ザ・グレート・展開予測ショー

世界トーナメント(5)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 1/28)

試合開始の合図で美神は飛影に神通鞭で殴りかかる
飛影は避けない
「もらったぁぁ!!」
飛影の体が引き裂かれる
が、ニヤリと不気味な笑みを浮かべる
「くくく・・・残像だ・・・」
いつの間にか美神の後ろに飛影が回り込んでいた
美神は飛影が残した残像を攻撃したのだ
「なっ!?」
振り返るがもう遅い
美神の背中が切れ味の良さそうな刀でズバッとやられる
「あー!!銃刀法違反!!」
「横島さん、ここではそんな法律どうでもいいんじゃ・・・」
おキヌ苦笑
「くっ・・・」
美神の背中から血がぼたぼた落ちる
すると飛影はなにやら手に霊気を集中しだした
そして
「邪王炎殺連獄掌!!」(漢字わかりません)
美神に無数のパンチが叩き込まれる
攻撃がやむともう美神はフラフラだ
「・・・・くだらん・・・」
すると今度は刀に霊気を集中する
「邪王炎殺剣!!」
緑色の霊剣が出現し美神に切りかかった
「くっ!!」
美神は神通棍で受け止める
「はあああっ!!」
気合を入れ飛影を吹き飛ばす
「くっ!?」
飛影はよろめくがすぐに体制を立て直す
「この!!」
美神はそのスキを狙って飛影に神通棍を神通鞭に変え殴りかかる
「ちっ!!」
飛影は刀で対抗する
鞭と刀が打ち合ってカィンという独特の音を立てている
「おーっと!!両者ともこれは凄い!!」
と実況者
「どうなるんでしょうかね横島さん」
「さあ・・・わからんが美神さんの方が怪我もしてるしぶが悪いな」
そのとき
ブシャという鈍い音が聞こえた
「ぐう!!」
飛影の体から血が噴出す
「ほほほ、もう降参?ていうか降参しなさいよ」
あんたさっきまでおされていなかったか?
「くうう!!なめやがって・・・」
そういうと飛影は右腕の包帯を外した
「殺す」
そして額に目が出現する
「な、何!?この凄い霊気は!?」
美神は飛影の放つ霊波で少しづつ後ろに下がっていく
「おーっと出たーーーーー!!!!飛影選手の奥義!!」
実況者うるさいぞ
「な、なんなんですかオウギって!?」
「・・・・・・・あのね奥義ってのはねその人の・・・一番強い技の事なんだ」
「・・・なんか呆れてません?」
「そ、そんなこと無いよ!!」
と弁解する横島
「くくく・・・もうおまえは殺す、おまえは見ているだけで腹が立つ、」
そしてにやりと笑う
「イライラして制御できねえ、覚悟しろ!!」
そして飛影の周りに黒い色の妖気が渦巻いている
美神は構える
「行くぜ!!」
飛影は自分の右手を左手で支え美神の方に向ける
「邪王炎殺黒竜波ぁぁぁぁぁあああああっ!!!!」
飛影の手から巨大な黒竜が放たれる!!
「な!?」
美神はすぐに悟った
これを受けるとただじゃすまないと
「くっ!!」
美神は間一髪で避けるが
「!!、しまった!!」
後ろに横島達がいる事に気付いた
「いけない!!横島君たち!!逃げて!!」
黒竜波は横島達の方に向かっていた
シロとタマモは直感的にその場から瞬時に離れ幸いにもここら辺には観客が居なかったが人間のおキヌと横島はそうはいかなかった
「横島さん!!」
「くそっ!!」
もう黒竜波が目前まで迫っている
横島のやる事はもうこれしかないと思った
がばっとおキヌを抱きしめ背中に文殊で結界を作る
「横島さん!?」
「おキヌちゃん動くなよ!!」
そして黒竜波が横島に激突する
「ぐうううううう!!!!」
結界がたえられなく、砕けてしまった
「がああああ!!!!!」
横島はもろに黒竜波を浴びた
だがかばわれているおキヌは横島がもう1つ作った結界と横島の体で危害は無かった
「横島さん!!横島さん!!」
おキヌは必死に呼びかけるが横島は歯を食いしばって目をつぶったままだ
そして黒竜が消える
そこに残ったのは背中が黒焦げになり肉がえぐれ骨が少し見えている横島とそれに抱きかかえられているおキヌだった
「・・・・・・・・・・おキヌちゃん?」
「横島さん!?大丈夫ですか!?」
「ああ・・・それよりおキヌちゃんは?」
「私は大丈夫です」
「そうか・・・よかった・・・」
そういう横島は横にどさっと倒れた
「ちょっと横島さん!!」
おキヌが横島の上半身だけ持ち上げる
「・・・・・・・・」
その様子を見た美神はなにやら肩がワナワナと震えていた
「ちっ外したか!!」
飛影は一回だけしか撃てなかった
「殺す・・・」
美神の神通鞭が鎖鎌のような形になる
「殺す・・・」
そしてそれを投げる
「ふんっ!!そんな攻撃など」
飛影はかわしたが
「がっ!?」
かわしたはずなのに背中に鎌が突き刺さった
「何故だ・・・?」
そしてその鎌がぬけたかと思うとまた切りかかってきた
美神は腕で動かしているのではなく意志で動かしているのだ
だから自分が思ったところにそれが行く
反則的な技である
「うがっ!!」
飛影の体が容赦ない鎖鎌に切り刻まれていく
「バ・・・カ・・・な・・・」
ドサッ
飛影はその場に倒れ込んだ
「横島君の仇よ!!」
そういうが
「あのー勝手に殺さんでください」
横島は普通の表情で苦笑していた
「な!?」
「おキヌちゃんが俺の持っていた文殊に回復の文字を入れたら普段俺が使うより効果が増してケガも治ったんですよ」
はははといって
「おキヌちゃんヒーリング使えるからですかね?」
「でも良かったですね横島さん!!」
「おう!!おキヌちゃんのおかげさ!!」
横島はおキヌの肩に手を乗せ自分の体に引き寄せる
「それより美神さん俺の仇とってくれたんですね?」
そういうと神通棍が横島の顔にめり込む
「やかましい!!」
言葉は怒っているが顔は真っ赤だ
「勝者美神!!」
そして美神と飛影の戦いは幕を閉じた








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