蛍
投稿者名:来栖川のえる
投稿日時:(01/ 3/18)
「ただーいまっ!」
いつもの笑顔で彼女は帰ってくる。
「幼稚園、どうだった?」
あの子の笑顔を見ると、こっちまで微笑んでしまう。
「うん、面白かったよっ!」
元気いっぱいな声。無邪気な声。そのまま彼女は家の中に荷物を置いてくる。
そして今日あったことの語らい・・・・
「あのね、今日ね、・・・・・」
彼女は満面の笑顔で語ってくる。彼女には人を幸せにしてくれる「なにか」があるような
気がする。この子といると、私も幸せを感じられる。私にもこの子のぬくもりが伝わってくる。
「・・・・ねえ〜、ちょっとママ、聞いてるの・・・?」
あらら。怒らせちゃった。
「聞いてるわよ」
ちょっと言い訳。
「む〜」
そう言いながらも楽しそうに話す。・・・私はこの時間が幸せの一時・・・。
・・・・思えば、このシアワセは彼女がやっとつかんだシアワセ。前は、彼女の優しさから、彼女はシアワセをつかめなかったけど・・・・今度はちゃんと手につかんでる。
自らの手で・・・・。そしてそれは私達もシアワセにしてくれる・・・。魔族だった彼女
が横島君と出会えて・・・そしてまた生まれてきて・・・・。いくつもの偶然が重なって
私達はここにいて、ぬくもりを感じて、一緒にいることができて・・・・。
この偶然は絶対に忘れない・・・。あの子がつかんだシアワセを・・・私は忘れない・・・。
「ママったら〜」
「はい?」
いけない、また聞いてなっかた。
「ちゃんと聞いてよ〜」
「はいはい」
私は笑顔で答える。
・・・・・・このシアワセをくれたこの子に・・・・このシアワセをくれた偶然に「ありがとう」って・・・・・・
{はい、こんちは。え〜っと・・・・これ、まとまってないよぅ。幼稚園の話がライヴの方
でなかったから一応書いた。そろそろあれも終わらせる気だし。ちなみにライヴZ(2)
は超ハッピーで終わる予定。ま、彼女にも幸せになってほしいからね。っていうかここでハッピーじゃなくてどうするんだ、って感じ。
今までの
コメント:
- ・・・・ちょっと待て・・・・。なんだ、今日書いた二つは??まとまってないばかりか
話になってないぞ・・・・・?ありがとう、今日投票してくれた方々。これからは体調悪い時には書きません。 (来栖川のえる)
- ちゃんとお話に成っていると思いますよ。
前回のルシオラの死が「運命」であったのに対し、今回の令子のシアワセが「偶然」の産物であるのは、未来から見た「過去」と「現在」の対比にも対応しているようで面白いですね。
ま、かに令子自身は「運命」なんて言葉は否定したがるでしょうし。 (Iholi)
- ありがとうございますでふ。 (来栖川のえる)
- きれーでいいかんじやと思いますけど? (hazuki)
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