さよなら大好きな人!!(その11)
投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 1/25)
ふたりは別荘に帰る途中だった。
「ヨコシマ。やっぱりもう帰るわよね?」
「もう真っ暗だしな。どっか行きたいのか?」
「え、ううん・・・。」
口ではそう言っていても何か言いたそうだった。横島はカンで
言ってみた。
「・・・海行く?」
「・・っ!どうしてわかったの?」
「なんとなく。」
横島のカンは見事に当たった。ルシオラは少し笑って、横島に
聞こえないくらい小さな声で言った。
(やっぱり私の大好きな人だわ。・・・
――夜の海、明日はもう見れないから)
<海岸>
「ん―――っ!!海っ!」
「俺も来るの久しぶりかも。」
夜の海岸はもう真っ暗で誰もいなかった。
「ねえ、泳げないかしら・・・」
「夜だしなぁ。溺れても大変だし?」
「溺れるほど私は弱い女じゃないわよ?」
足だけしか水に入らないくらい浅い所にふたりは行った。
手をつないで話した。
「ヨコシマ。さっきの話だけど私絶対に溺れないわ。」
「わかってる。おまえはそんな女じゃないから。」
「でもね、もしも私が溺れてもね、平気なのよ?」
「なんで?」
――暗い海 もうお互いの顔もよく見えない――
――それでもルシオラは笑って――
「・・・絶対にね、ヨコシマは助けてくれるから。」
横島はすごくうれしかった
ルシオラが好きだった
言葉ではあらわせないこの気持ち
どうやって伝えていいかわからなかった
だから 抱きしめた。
横島にある思いがよぎった。
――八時三十分 あと十九時間四十五分――
ごめんなさい。本っっ当にごめんなさい!!!遅すぎです!!
話変えますけど、もしかして今度東京タワー行けるかもなんです!!!
行ったことないんです!!うれし――よぉっっ!!!・・・個人的な話でした。
今までの
コメント:
- ルシオラ・・・いいなぁ・・・。
やっぱルシオラですね、うん。
東京タワーですかあ、ちっちゃい頃いったことだけは覚えてるけど、もう記憶も朧だなぁ。ルシの記念碑的場所ですものね、楽しんできてください。
ではっ! (四季)
- いいっすこれすきですっ!
・・て東京タワーいいなー(いったことないらしい) (hazuki)
- どうなるのでしょうか!!
マジでいいです!!
続きが気になるッす!! (トシ)
- 東京タワーですか! もうこーなったら思い出の場所を確認すべく柵を越えて(危険です)。 (Iholi)
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