さよなら大好きな人！！（その１６）
投稿者名：ＡＲＳＥＮＡＬ
投稿日時：(01/ 2/22)
夕日ガ キレイダッタ。 彼女モ キレイダッタ。
――ダカラ 余計ツライ 「サヨナラ」ダッタ――
「あのね？・・・ずっと、ずっと言えなかったの。言ったら辛くならから・・
ヨコシマに会いたかった。すっごく会いたかった！・・・
最初は会えるだけで嬉しかった。 でもね？でも、・・・・・。」
「ルシオラ・・・・・。」
「・・・私はワガママになっていくの。
行きたい場所もいった。
ヨコシマと一緒に話したり、・・一緒に、居たり。
指輪・・くれて、抱きしめてくれて・・キスして。
私の作ったご飯・・・・食べて・・くれたね・・・・
抱かれて・・眠った、夜・・・嬉しかった！」
―――涙デ濡レタ顔モ 好キダッタヨ。 弱クテ 折レソウナ 肩ヲ
抱キシメタ 痛イクライ抱キシメタ―――
「・・・・・でも最後の私のワガママは・・何・・だと思う？
・・・さすがにわかんないよね。
――ずっと、ずっと一緒に居たかった――。」
「・・・・。」
「こんな願い無理なのに、どうしても、ね・・・。
絶対・・・「お別れ」しなきゃいけない・・・って、わかってるのに・・・」
「・・・・違う。」
「・・・え？」
「違う。別れじゃねえ。」
―――ムリヤリ キス シタ 自分デモ 泣キソウナクライ
セツナカッタ―――
「・・・・・ヨコシマ？どうした・・の？」
――ア。ヤバイ。泣キソウ――
「・・・絶対、絶対に！・・おまえは俺の子供に生まれ変わる！！」
「・・・・・絶対に？」
「・・・絶対！！・・・・でも。そのときたぶん俺は結婚してる。
おまえは「二番目」の「愛してる」になるかもしれない。
・・・でも、「ルシオラ」は「ルシオラ」だから！！
だからこれは！別れじゃない！！また会える！！」
「・・・私、ぜ・・絶対に！ヨコシマの・・娘・・として。生まれ変われるよね？」
「俺の煩悩パワー信じなさい。」
「ふふっ・・。どっかで聞いたセリフね。」
――アア。 モウ太陽は 沈ミカケテル――
「指輪はめて生まれ変わるからね。 「ルシオラ」の証拠。」
「・・・首筋の赤いアトもね。」
「・・・え？あッ！！／／／／」
「気づいてなかった？」
「・・・言ってよ。」
――マブシイ 夕日――
「・・・ヨコシマ。短い間しか見れないからきれいなのと一緒よ？
二十四時間って短いじゃない。
だからよけい美しい！ね。」
「そ・・だな。」
―――最後ノ キス 涙ヲ我慢シテ 長イ クチヅケヲ シタ―――
――彼女ハ マタ 泣イテタ。 意外ト 涙モロイ セイカク――
＜あと 一分＞
「ヨコシマ。・・・私のためにずっと我慢しててくれたのね？・・・ありがと。」
「・・・え？」
「・・・泣いても・・イイよ？」
―――ソノトタン 涙ガ 溢レテ トマラナクナッタ 気ヅイテタンダ――
「・・・ル・・ルシオラっ！！」
「な・・に？」
「ずっと好きだから・・大好きだから・・な？」
「・・・わかってるよ。そんなこと。」
「また・・・会おうな！？絶対っ！！」
「うん。・・・・・夕日。沈んじゃう。」
＜あと 三十秒＞
「・・・・・・最後は笑って？ヨコシマ・・・少しの間、会えないだけだから。」
「・・・おまえもな・・・。」
――最後ノ笑顔―――
――最後ノキス―――
＜あと 二十秒＞
――最後ノ言葉ハ―――
「さよなら。私の大好きな人。
生まれ変わっても、大好きよ。」
＜ 四時 十五分 ＞
「・・・・・・・っルシオラ！！！ 」
―――平気ダ。 スグニ マタ会エルカラ 今ハ 泣コウ。
明日ニハ マタ イツモノ 俺ダカラ 今ダケ 泣コウ――
「
今までの
コメント：
- ・・・・・やばいです（涙）
コメントできない。るー (hazuki)
- くうううう・・・(号泣)
良かったです、感動したです・・・ (トシ)
- ルシオラ超最高 ＞＞ (日吉)
- ルシオラのこともっと書いてーーー (hotaru )
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