ザ・グレート・展開予測ショー

【リレー小説】『極楽大作戦・タダオの結婚前夜』(5)


投稿者名:ツナさん
投稿日時:(01/ 2/ 6)

 ブライダルショップの中。
 基本的に『現在』と変わりないが、奥のフロアには大型の液晶ビジョンが置かれており、コンピューターでシュミレートした映像を確認できたりするサービスをするようになっていた。
横島はその画面にじいっと見入りながら、係員と細部の最終確認をしている。
「ああん、ここからじゃあんまり見えないわ」
美神たちはその姿をロビーから遠巻きに見ている。
「ああ、神式でやるみたいなのね」
ヒャクメが千里眼で画面を見ながら言う。
「ああ、相変わらず金がないのね横島君」
「え、なんででそう思うんですか?」
おキヌちゃんが不思議そうに尋ねる。
「神式が一番金がかからないのよ。ってそんなことより相手は誰?ヒャクメ?」
「人の顔はみんなのっぺら坊なのね。でも披露宴は結構盛大にやるつもりみたいなのね」
「へぇ。そんなに友達いたっけあいつ」
「ああ見えて結構いるでしょう、横島さん善い人だから」
「馬鹿で助平なだけじゃない」
「でもそんな人が好きなんて、難儀なのね。二人とも」
『ほっといてよ(ください)』
ヒャクメの何気な一言に、二人は顔を赤くしてにらみつけた。
「ごめんなのね」
勢いに押されてたじろぐヒャクメ。
「あ、横島君がこっち来るのね!」
「そんなことどうでも・・・あ、こほん。でさぁ彼ってとってもかっこいいのよ?(話し合わせて)」
横島が近づいてきたのを見た美神が気転を利かせて声色を変えて話し始める。
「え、そうなの、で式はいつになるの?」
「ん、えとね、8月かな」
「楽しみなのね」
なんとなくぎこちない。
「何だ彼女たち・・・?」
横島はちらりと三人の姿を見て変な人たちだとは思ったが美神たちとは気付いてない。
それ以上詮索するでもなく、横を通り過ぎていく。

「よかった、ばれてないわ」
横島が通り過ぎるのをまってほっと一息つく三人。
「さ、いくのね」
「次はどこへ行くんでしょうね?」

続く 

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