さよなら大好きな人!!(その10)
投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 1/18)
―― おいしい? ――
―― メチャクチャうまい。 ――
―― ありがと。 ――
―― これ食ったら東京タワー行こう。 ――
―― ・・・そうね。 ――
<東京タワー>
「きれいねえ。もう一度この景色どうしても見たかったの!」
「・・・ルシオラなんかほしいモノある?」
ルシオラは少し考えてこう答えた。
「何か思い出になるもの・・・ひとつでいいの。」
「・・・・指輪・・とか?」
「うん。・・・じゃあ指輪ね!」
「でも高いのとか買えないしなぁ・・・」
「・・・・文珠でなんとかならないかしら・・・」
横島とルシオラの考えにより文珠で指輪を(作れるのかな。)・・
作ることにした。まず「銀」を出して(いいのかな。)「輪」を出
して(ほんとにいいのかな。)「指」を出して(いや、指出しちゃ
いけないでしょ。)・・・という具合に指輪を作り出した。(?)
この作業はすべてタワーのあの場所にて行われた。
「さて指輪完成したっポイけど妙にシンプルすぎかな・・」
「いいわよ!」
ルシオラの左手に指輪がはめられた。
「・・・ヨコシマこれって何指輪?」
「は?文珠指輪。」
「だって婚約指輪とか結婚指輪とかあるじゃない・・。」
「・・・・じゃあ・・「恋愛指輪」は?」
「そんなのあるの?・・・・・まあいいわ!気に入ったわこの指輪。」
「・・・そろそろ帰るか。」
「もう真っ暗ね。・・・・・・ヨコシマ!言うの忘れてた!」
「何?」
ルシオラは横島の前に来て、手を握って、笑顔で言った。
「・・・「ありがとう」!!」
それを聞いて横島もひとつ思い出した。
「俺もひとつ思い出した。」
「え?」
ルシオラの手を引きゆっくりと口付けた。
「誓いのキス。」
―― 七時四十五分 あと二十時間三十分 ――
遅い!!遅すぎる!!!計算苦手すぎなんで間違ってたら
どんどん教えてください!!!
今までの
コメント:
- いやーらぶー♪
・・読んでるとこっちも照れるなあ(笑)。
・・でも最期の時間表示(?)がやっぱ悲しいっす (hazuki)
- もちろん賛成っす (hazuki)
- あー、ぐはー、誓いのキスー(赤面
なんか、二人とも初々しくてかわいーです。
一日の逢瀬に何を思っているのかな。
でも、心がめげてないのが素敵。 (四季)
- いいっすねえ・・・
いいっすよ!!
もうこの2人はラブですね(?) (トシ)
- 横島の奴、ガラにも無くなんてことを(笑)。
はっ……さあて、お楽しみの夜が来たぞ、横島君(ニヤリ)。 (Iholi)
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