ザ・グレート・展開予測ショー

過去独白。(マーロウ、美神親子を語る)その1


投稿者名:トンプソン
投稿日時:(01/ 1/20)

俺は、仮面を来た男の実験動物だったらしいが、ペット扱いだったよ。
その日、奴は・・公彦って奴は俺に別れを言った。
コイツは、所謂テレパスって奴でなコイツと付き合った所為か俺も知能を持ったのさ。
「マーロウ。俺はこれからフィールド・ワークへ行く、じゃあな」
そういって普段学食の残り物しか出さないのに、上等な肉を置いていきやがったのさ。
だがよ、次の日ちゃっかり教室へ帰ってきたんだよ。しかも女連れでさ。
何時も暗く無口な奴がすんげぇ、明るいんだ。
「あはは、マーロウ、F・ワークは延期になったよ、それより、紹介するよ」
「こんにちわ。あたしが、公彦さんの妻になる美智恵でーす」
「ははは。結婚する事にしたんだ」
驚いたね〜、人を寄せ付けることの出来ない病気持ちが可愛いカミさんだなんて。
俺は公彦のヤロウが彼女の弱みを握ったのかと思ったが、そうじゃなかったな。
・・・おいおい、何妖しい匂いだしてんだ?二人とも。公彦は鍵をかけて・・・。
あらー、この娘洋服脱ぎ出したよ。おいおい、人間てのは何時でも発情期だからな。
だが、それは俺が霊能に目覚めた瞬間だ。彼女の背中から何か俺に向かって来たんだ。
チューブラー・ベルって奴の残骸が俺にくっつこうとしてよ、吠えてやったら、
あっさり御陀仏さ、その残骸を食ったんだよ。そしてら霊力が出たって訳さ。
そんな事にも気付かず二人は交尾の真っ最中だったぜ。

俺は二人と一緒にすんげぇ田舎に連れてかれた。街の奴らが全く違う言葉で苦労したぜ。
有る時さ、彼女と散歩の途中で土地の魔物が彼女にに襲い掛かってきたんだ。
「・・イヤな気配がするわねぇ其処だ?、しかし、私を美神美智恵と知っての所業か」
「ワンワンワン」
「何処だって、お前に言っても無駄ね」
いや、無駄じゃないさ。
「やれやれ、あたしに狙いを定めたのね」
俺は嗅覚が勝れているから、敵の居場所は全部解ってたがよ彼女はあさっての方向さ。
「さてさて、何処から来る事やら」
仕方ない、俺は敵のいる方向へ遠吠え攻撃さだ。それに気付いてよ、
「・・!!マーロウ、其処か!!」
流石だよ、一発でダウンだったからな。そして彼女は気付いたんだ。俺の特異性を。
「ねぇ、マーロウ。ふざけないでね」
「ワン」
「あたしの言ってる事が解るのなら、お手、御代わり・・じゃ面白くないから」
何?面白くない??何をさせるんだ?指を顎に当てて考えている。
「ピンクレディーのUFOの踊り!!次はペッパー警部!!」
くっ、普通の犬でいたかったが、もぉ、ばれたも同然だ、それに俺もあれは好きだ。
犬としては巧く踊ったぞ!、犬としてはな・・。笑われたがよ。
「やっぱり、あんた霊能力を持った犬なのね。へぇ、ウチの旦那も偉い犬持ったわねぇ」
その後、俺は彼女からGSとやらの説明を受けて、アシスタントになったのさ。
ちょっとしてからGSとやらは、休業状態になった。彼女の腹が出っ張ったのさ。
そうだろうよ、毎日プロレスごっこをやればな。だが彼女を狙う輩は消えた訳じゃない。
日に日に動けなくなる彼女を霊的にサポートするのは俺の役目になった。良くやったよ。
それから、珠のような女の子・・しかし、どこが丸いんだ?が産まれた。
お嬢ちゃんだよ。令子って名前つけたらしいな。


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過去独白の二弾目は、マーロウの目から美神親子、
ちょっとキワドイ文もありました。どうでしょうか?
特に子供の頃の令子ちゃんを書いてみたいと思います。
・・・にしても、私のやり方って基本的には過去の事だなぁ・・・・・

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