ザ・グレート・展開予測ショー

いつだって☆ハッピー・ハッピーライフ!(3)


投稿者名:来栖川のえる
投稿日時:(01/ 3/22)

「・・・・そんな・・・・・ことって・・・・」
タマモは驚きを隠せないといって様子だった。
・・・実際、俺たちも目を疑うしかなかった。・・・・だって、そこにいたのはまぎれもなく・・・・・・タマモだったから・・・・・。
「でも・・・・どうやら、霊波長からして、あいつが通り魔事件の犯人だってことはまちがいなさそうでござるよ?」
シロがそう言った瞬間だった。
「・・・・・・・・・・やっと・・・・・・・・会えたね・・・・・・・」
背筋が凍るような声。タマモとどこかしら似ているが、その中身は、「憎悪」や「威圧」
だった・・・。
「あんたは、なにものなのよっ!?」
あの冷静なタマモが、「あせり」を見せていた。
「私が何者かなんて・・・・・そんなことはどうでもいいのよ・・・・・。とにかく、私はあなたをずっとここで待ってたの。来る日も・・来る日も・・・・。でも、私の姿を見たものには消えてもらったわ・・・・じゃまだから・・・・・」
「・・・・・なんて・・・・ことを・・・・」
「でも、なぜ私を探してるわけ?その姿に関係あるわけ・・・?」
「そんなことも・・・・どうでもいいのよ・・・問題は・・・・私があなたを殺しちゃえば、それでいいんだから・・・・・」
「なん・・・・・・ですって!!」
怒りをあらわにしたタマモが、やつに突進していった!

ドゴォッ・・・・・!

タマモは、霊力をこめたパンチをやつにくらわせ、やつをふっ飛ばしたが・・・・
「えっ!?」
その後まったく理解できないことが起こった。
なんと、タマモがやつと同じように宙に舞ったではないか!
「ぐっ!」
タマモは思いきり地面に激突した。
「・・・・・・ふふふ・・・・・まあ、そうあせらないでよ・・・・・まだ、続きがあるんだから・・・・・」
そう言って間を置くと、やつはこう切り出した。
「・・・・私へのダメージはすべてタマモ、あなたへいくわ。・・・でも、あなたがくらったからって私がくらうわけじゃないからね・・・・。どう、あなたの負けだということがわかった?わかったら私に殺されなさいよ・・・・」
「なに言ってんだ?あんた?んなことオレらが許すとでも思ってんのか?」
怒りとあせりが暴走しそうになるのをぐっとこらえて、やつに言葉を返す。・・・・もちろん、文殊ならなんとかできるだろと考えての発言だ。
「ふふふ・・・・優しいあんたならそう言うと思ってたよ・・・・。だからね・・・・」

ドカッ!

おれのわき腹に衝撃が走ったかと思うと、おれは10メートル以上吹き飛ばされた。
「・・・私のじゃまをするやつは・・・・こうなるの・・・・・」
「先生・・・!!」
「横島・・・!!」

「・・・ぇ・・ぃ」
「・・ぉ・・・・」

・・・・・・・タマモとシロの声を聞きながら・・・・・おれの意識は遠のいていった・・・・・・・・



{なんじゃこらーっ!!くそう。でも、次からメイン。期待しててくれい!!・・・いや、むしろしてください(笑)}

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