ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 2/ 3)

「いてててててててててええええって」
と、応接間に響き渡る悲鳴。
もちろんこの声の主は横島である。
体中の至る所に白い包帯が巻かれてある。
巻いているのは夏子。(最初シロが巻こうとしたのだがどうにもこうにも巻く・・というよりもくるんでるという感じなので見かねた夏子が巻いている)
ちなみにおきぬと美神はゆうこと別室で話している。
「男やろ?それくらいでがたがた言うな」
とくるくると器用に包帯を巻きつつ夏子。
「あんなーお前らがこれやったんだろうがっ」
憮然とした表情で横島。
「そうでござるっ」
横島の横にぴったりと座っているシロが意気込んだように言う。
「・・・・お前もだろ?」
とこの上も無く冷たい声で横島。
はっきりいって今回はなんでしばかれたか全然理解できてないのだ。
しかも美神だけでも一杯一杯なのにその上夏子にシロまで・・・・・
今回は綺麗な河と花畑(=三途の川)が見えたくらいである。
我ながらよく生きていたもんだと思う。
しかも気がついてみれば美神はつき物がおちたかのように爽やかにおきぬと話してるし夏子はゆうこと格闘技の技について語ってる。
で、いちおうシロは自分手当てをしようとしているらしかったが・・・・・
体中にはこーフランケンかなにかのように包帯が巻かれてある・・しかも傷薬もなにも塗っておらずただ、包帯が巻いてあるだけ・・・・・
これが嫌がらせじゃなくてなんであろうか?
「す・・すまないでござる」
と横島の声にしゅんとシッポをたれ下げシロ。
その目にはうるうると涙がにじんでいる。
(あ・・・ちょっといいすぎたか)
とシロの泣き顔を見てそんなことを思った次の瞬間
べしいいっ
と夏子の拳骨が横島の頭に落ちた。
「ってえええええええっあにすんだよ!」
と包帯を巻いてる夏子を見上げ横島。
「おんなのコ泣かすなっ男やろ。」
と夏子。
「けが人殴んのはいいんか?」
と横島。
「横島やったらいいんや殺しても死なへんから」
当然のことのように夏子。
思わず頷きそうになるシロだった。
つづく。
・・・ひさしぶりだあ

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