ザ・グレート・展開予測ショー

The Ballade of Tadao and Meiko(その1)


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 3/ 5)

今日は、2016年10/16日。
忠夫(旧姓・横島)と冥子のの結婚記念日であった。
(もう一つの宇宙空間での話である。)

http://cwww.pos.to/cgi-bin/tenkai/old10/966571684.html

では、「2005年の8月半ば以降」となっているのだが、それは美神令子やおキヌの説得にあたる直前の日。
だが実は、その日ひそかに「行為」を交わしてしまっていたのだ。
ああっ、そこのこれを読んでいる冥子ファンと横島ファンの方、石を投げないでください。

話を戻しまして、今いる場所は、ストロベリーフィールズ近くのホテル。
そこで冥子と横島は二人っきりで初めての海外出張の叙霊を行っていた。
その夜のこと・・・・・・

「忠夫くん〜〜〜、」
「何だい、冥子。」

冥子のストレートな質問にすぐに声を交わす。

「さっきから〜〜〜、妙な霊気〜〜〜〜感じない〜〜〜。」
「霊気?さっきからその・・・・冥子の息のほうがかんじるんだけどなぁ。」
「もう〜、忠夫くんたら〜〜〜。」

忠夫は少しも照れず、恥ずかしいような言葉を顔色変えずあっさりと言う。
実際、シングルベッドに二人して寝ているため、首筋にお互い息がかかるのだ。
でも、忠夫には以前のような煩悩は少ない。
冥子の式神的暴走に恐れている様子もない。
しょうもない自分に対し、忠夫自身が成長したのだろう。
「今日はもうゆっくりお休み」とやさしく声をかけて上げる。
それに対して少し顔を赤らめる冥子だったが、それは一時的なものに過ぎず、
冥子らしいようにすぐに忘れて寝てしまうのであった。

ちなみに、今年で11歳になる子供の盟菜は、新居で三日間のお留守番だ。
父親である忠夫の血をある程度引き継いでいるらしく、小学校に通っている忠夫のころ同様、
三日間位なら一人暮らしすることが出来るので、安心して家に置いてきたのだ。
それに、たまには2人で「新婚旅行」的な楽しみをすることも冥子は考えていた。
忠夫も、同様である。

そして、次の日のアーサー・・・・・


「冥子、おはよう。」
「おはよ〜〜〜〜〜」

二人して日常の朝の挨拶をかわす。
だが、冥子はまだ目覚めていないらしく、ボーとしてしている。
忠夫は「サイキック猫だまし」して起こしてやろうと思ったが、以前一度だけ、それに驚いて暴走しかけた
ことがあったので、今は止めた。
それに、ここは初めて来る場所でもあったから、いきなり暴走して弁償させられるのも考慮してのことだ。

「忠夫くん〜〜〜、」

と、冥子のほうから声をかけてくる。食事の時間を過ぎていた。
そこで二人は、ようやく目がさめたのかとばかりに、ブランチをとる。
あまりにも和やかでさわやかな食事だ。



というわけで、これから今一度ストロベリーフィールズを訪れ、叙霊をすることになるが・・・・・・
この後、とんでもない事実に襲われる。
それはいったい何なのか、次回を読んでのお楽しみということで・・・・・・

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