ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 (Part28 Pt.5)


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 3/23)

真・大魔王は天地無用・・・もとい、天地魔闘の構えに入る。
ダイは、剣の柄を握り締め、スッ・・・・と気合をためつつ徐々に腰を回して放つまでの態勢に移る。
『ダイの剣』が、ヴヴ・・・・とギガディンの威力を凝縮しつつ、火花をちらつかせる。
まるで、先コー花火のように。

タイミングを見計らい、真・大魔王に向かって飛び掛りたいところだが、隙が見えて来ない。
真・大魔王があまりに巨大に見えてしまう。
レオナも、余りの間の長さに、唾を飲み込むことさえできない。
数秒間、息を殺していたレオナだったが・・・・・・ついに、息をこらえきれなくなり、窒息死しかけていた。
まあ、相手があの美神令子と小笠原エミという悪魔のような二人のフュージョン体だから、仕方あるまい(苦笑)

         ☆         ☆         ☆

CASTING;

ダイ             :ピエトロ=ド=ブラドー 
レオナ            :アン=ヘルシング    (トンプソン氏、有難う)
神の涙            :妖精・鈴女      

マァム            :ゆう姉
ポップ            :横島忠夫
ラーハルト          :西條輝彦
ヒムちゃん          :ドクターカオス
アバン=デ=ジニュアールV世 :唐巣和宏
バラン            :ブラドー伯爵


真・大魔王バーン       :美神令子 & 小笠原エミ (フュージョン体)
ヴェルザー          :美神公彦


         ☆         ☆         ☆

その時、あの伝説の竜の騎士の姿・・・・バランの幽体が、ダイの中に一瞬宿られた様な気がした。
なにか、暖かいようなものを感じたのだ。
その宿られたようなものが、ダイの心に語りかける。

「ディーノよ・・・・いや、勇者ダイよ・・・まさかお前が、私のギガブレイクを扱えるほどまでに成長しようものとは・・・・」
「と、父さん・・・・・!?」
「ああ、シャレコーベリースはとっくに倒産だ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「それは置いといて・・・・だ。ダイよ、ためらわずに純粋に闘うのだ。お前の力は・・・・・この私の力を・・・・・・受け継いでいるのだ・・・・・。
  それをお前は、そのまま無にしてしまうのか・・・・・・・・っ?!!?」
「そ・・・・それは・・・・!
 いや、あのバーンは・・・・・魂の力で・・・・精神力の面で闘えと言っている・・・・。」
「ならば、それに従い、お前もこれが『竜の騎士』の魂の力だと見せてやるべきでは・・・・ないのか・・・・!!!」
「うん・・・・・わかった・・・・・・!!」

長い間の、親子との魂同士の話に決着がつく。
その言い聞かされたというよりも、「自分の意志の力を見せ付け、なおも打ち勝つ」という勇気がダイの闘志を燃やした。
気合の入った技が轟くとともに、ダイは地を蹴って走り出す。

「いくぞ、バーーン!!」

バーンは動かずに身構えたままだ。

「「天地、魔闘ッッッ!!!!!!」」
「ギガ、ストラーーーーーーーッシュ!!!!」

がっっっっっぎいいいぃぃぃぃん!
バーンの片腕と、『ダイの剣』とがクロスしあう。
その瞬間、レオナは見た。
バーンの片腕の第1撃がギガストラッシュを受け止める刹那、もう片腕がそのコンマ数秒のうちにダイの腹を

どがぁぁっっ!!

と、打ちのめす。その上に、真・大魔王の手の平から僅かコンマ0.00001秒でネオ・イオナズンが打ち出されたっっ!!
ダイは、その瞬間的な防御殺法の前に打ちのめされて、ダイの叫びと共に荒井注を・・・もとい、宙を舞い合わされた。

「ぐあああぁぁぁぁ・・・・・・・っっ!!」
「ダイーーーーっっ!!」

ちょうど駆けつけてきた、ポップたち一向はその瞬間を見ていた。
だが、真・大魔王は、その方向を睨み付けると、闘うまでもないキャラはバーンパレス中腹部に、落とされていくのだった。

「そんな・・・・どうしてでござるっ?」
「チウはともかく、ワシ等が弾除けにならんとはなぁ・・・・・」

と、チウと老師。
ヒュンケルはもともと傷付き過ぎで・・・・・クロコダインは、殆ど動作が鈍いことで有名だ。

「なによ、この若々しいピチピチギャルの私を差し置いて・・・・」

とメドーサは言い残すが、流石に小竜姫の上の格のハヌマーンには逆らえないまま落ちていった。

         ☆         ☆         ☆

「なんで、マァムがのこっているんだ・・・・?」

ポップやアバンは、疑問に思っていた。
・・・・だが、答えはすぐそこにあった。
なんと、ギガストラッシュで受けた腕が劣化して、もげて落ちていったのだ。

「「・・・・・ほう・・・・・・!
  あの時の、閃火裂光拳が・・・・・・今ごろになって利いてくるとは・・・・・・!
  そこの小娘も、火葬してやらねば遣らなければなぁ・・・・・・・・!!!!」」

といいつつも、真・大魔王は片手でいとも簡単にカイザーフェニックスを放った。
マァムめがけて、炎の不死鳥が飛び掛る・・・・・!!!!!!
だが、間一髪マァムは身を交わした。そして、今度はマァムが、ムーンサルトを繰り放った!
だが、真・大魔王には大してダメージがないようだ。

「「・・・・・素早いやつだ。では、これではどうかなぁ。」」

・・・・・・・・・・・・・・カラミティウォールだ。
普通ならよけきれないが、なんとアバンがいち早く、その場の全員を抱えてリリルーラを唱える。
カラミティウォールからいとも簡単に脱出したのもつかの間、それを待っていたかのように、
真・大魔王はアバンだけをめがけてカラミティエンド・コイチを繰り放った。
アバンは全身打撲を負う。

「・・・・・・・・コイチは余計ですよ。」
「「余裕だな、アバンよ。」」
「大体、貴方は師を思う気持ちというものはないのかねっっ!!??」

アバンはそういうと、今度はエミの台詞になる。

「「だが・・・・・これでお前はもう闘うまでもない」」

そう言いながらアバンを魔力でバーンパレスの中腹部に落とすのだが・・・・・そのまえに、アバンはこういい残していった。

「ですが・・・・私よりも頭のキレる人がいますからねえ・・・・・」
「せ・・先生っ!」
「・・・・・頼みますよ・・・・・」

それを最後に、アバンは消えていった・・・・・。
ポップは悲しむどころか、涙も出さずに次の作戦を考える。
そして、立派にもポップは言葉を言い放つ。

「ラーハルト、ヒム、・・・・・そしてマァム、お前らの命をくれっっっっ!!!!」

ドガバギズガッッッ!!!!!!!!
ゴズッ、バギョオオォォ・・・・・・・ッッ!

「てめえなんかになんで命なんかくれてやんなきゃ何ねーんだよッッ!!」
「アンタなんかが言える台詞じゃないわよッッッ!!」

ゆう姉をはじめとする各キャラがポップに突っ込みを入れる。

「・・・・ああ、余計ストレスがたまってきたわッッ!」


・・・・・・・・・ゆうこ・・・・・・お前ってやつは・・・・・・
というわけで、Pt.6行っちゃおうかなぁ。(多分行くだろう)
では、次回までワイワイワイとSARAVAH!

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