ウルトラマンカオス「5、詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 〜惑星新ベジータ〜」
投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 3/15)
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もう何年が過ぎただろうか。
M78星雲、キング星、そして太陽系はもちろん、地球が廃墟と化した今、もはや戦えるものはいない。
もちろん、GSたちはカオスを除いて全滅している。
何分、カオスは無免許GSだからである。
宇宙が生み出した大悪魔・ジュダ星人の手に、『宇宙の卵』『宇宙意思』は奪われたままだ。
そのジュダは現在、最強怪獣グランドキングとアシュタロス最終形態を融合させた宇宙最強のボディーに
乗り移っていて、魔人ブウよりもすばやいスピードで、次々と星々を壊していき、すでに800億近くの
星の生命が奪われ、まさに宇宙帝王である。
部下に新たに、一時的に気を失ったドクターカオスを迎え、洗脳させて「暗黒のウルトラマン」に変えていた。
そして・・・・・今回の舞台は、カカロットやベジータ、トランクスたちの最近、移り住んだ惑星・ニューベジータだ!
☆ ☆ ☆
「きゃーーーっっ!」
「アンドロジュダロスの攻撃よぉーーーーーっっ!!」
「逃ーげろーー・・・・・」
『慌てる子ブタは、モライが少ない・・・・』
ニューベジータ星の住人たちは、慌てふためいて逃げ出す。
ニューベジータの街中が悲鳴と炎に巻き込まれ、あちらこちらで爆発音が上がる。
とある街では、すでに大洪水に飲み込まれていたりする。
「アンドロジュダロスめ、このままでは済まさんぞ!」
トランクスは怒って、スーパーサイヤ人3へ変身する。
「くそっ、待てトランクス。まだ修行中だ・・・・・」
「僕も行きます!」
ベジータのとめるのを聞かずに、悟飯までもスーパーサイヤ人3となって飛び掛っていく。
だが、アンドロジュダロスが交わすまでもなく、いくら打ってもすかされるばかり。
「・・・・くそっ、仕方ないな。」
と、嘆きながらも攻撃を加えるトランクスだが、そこへ暗黒のウルトラマン・ブラックカオスが姿をあらわし、痛恨の3撃を与える。
「ぐはっ!!」
トランクスは地中に激突し、その上から悟飯も空を隔てて地中へめり込んでいく。
『ふふふふふ・・・・・・ハハハハハハ!
まだ、このアンドロジュダロス様に刃向かうものがいるとでもいうのか!!!!!!!!!!』
ブラックカオスの声を通してアンドロジュダロスは叫びあげる。
そして・・・・・・ブラックカオスは手にオーラを溜めていく。
ぐんぐんぐんぐん大きくなっていく光状の球。
木星同等の大きさとなっていき、そこで成長をストップさせる。
「野郎、この惑星をぶっ壊す気か!?」
「やつらの望むままにはさせてやるもんか!」
ついに、ベジータが・・・・それに続いてカカロットも立ち上がる。
いち早く避難していたブルマやチチ、牛魔王や武天老師が見送っている。
カカロットは、右手をぎゅっと締めると、親指を上につきたてて おう! と合図をしている。
「行くぜ、ベジータ!」
「・・・・・・ああ」
せめて、ブラックカオスだけでも倒さねば・・・・とばかりにその戦っている場所めがけて空を飛んでいく。
その頃・・・・
☆ ☆ ☆
「あのーー・・・ミカミレイコという魂、こちらに来てませんでしょうか。」
閻魔大王に対して、ペコペコと頭を下げて尋ねている六道忠夫の魂。
その横で、六道冥子という魂は相変わらず、のほほーーんとしてきょとんと閻魔大王を見ている。
『いやぁ〜〜ん、そんな顔で冥子に見つめられちゃうと、おじさんこまるぅ〜〜ん!』
「「シィビビン、シィビビン、シィービビン・・ビイイーーン!」」
閻魔大王の思わずのオジサン染みた台詞に反応してシビビンをする六道忠夫と、大王に仕える部下のヒャクメ。
「大王、真面目にやってください!」
とヒャクメは顔を笑わせながらも、思わず突っ込みを入れる。
『・・・・すまん、わし、冥子の大ファンだったのだ。
も〜〜うれしくてうれしくて、ワシとデートしてくれない、お嬢ちゃんっ。』
「「・・・・意外。」」
『そうそう、ミカミレイコの魂だったな。そいつなら来ておらんぞ。』
「やっぱり・・・・」
忠夫の予想通り、美神令子の魂は消滅させられていた。
残念そうにしている六道忠夫だが、彼には冥子が怒っているように見えた。
「浮気〜〜〜するの〜〜〜〜〜?」
と言わんばかりに、サンチラを出していたからだ。
だが、それとは別に、閻魔大王は喜んでいた。
『いやぁーーなに、ミカミレイコの魂が来なくて正直、ほっとするワイ!
あんなやつが来たら、天国と地獄の区別ができなくなるからのう。
まあ、なんにしろあいつを怒らせたら、このワシが地獄送りにされかれないからなぁーははは。』
「閻魔大王にすらここまで言われちゃう、美神さんって一体・・・・・・!?」
ヒャクメは、もはや呆れていた。
☆ ☆ ☆
「「か・・・・・め・・・・・は・・・・・め・・・・・・・・・・・・」」
悟飯と悟天は、ブラックカオスに向かって両手を合わせて開いた状態で気を溜めている途中であった。
光状のオーラが球状に輝きはじめ、今まさに放出されようとするばかり、いち早くブラックカオスが
「ジョワァーーーーーッ!」
と、スペース有無光線を発射させると同時、
「「波ぁーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!!」」
と、かめはめ波を打ち出し、光線と威力の勝負をし始める。
じわりじわりと、かめはめ波の方が威力が弱まり・・・・突然、ぽぅっ・・と消えた。
そこへ、ブラックカオスのガングロタイマーショットが命中する。
「こうなったら、行くぞ、ベジータ。」
「おうっ!」
と、空を飛んだままその様子を見かけたベジータとカカロット、悟飯はスーパーサイヤ人4に変身すると、
気をまったく同じように調節し、3人を一列にして並んだ。
「「「フューーー・・・・」」」
と、ポーズが悟飯を中央にして全く対称になるよう近寄っていき、「「「ジョン!」」」で、
3人は指を合わせ、
「「「はっ!」」」と言葉を合わせて、心を合わせた。
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ヴュヴュヴュヴュヴュ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唸りを上げて、渡辺火山が爆発五郎するような音を立てて、3人が
「がっしぃーーん!(byUFO戦士ダイアポロン)」
すると、究極の1人・ゴテジッドが登場した。
さあ、この者がアンドロジュダロスの野望を打ち砕けるのか!?
次回、これまた見もの・・・・いや、読みものである。
今までの
コメント:
- ・・・・・ついにやってしまいまった。
閻魔大王にすら嫌われている美神の存在・・・・恐るべし。 (ギャグレキスト後藤)
- いやぁ、やってしまいましたねぇ(笑)。
この展開予想を読むと、このマンガが『サンデー』連載で本当に良かったと思えますね……てひひ(ネガティヴな(笑))。
>あんなやつが来たら、天国と地獄の区別ができなくなるからのう。
これがホントの極楽大作戦ってか。 (Iholi)
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