ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 (mistake Pt.3 そして complete)


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/ 2/ 9)

今回は、今まで「ミステイク!」として扱ったわけを教えちゃおう!
実際には、こんなことでありました。


横島大樹 「よう、相変わらず元気してっか?」
横島忠夫 「お・・・おやじっ!いつ帰ってきたんだよっ!」
横島大樹 「いやぁーなに、また百合子と喧嘩してなぁ。
       とりあえず、息子の顔を見ようとして・・・おっ、このラベルの貼ってないの新しいビデオか?」

大樹は一本のビデオテープをつかむと、忠夫の最新購入のテレビデオに向かって
テープを挿入しようとばかりに近づく。

横島忠夫 「あっ、ちょっと待てよ。俺これから見ようとしてたんだぞ。」
横島大樹 「なら、いっしょに見るか?」

ガチャリ・・・と、音を立ててビデオテープがデッキの中に収納されていく。
そして、ツメの折れたテープに反応して自動的に再生された・・・・が、

横島大樹 「・・・・なんだ、このテープ何にも入っていないじゃないか。」
横島忠夫 「ん?何だあの光・・・・受信が悪いわけじゃなさそうだし・・・・・」
横島大樹 「だんだん大きくなってくるなぁ・・・・細胞分裂しているように・・・・」

ドグォーーン!
このテレビの中の爆発音にもかかわらず、現実に見たような危機感を覚えた。
そしてそのビデオの中の光景は、まるで、チューリップから花粉が出てくるような映像であるが・・・・
その時、部屋の外の天気が明るいはずなのに、最新式のテレビデオがジジ、ジジ・・・・っと唸りを上げ、
その直後に雷がプラズマがスパークするかのごとく、ばっぢぃーーんと落ちるや、黒雲が現れた。
そして、風景とテレビデオに写る映像が重なる・・・・

横島忠夫 「火山?」
横島大樹 「何だ、このばあさん。何を言ってるんだ。」
横島忠夫 「えーと、・・・・・『しょうもんばっかしとるとあんぎゃがくるぞ』??
       ・・・・・また場面が変わったな、今度はサイコロ?」
横島大樹 「・・・・なにか、この場面見覚えあるんだよな。えーと、もう40年近く前か?」
横島忠夫 「・・・・え?」
横島大樹 「6、3、4、1、2、2、3、4、1、3、4、4、5、6、
       ・・・・間違いない、あの時の映像だ。死津喪比女の子孫・・・志津子の超能力実験のときと同じサイコロの目だ。」
横島忠夫 「・・・・親父?」
横島大樹 「この映像を止めろーーーーーーーっっっっ!!!
       俺たちは、とんでもない世界に入るかも知れんぞ。」
横島忠夫 「・・・・ば、ばかな。停止を押しても・・・・電源コードを抜いても・・・・ビデオの電源がすぐに入るっっ!!」

山村貞子 「ふふっ、うふふふっっ・・・・・・!!!」
ビデオからは貞子の声が木霊してくる。
そして、黒雲から嵐が巻き起こり、窓も1cmすら空けていないのにカーテンがゆれる・・・・・!
すると、どこからともなく おぎゃあぁ、おぎゃあぁ と赤ん坊の声が聞こえる。
ここで再び、横島親子の二人は衝撃に駆られた。
画面の赤ん坊の姿とともに、二人とも赤ん坊を両手に抱いたようなイメージがテレパシーで伝わってくる。
ここで、MMRの3巻、そしてノストラダムスの予言を思い出す。
『ただ一人暗闇の中
 鉄格子に腰掛ける
 見ていると光が飛び出し
 ただ一つの真実を告げる・・・・』
と。

横島大樹 「・・・ふう、仕方ない。最後まで見ろってことかっ・・・・・!」
横島忠夫 「親父、オヤジっ!?」

大樹が、高山竜司と重なって見える。
いや、待てよ?
前世の高嶋・・・・島の高い山・・・・・まさか・・・・?
そのまさかだ。
高山は、あの陰陽道師の子孫として、現在に親戚として君臨している確立は・・・・きわめて高い。
そして、志津子は、役小角(エンノオヅノ)を見つけ出している。
テレビデオの画面に顔を戻そうとするが、その刹那、忠夫は珍しいものを見た。
オヤジ・大樹の涙・・・・。

