隊長ヨリノ指示ヲ待ツ。繰リ返ス…”


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