ザ・グレート・展開予測ショー

戦闘後編。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 3/12)

じいいいいいいいいいいいい。
と八ミリカメラのフィルムが回る音。
(どうやらデシカメより八ミリの方が好きらしい)
まわしている人物はいわずもがなであろう。
「頑張ってくれたまえ横島君」
とにこやかに関。
ちなみに文珠でつくられた結界を破邪の札で強化したものの中にいる。
「ちくしょおおおお!!!!!」
おぼえとけえええええ
と心の中でさけびつつ前を見据える。
いるのは化け物。
すでに人としての生を失ったもの。
ただひとつの執着のためにこの世界を離れる事を拒んだもの。
そしてその執着。
「はああ」
と横島はため息をつく。
聞こえるのだ。
声が。
闘っているあいだずっと。
    「お前は、兵(つわもの)か」

    「お前は、俺を倒しきれるか」

・・はた迷惑なことこの上ない。
だがそれは純粋でうっとうしいうえにメンドクサイが不快ではなかった。
倒してほしいんだろうなああ。
倒されて自分より強い人間がいることを、確認して逝きたいというのがひしひしと伝わってくる。
まあしかたねえか
つぶやく。
そして笑う。
滅多にみれないであろう自信に溢れた「男」としての笑み。
「倒してやるよ」
手の内にある剣の光が増す。
すう。
呼吸を一つつく。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぴくり
肩がゆれた。
だだだだだだだっ!!!!
疾る!!!
そして反応しきる前に懐に潜りこむっ!!
剣を突き刺すー
がしいいいいいい。
だがその前に肘が首の付け根へとめりこむ。
「ぐっ」
苦痛に顔が歪む。
だん!
たたらを踏む。
どす。
めり込まれた格好のまま、剣を突き出す。
よろける。
だが肘から首の付け根への圧力は消えない。
つづく
・・・・・・誰か覚えてます?(不安)
えっと・・・・一応続き書きましたけどー

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