ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 2/11)

「あれ?どーしたんすか?」
と部屋に入るなり横島。
異常なまでに張り詰めた空気のなかのほほんという。
ずるずると歩くたびに音がするのはシロを引きずってあるいているためである。(夏子を撃退したのを誉めてからずっと嬉しそうに首にしがみついる)
そして後から夏子が来ていた。
「ううん。なんでもないわよ?忠夫こそどーしたの?」
とにこやかな笑みを崩さずゆうこ。
「あーおきぬちゃんにヒーリングしてもらおうと思って今の状態じゃ文珠もだせんしこのままじゃ夏子に殺されるからなー」
とちらりと夏子を見て横島。
「失礼なやつやなーこんなに手厚い看護してくれるのに」
にっこしとシロに気づかれないように足をふみつつ夏子。
シロは横島の首にはりついたまま動かない。
「その怪我の原因の大部分はおまえだろーが」
と夏子を睨みつけ横島。
大体今日び天狗投げを習得した女子高生なんぞこいつくらいなもんである。
「あいかわらず仲いいわねー♪」
と嬉しそうにゆうこ。
これのどこが仲がいいといえるのであろうか?
・・・・・・・この人の思考回路はやっぱりちょっと違う。
そしてゆうこはにっこりと極上の笑顔で美神に向かいー
「忠夫も疲れてるしー今日一日くらいゆっくりしても罰はあたらないと思うの」
と言った。
・・・・・・・怖い。はっきり言ってこれは怖い。
幼い頃同じようなメにあった横島が一瞬当時を思い出し無意識のうちに身体がこわばったくらいである。
「どうしたんでござるか?」
ひっついていたシロが不思議そうに横島を見る。
「・・・わかんねー」
と横島。
頭は・・というか記憶になくとも身体が覚えているというやつである。
夏子も覚えがあるのか無言である。
おきぬはただこの場の空気についていけず見守っている。
美神も表情こそ変えなかったが、これが最期通告(?)という事は分かった。
もしここで断ったら・・・・
十中八九笑顔で見送ってくれるだろう。
そして次の日には、警察が事務所にくるのは目に見えている。
だがしかしっここで負けるわけにはいかない!
自分とて、伊達に修羅場(何の?)をくぐってきたわけではないのだっ!
と美神が覚悟を決めて(?)口を開こうとしたその瞬間ー
「もし泊まって行ってくれたら、料金50パーセント増しに増やしちゃう♪」
とゆうこは笑顔での賜った。
次の瞬間美神が承諾の返事をしたのは言うまでもない。
・・・どおやら1割増しでは耐え切れないことも5割ましならオッケイらしい。
つづく。
・・・・・・・えっと・・・・・こんなんいいのかあ?

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa