ザ・グレート・展開予測ショー

さよなら大好きな人!!(その12)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 2/ 4)

二人は別荘に戻ってきて、ちょっととまどっていた。
 (や・・や、やっぱり夜が来てしまった――――っ!!)
 (・・やっぱり・・・・どうしよう?!前は私自分からあんな・・
 あんなこと・・言っちゃったのに!?)
 (落ち着け俺!!・・・ああいざとなると・・・・。)
そういえばベスパの手紙を読んでないと思ったルシオラは、封筒
を開けた。
 「!!!!!」
 「手紙なんて書いてあったルシオラ?」
緊張しながらもルシオラに話しかけた。
 「う・・うん普通に・・ね?」
その手紙の内容――――→「ルシオラへ  ヤっちまえ。  ベスパより」
・・・・どう見ても普通じゃない手紙だった。
 (なんでこんな手紙よこすのよベスパ・・・。)
沈黙が続いた。
 「・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・」
それでも時計の針は刻々と時を刻む――それに二人は気がついた。
 (今夜しかないんだよなあ・・・・。)
 (今夜だけなのよねえ・・・・。)
   ――後悔は したくない。
         
   ――今しか 会えない。

こんな寂しい気持ちが、お互いにあった。  でも言わなかった。
ルシオラの心にあった言葉を言った。
 「・・・「好き」「大好き」「愛してる」」
横島は驚いた。というかテレた。
 「!?・・・・・なんでいきなり!?」
 「・・・私はヨコシマに会うために来たの。会って、絶対言いたかった
 のがこの三つ・・・・好き。」
            一回目のキス
 「大好き」
            二回目
 「最後のひとつは?ヨコシマ。」
 「愛してる」
            三回目
 「私も愛してる。」
 


 ―――夜。まだ暗いころ、ふと横島は目が覚めた。
        空には  月 と 星
    満月も 満天の星も 夜空でとても輝いていたが
    彼にとって一番輝いて見えたのは、
             彼に抱かれて眠った 蛍(ルシオラ)だった―――

      ――真夜中の二時十五分  あと十三時間――



久しぶりすぎのARSENALです。こんちにちにゃ。英検たぶん・・・落ちた・・。



 






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