ザ・グレート・展開予測ショー

ユリ子再び(7)

投稿者名：トシ
投稿日時：(01/ 1/23)

横島は文殊で少年を吹き飛ばした
そしてよろめいている斎藤を横島と美神とおキヌが取り囲む
ユリ子は別の場所で非難している
「美神さん・・・あいつの目を見たらダメですよ？」
「・・・わかった」
すると美神は一瞬で神通棍を出し斎藤に飛び掛った
「・・・・・・・」
がしかし斎藤はいとも簡単に受け止めると美神を睨む
「うっ！？」
美神の動きが止まる
「くっ・・・くそっ！！」
横島が斎藤に霊波刀で切りかかるが交わされ振り向いた時に目が合った
「しまっ！！」
遅かった
横島の動きが止まる
「畜生！！」
それから斎藤はおキヌに一瞬で近づいた
「あっ！！」
おキヌもワンテンポ遅かった
前髪を持ち上げられ斎藤に無理矢理目を見られた
「！！」
おキヌも止まった
それから斎藤はユリ子の方を見る
「逃げろユリ子ちゃん！！」
と横島は叫ぶがユリ子は恐怖心からか斎藤の力か動けなくなっていた
「あ・・・あ・・・」
斎藤はどんどん近づいてくる
そして斎藤はユリ子の腹部に手を当てた
次の瞬間
ボシュっという鈍い音がしたかと思うとユリ子の背中から血が吹き出る
そしてユリ子は地面に倒れた
「ユリ子ちゃん・・・？」
横島は愕然とする
「・・・・・・・」
横島の目から涙が落ちる
「このやろぉぉぉおおおお！！！」
横島は叫ぶと共に全霊力を解放した
横島の体を中心に霊波が渦をまいている
やがて霊波が斎藤を飲み込み
消滅させた
「ユリ子ちゃん！！」
横島がユリ子の体を抱き起こした
「しっかりしろ！！」
体を揺さぶるが反応がない
呼吸をしていない
心臓が止まっている
瞳孔も開いたまま
「文殊！！」
横島は文殊に「回復」の念を込めユリ子の体に当てるが
「・・・・・・・」
ユリ子の体が回復しない
「なんでだよお！！文殊！！文殊！！文殊！！文殊！！」
横島は何回も文殊でユリ子の体を癒そうとするが
効果がない
「文殊！！文殊！！・・・・・くそうっ！！」
その時美神が声をかける
「横島くん・・・ユリ子ちゃんはもう生き返らないわ」
「何で！？何でだよ！？」
「もう霊能力者じゃない人間でこんなに致命傷を受けたら文殊では回復できないわ・・・・・・・・・・・・回復力が足りない」
「じゃあ救急車を！！」
「無駄よ・・・もうあの時点で即死だわ」
美神は言うが
「なんでそんなにすぐ諦めれるんだよ！？もしかしたら息を吹き返すかも・・・」
横島は美神の胸倉をつかむ
「もうやめてください横島さん・・・」
おキヌが涙を流しながら言う
「もうやめてください・・・」
とおキヌ
「・・・・」
横島は美神を放し地面を殴りつけた
「ちくしょーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！」
何回も何回も手から血が流れるまで地面を殴りつけた

今までの

賛成：5
反対：0

コメント：

次回は題名が変わる予定です (トシ)
アホや俺・・・
間違って賛成ボタン押してるし (トシ)
そういえばここのページってネタバレ禁止なんすか？ (トシ)
･･･ゆり子ちゃんさやうなら・・・。結構はまってます。
ねたばれ？気にしない気にしない。と、思ふ。 (ツナさん・ざ・わかっていってるのか)
・・・痛いです、
なんか痛いです（あう）
・・ねたばれ？いやそんなんいいんじゃ・・
いや・・・ここにしてる人間いるし (hazuki)
もう単行本は全巻出ているんだし、ネタバレは気にしなくても構わないでしょう。
それはそうと……なんか凄い事になってしまいましたね。
結局、斎藤の目的などは分からず終いですが、お話自体は続くようなので、次回に期待しています。 (Iholi)
ぐふう。
　痛い現実ですね。
　失わないと分かんないなんて寂し過ぎますが、本当に失ってみないと分らないんだろうな、とも思うし。
　次回を待ちます。 (四季)

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