ザ・グレート・展開予測ショー

横島と少年


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 3/23)

横島のアパートに帰り床についた2人

横島は疲れきっておりすぐに眠ってしまった

だがアキラは眠れなかった

このまま自分は横島に迷惑をかけつづけるのか

横島は別にいいと言っているが自分はよくなかった

これ以上迷惑かけられない

強くなりたい

でもどうやって強くなればいいんだろう?

「ふわぁーー・・・・・」

アキラも段々眠たくなってくる

「・・・・・・・・・・・・・・」

やがて目が閉じアキラは眠りについた

翌朝

午前7時30分

ピリリリリリリ!!ピリリリリリリリ!!

電話の音が横島の部屋に鳴り響く

最近買ったらしい

「んー誰だこんなあさっぱから・・・・・・」

横島は眠たい目をこすりながら電話のあるところまで這いずる

「はい・・・・・・」

「コラァ!!横島ぁ!!あんた仕事来なさいよ!!」

「っ!?」

横島は耳がキーンとなり電話から耳を離す

「いや・・・・・俺今どうしても行けないんですよ」

「・・・・・・・・・はぁぁぁぁぁ・・・・、まあいいわとにかく仕事入ってるから、どうしても来れないんならそっちで仕事してちょうだい」

「あ、はい解りました、」

それから横島は仕事の内容を聞き今すぐに行けといわれたので行くことにした

「さて、じゃあ行くか!!」

「え?何処に?」

「除霊だよ」

「除霊・・・・・・?」

そのときアキラは何か嫌な感じがした

でも思い出せない、けどなんだかこの人が除霊というと気分が悪くなる

どうしてだろうか

「ん?どうしたアキラ?行くぞ?」

「あ、うん!!」

そして2人は現場に行く

仕事場は何だか気味の悪い屋敷だ

ここに人に憑依して殺すというたちの悪い悪霊がいるそうだ

そいつを潰すのが今回の目的

「よし、行くぞ」

横島は怖がるアキラを引っ張って扉を開け中に入る

その時

ガタン!!

扉がひとりでにしまる

「うわあああ!?」

アキラは大声を出し横島にしがみつく

「大丈夫だって」

横島は笑いつつ前進する

中は暗く、広い、半壊のシャンデリアがぎしぎし音を立てて揺れている

奥には階段があり上の方まで続いている

そして横には棺おけや鎧等が置かれていて中世ヨーロッパの城のような感じだ

こんな所が日本にあったのか

そう思っていたとき

ゾク!!

なにやら悪寒が横島の体を走る

「・・・・・・・・・・アキラ」

横島はぼそっと言う

「何?」

「戦闘準備しろ」

「え!?」

その時

ドガシャア!!

ガラスが割れ巨大カラスが何匹も侵入してくる

棺おけも開いて中からゾンビが出てくる

「ちっ!!」

横島は咄嗟に出した霊剣で悪霊をなぎ倒していく

アキラも文殊で剣を出し飛び掛る、が

スカッ

当たらない

「くそ!!」

アキラは剣を振り回すが全然意味が無い

「アキラ何やってんだ!!けいこどうりにすればいいんだ!!」

横島は鎧の剣を霊剣で止めている最中だ

「け、けいこどうり・・・・・・・・・・・・」

アキラは深呼吸し心を落ち着かせる

「・・・・・・・・」

悪霊が無防備のアキラに飛び掛ってくる!

「!!」

アキラは目をかっと開け向かってきた悪霊を一刀両断にする

「よし!!その調子だ!!」

だが次の瞬間

「う、うわっ!!」

突然横島の視界からアキラが消えた

「!?、アキラ?おいアキラ!?」

アキラは足元の床がいきなり開き落ちてしまった

「くそ!アキラ今助けに・・・・・・・・ぐっ!?」

横島はアキラを助けに行こうとするが鎧に背中を向けたのが失敗だった

背中を鋭い剣で切り裂かれる

「くっ・・・!!」

まだまだ敵はたくさんいる

アキラを助けにいけない

「くそっ!!」

その時アキラは

「う・・・・・・・こ、ここは?」

頭を押え辺りを見回してみる

下には赤色のじゅうたんが敷かれていて周りは青色の炎の長いロウソクが円を描くように立っている

そして奥には・・・・・・巨大な椅子があり誰かが座っていた

「だ、誰だ!?」

アキラはガバッと起き上がり警戒する

「ククク・・・・・誰だと?お前らは私を倒しに来たのではないのか?」

「何?じゃあお前は・・・・・・・・人に憑依して殺す悪霊?」

「・・・・・・・・・・・何を言っている、私はそんな事はせん、それは私の部下、お前らがさっき戦っていたやつらだ」

「え?じゃあお前は?」

「私か?」

そしてその巨大な鎧を来たシルエットはゆっくり立ち上がる

「私はアディッシュ・・・・・・この館の主」

そしてその鎧はそばにある五メートルはありそうな剣をとりゆっくりと近づいてきた

「お前の力、ためさしてもらう」

その姿は顔や形こそ人間だが巨大で妙な霊気を発している

「何で僕なんだ?」

「お前はまだ力を隠している、その力が見たいのだよ、だからお前をここに強制的に来さした」

「僕は兄ちゃんを助けに行かなくちゃなんないんだ!!」

「ふん!!どっちみち私を倒さん限りここから出られはせんよ、」

そう言われてアキラは辺りを見回すが確かにでれそうな所は無い

「・・・・・・・・・・・じゃあ行くよ?」

「かかってこい!!お前の力、みせてもらおう!!」






===続く===
読んでくださっている方々
そちらの話にコメントしないですみません
本当に申し訳ございません

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