ザ・グレート・展開予測ショー

横島と少年(3)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 2/27)

翌朝

「う・・・ん?」

アキラが横島の部屋で目を覚ました

「・・・あれ?兄ちゃん?」

横島はいなかった

と思ったが

「お・・・?アキラ、起きたのか」

トイレから出てきた

「兄ちゃん仕事行かなくていいの?」

「いけるわけねえだろ、お前を一人にするわけにはいかねえよ」

「でも・・・それなら兄ちゃんずっと仕事いけないよ・・・?」

すると横島はニコッと笑いアキラの隣にドスッとすわり頭に手を当て

「それでだ、お前何か攻撃系の技使えるか?」

「え・・・・?まあコレなら・・・」

アキラはポケットからなにやら緑色の綺麗な玉を取り出した

文殊だ

「おあ!?これってお前文殊じゃねえか!!」

「え?兄ちゃん知ってるの?」

「おうよ」

横島は手に霊気を集中し文殊を出す

「ほら」

「うわあ!!ホントだ!!」

「お前使い方知ってるのか?」

「いや・・・知らない」

「よっしゃ!!」

横島はスクッと立ち上がる

「行くぞ!!」

「え?どこに?」

アキラも立ち上がった

「修行だよ」

「修行?何処で?」

「うーん・・・まあついて来い」

横島はドアを開けアキラを連れて階段を下りしばらく歩いた

そしてさんざん歩いて着いた所は人通りの少ない空き地だった

「ここ?」

「ああ、ココなら人もいないし」

そして横島は文殊を取り出し念を込める

すると文殊は発光し、横島とアキラの周りに直径20メートルの結界のサークルができる

「なに?これ」

「結界だよ、コレで被害は外に漏れないし俺たちの姿は他の人には見えない」

「へーすごいね・・・そんなにすごかったんだ、この玉」

「そうそう、と言う事でだ!!文殊出してみ」

アキラは横島の言うとうり文殊を出してみる

「まず使い方を教える」

「はい!!」

「文字を思い浮かべろ」

「文字?」

「そうだ、例えば爆発で相手を吹き飛ばしたいと思ったら爆発、爆発、爆発ってな」

「爆発・・・爆発・・・爆発・・・ばくはつ!!」

するとアキラの文殊が光りだす

「え・・・?あ!!ちょっとまて!!」

もう遅かった

横島の目の前で大規模な爆発がおきる

「うぎゃああああああああ!!!!!!!!」

横島の叫びが聞こえる

というわけで2人の修行が始まった







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