ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 2/17)

ー触れることは出来ない。
・・そう、笑いあえてもどんなに近くにいても触れそうなくらい近くにいても。
それは、もう「彼女」が自分の一部であるから。
・・「彼女」の想いはもう自分のように分かる事はできても、もうその思いを分かち合うことは出来ない。
なぜならばもう「彼女」の想いは自分の想いであるから。
そして彼女は笑う。
また・・別々に出会えると。
また幸せにしてと。
貴方と会えて幸せだったーと。
ゆっくりと自分は首を振る。
自分の一部である「彼女」には既に分かってると想う。
でも。それでも言葉にしなければならない想い。

お前に出会えて、幸せだったー。
苦しくてしんどくて悲しくてそれでも、忘れられないくらい傷をつけられた上に自分の中にとりこむことになって・・・・それでも幸せだったよ。だから、おれたちは幸運だったんだ逢えてお互い幸せだったんだ。


そしてまた自分も笑う。
「彼女」も笑う。
「彼女」は穏やかな顔のまま自分に触れるように重なる。
重なった部分から「彼女」は溶けるように自分の中へと入ってゆく。

完全に重なる前に伝わった思い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・大好き。
分かってはいたけれども、初めて言葉としてもらった「想い」。

どくん
と心臓が鳴った。

そして一人残される・・視界にはいるのは闇そして静寂。
居なくなった・・というべきか自分の中に入った「彼女」を想う。
多分これが本当の初恋だったのだろうと。
夏子とは別の意味で本気で惚れたのはこれが始めてなのだろうと。
ふと
自分は「彼女」に夢とはいえ出会えた理由に思い至る
どおやら先ほどの「記憶操作」の「呪」を破るのとゆうこの中にあった「欠片」を保つために使った霊力が限界近くというよりも限界をとっくに超えた状態であったの為
に自分の中の「彼女」がそれを補うために一時的に力を放出したのであろう。
・・・・そして夢の中とはいえ意識下の中で出会えたのだろうか・・?
なら感謝だな。
と想った。
伝えきれない言葉を少しだけとはいえ・・・いえたのだから。
つづく
・・・・・・・・思いつきで文章を書くのはやめませう(するとこうなります)

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