横島忠夫 「オヤジ・・・!」
横島大樹 「いいから続きを見ろっ!貞子の最高の能力をよ・・・・・・!!」
横島忠夫 「・・・・インチキ、詐欺師などの声が飛び交っているような・・・・」
横島大樹 「そうだ、死津喪貞子が自らそうさせたんだ。見ろ。」
横島忠夫 「・・・・100回やったうちの全部を外す・・・・確立から言うと、極めて0に近い・・・サイミッシングか。」
横島大樹 「そうだ。これは志津子のマスコミに対する恐れ・・・そして死津喪貞子の能力が組み合わされた結果だ。
       初めに志津子が俺の元に来りゃ、各教授やマスコミたちから非難を浴びず、ゴーストスイーパーとしてやっていけたんだぞ。」
横島忠夫 「ゴーストスイーパー!まさかオヤジも?」
横島大樹 「アタボウよ、ナルニアの唯一のGS免許所持者にしてナルニア支部を作り上げたのも俺だ。」
横島忠夫 「それよりも、ラストだ。」

忠夫は、親父のGS免許をはっきりと見ると、納得していた。
ビデオは終わりに近づいていた。
貞子の目線で『あんぎゃかくるぞ』なる言葉とともにモノクロであの婆さんが少しの間現れ、
次に突然、息を切らした見知らぬ男性が声にならない悲鳴をあげる。
男の右肩からは、貞子が噛んだものと思われる傷跡が示され、血がにじんでいた。
その者は、なんか画面を押すように近づいてくると、今度はこちらからすぐに画面から押されるよう、
二人は圧迫感を覚えた。
そして、何やら硬い塊が眼前に落ちてくる・・・・。
その後すぐ、画面は井戸の周りの風景となると、空を見上げる。
そこには、夜の満月が姿をあらわした・・・・。
それだけではなかった。
ビデオの中では、井戸から貞子の体が這い上がってきて、画面からこちらに近づいてきて・・・・・
・・・・・・・・・!!!!!!!!!!
テレビデオの枠をつかむように、じゃなくて画面から現実界に手が現れた。
そしてテレビデオの中から手を寄せて這い出てきたっっ!!!

山村貞子 「見つけ・・・・た・・・・!あたしの・・・・・・子供・・・・・!!」
横島忠夫 「さ、さ、さささ・・・・貞子おおぉぉっ・・!」
横島大樹 「貞子さんですね?」

大樹はおとなしく、冷静に貞子を見つめる・・・。
そして、横島大樹の顔からは、ほろりと涙がたれる。
志津子の子供から、あまりにかわいそうな人生を歩んだことを読み取れたのだろう。
だが、死津喪貞子の気持ちはそんなものではない。
彼女は、唯一の両性具有・・・睾丸性女性化症候群・・・であることに、誰からもまともに付き合ってもらえなかったことを
横島親子に今まさにぶつけようとしたが・・・・・横島親子のとった行動は・・・・

横島大樹 「俺たちは、歴史の中でも陰陽道師の血を引く由緒正しきものたちだ。」
横島忠夫 「つまり、そなたが望むことならやってやるぞ。」
山村貞子 「・・・誰であろうと、まともに付き合うつもりなどないのだろうっ?」

そういって、横島親子を押し倒し、首をしめようとするが・・・・相手にしたのが横島親子だけに運が悪かった。
こうして、横島親子と貞子の大格闘になり、30数分後・・・・・

横島忠夫 「とどめだ、倒れろっ!」

と、文殊を出したが、あまりに色っぽい姿に惑わされて間違えて『押』『倒』としてしまい、貞子を押し倒してしまった。

横島大樹 「忠夫〜〜〜、おまえ正気か〜〜〜〜〜?」
横島忠夫 「・・・間違えたんだよ。行為なんかしないんだから安心し・・・・しまった。」

あまりに色っぽい姿に、またも騙され、『行』『為』としてしまい・・・・文殊の効果の切れる10分後・・・
貞子が望んでいたことが果たされてしまい、この世から呪いが消えてしまった。
つまり、貞子は『肉親以外とのただ単なる行為をしたかった』だけであり、この真実は闇となる。
おキヌちゃんにもしも知られたら、一生の不覚だ。
というわけで、mistake Pt.1〜2と続くのだ・・・・・・!!!

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