ザ・グレート・展開予測ショー

いつだって☆ハッピー・ハッピーライフ!(2)


投稿者名:来栖川のえる
投稿日時:(01/ 3/21)

タマモが目を覚ますと、横島が隣で座っていた。どこか遠くを見ているようだ。
「・・・・・なにしてんの?」
「・・・・?ああ、起きたのか」
横島はちょっと驚いたような顔をしたが、すぐいつもの顔になった。
「・・・・・で、なにしてんの?」
「なにって・・・・・・見張り?」
っていうかそうなんだけどね。
「・・・・あんたは、寝るんじゃなかったの?」
「いや・・・・ははは・・・。なんか、寝付けなくてね・・・」
まさか起きてみたらタマモが目に涙浮かべながら寝てたから夜這・・・・・じゃなくて起こすことができなかったなんて言えねーよなー・・・・。
「・・・・・・ふーん」
少々疑ったみたいだが、まあ、なんとか納得してくれたみたいだ。
東の空を見ると、少ししらいできたみたいだ。
「んじゃ、おれ朝飯買ってくっからシロ起こしといてくれ」
・・・・・・シロ、見張りはどうした・・・・・・・
「ん、わかったけど・・・・・朝ご飯にしては早過ぎない?」
「いや、十分な腹ごしらえをしとかないと、敵はいつ来るかわからんぞ」
「・・・・・・よーするにあんたのおなかが減ったのね・・・」
「じゃ、行ってくるから!」
横島はなかったことにした!


・・・・それから十分後、横島は袋を抱えて帰ってきた。
「今日はなんでござるかっ!?」
「・・・・きのうみたいのだったらやよ・・・・」
・・・・まあ、反応は人それぞれってことで・・・。
「ふっふっふ・・・。今日のはとびっきりだ!」
そう言うと俺は「チーズとうどん、夢の共演!幸せ見つけた」というシールが貼ってある
きつねうどんをタマモに渡す。
「・・・・・・・・なにこれ?」
「・・・・・いや、だから・・・・きつねうどん・・・・?」
「拙者には、なんでござるか!?」
ナイスフォローだ!シロ。
「シロには・・・・・これだっ!!」
俺は差し入れの「シーチキンケチャップおにぎり」を渡す。「マヨネーズのかわりにケチャップ。これであなたは食通!」なんていうキャッチフレーズなんかみた日にゃ、頭が下がるどころが地面にめりこんじまいそうだ。
「タマモはどうだ、味は?」
俺はシロに例のぶつを渡しながらタマモに聞く。
「・・・・・・電波?」
・・・・・・わからんが、とりあえずまずいんだろうな・・・・・
「シロは、どうだ?」
「おいしいでござるよっ!」
・・・・・おまえは味覚というものが存在せんのか?


とかアホなことやってるうちに、飯が食い終わった。
「さてと・・・・そろそろかたすか」
俺が、そう言った瞬間だった。
「・・・・くっ!・・・・・うぅ・・・」
急に、タマモがうずくまって苦しみだしたではないか!?
「どうした!?タマモ。腹でも壊したかっ!?」
・・・・・まあ、あんなんじゃなあ・・・・・
「ち・・・ちがう・・・・・」
どうやらちがうらしい。
「・・・・・・なにか・・・・・来る!・・・・・・見たくないものが・・・恐ろしいものが・・・・・・」
「え?」
俺が聞き返すのと同時に、
「あっ!」
シロが、後ろの方を見ながら驚きの声をあげた。
「・・・・・・・なんだと?」
「・・・・・・・うそ・・・・・・でしょ・・・・・・・」
おれらが後ろを振り向くと、そこには信じられない姿があった・・・・・
                       
                                 つづく




{なんか・・・・つまんないね。次回もつまんないかな?次々回からは、結構おもしろくする予定。この話も結構長そうだなあ・・・・・}

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