ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 2/18)

そしてー夢のなかに横島が居た時
おきぬが頬を染めてながらも眠っている横島の手当てをしていた。
確かにある重みや温かさにそこにある存在を嬉しく思いながら。
その手のひらから溢れる光がいつもよりも、温かく見えるのはなにかの錯覚だろうか?
そして、それをどこか不機嫌そうにそうに見る夏子。
どこかではなくおもいっきり不機嫌そうに眺めるシロ。
・・・・・・・どおやら、横島が「安心」しておきぬに寄りかかり「眠っている」というのが気に食わないらしい。
だが、気に食わないという理由でおきぬの治療をやめさせるわけにはいかない。
シロにしても、おきぬの事は大好きなのである。
・・・いやその相手が嫌いだったら・・・やめさせるのかと聞かれると返答に困るが。
夏子にしても嫉妬であいての女性に危害を加えるということはしない(するのならば横島本人である)
美神もどこか面白くなさそうである。
ゆうこはころころと楽しそうに笑いながら
「いいわねええ。忠夫は」
と言った。
本人に意識があったのならばどこがいいのか?と声を大にして言われる事であろう。
その言葉に夏子は困ったように笑った。
・・・・・・・・どないしよ。
と夏子は思う。
ここまでのことから、横島はかなりもてるらしい。
隣にいるシロと手当てをしているおきぬというこは横島に惚れている。
自分と視線が同じなのだ視界の中心いるのが同じなのだ。
分からないわけが無い。
美神も・・・多分惚れているのであろう。
この分だとあっち(東京)にはもっとこの馬鹿な鈍感に惚れているやつがいるであろう。
夏子はくらくらと眩暈を感じた。
夏子から見てもおきぬに美神それにシロ。
それぞれ個性的な魅力に溢れた人物である。(まあ個性的すぎる部分もあるが)
それぞれもてるだろうに・・・・その自分の思いにも気付かない鈍感がすきなのである。
それにこの様子からそれぞれが、横島になんらかの好意をもっているということを知っているであろう。
それでも・・・好きいうんか・・・
はあ。と
夏子は心の中でため息をつく。
これでも横島が転校してからの五年間それなりに自分を磨いてきたつもりである。
空手の道場にも通ったし(?)、料理も教えてもらった。
外見にしても・・昔はまったく気にもしてなかったのにあの時からファッション雑誌などで勉強もしたのである。
・・・・・・しかも自分は大阪・・他の人たちはみんな東京に居る挙句にいつでも合えるのだ。
自分は、次いつ逢えるのか分からないのだ。
ちらり
と視線を横島の方に向けると・・・
安心したように眠っているその姿。
・・・・・・・・・・・・・なんやむかつく。
これはまあ・・不当な怒りである。
だがしかし・・・これを責めれる人間がいるであろうか?
・・・・・いや居ないであろう(・・?)
・・・・・・・・・・・・ふ・ふふふふふ。
覚えとけよ横島ああ。
つづく
・・・・・・・・・夏子ふぁんから撲殺されそーなことしてんなあ自分

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