ザ・グレート・展開予測ショー

ユリ子再び(2)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 1/17)

事務室に行く途中おキヌが先頭で横島、ユリ子の順に一列になっている
やがて事務室の前、おキヌがドアを開ける
そして三人は事務室に入る
「おはよーっす!!」
横島元気に挨拶
「あら横島君、仕事はいってっるわよ」
と美神はいつものように横島に仕事のスケジュールを見せようとするが
「・・・・・・・?、あなたは?」
ユリ子に気付いた
「あ、私ユリ子っていいます、前に死神から助けてもらった・・・」
「あー!!あの時のね!!」
美神は横島とおキヌ同様すぐに気付いた
「で?何の用かしら?」
いきなり本題に入る
「それが・・・」
それから美神に三人とも座らさらて話し合いになった
「私、困ってるんです」
「何が?」
「最近なんか夜の帰り道とかにつけられてるような気がするんです」
すると美神はしばらく黙り込むとはあ〜〜〜と溜息をつき腕を組んだ
「あのね?ここはそういうのは取り扱ってないの、他を当たってくれる?」
「いえ!!違うんです!!」
ユリ子は必死で否定する
「つけられてるっていっても何か・・・」
「悪霊だっていいたいの?」
「はい・・・」
と美神はまた溜息をついた
「でも気がするだけでしょ?」
「え・・・いや・・・あの・・・その・・・」
ユリ子は言葉に詰まる
「じゃあ他を当たって」
冷たく言葉を返す
「・・・・・・・・・・・・・・・・・わかりました」
ユリ子は椅子から立ち上がるとドアから出て行った
「ちょ、ユリ子ちゃん!!」
横島はユリ子を追いかける
「・・・・・・・・・・・・いいんですか美神さん」
「・・・いいのよ」
美神は仕事にうつった
その頃横島は
「待ってよ!!」
ドアを開け帰りかけているユリ子を呼び止める
ユリ子はドアの二メートル先の所で立ち止まる
「なんですか?」
ユリ子は振り向く
「あ、その・・・すまんな」
「何であなたが謝るんですか?」
ユリ子はふふっと微笑する
「いや・・・でも・・・」
「別にいいんですよ、どーせ私の勘違いですから・・・」
とそこまでいうと横島は真剣な顔になる
「・・・・・・いや・・・多分勘違いなんかじゃねえぜ?」
「?」
「何か嫌な予感がするんだ」
「嫌な・・・予感・・・?」
「そう」
それからしばらくの沈黙が流れる
「・・・・・・・でも美神さんはダメっていってるし他のGSの人は何処にいるかわからないし」
ユリ子は下を向き溜息をつく
「なあユリ子ちゃん」
と横島
ユリ子は、ん?と言った感じで横島を見上げる
「俺でよかったら力になるよ」
と横島の一言
「え?」
ユリ子はこの横島の発言に心臓が高鳴った
「な?俺こう見えても一応GSだしさっ!!」
「え・・・でも」
「心配すんなって!!必ずユリ子ちゃんの悩み解消してあげるって!!」
するとユリ子は顔を真っ赤にし
「じゃ、じゃあお願いします!!」
笑顔で答えた
「じゃあちょっとまってて」
というと横島は事務所内に入り事務室まで走った
「美神さん!!」
横島はドアを開け美神を呼ぶ
「何?」
「俺今日はもう帰ります」
「何で?」
「え・・・それは・・・」
「なんなの!?」
「えー・・・ユリ子ちゃんの相談相手になるから・・・」
とそこまでいうと横島は神通棍でしばかれた
「なーんですって!!あんたたかが相談で仕事サボる気!?」
「いやでも本当にユリ子ちゃんかわいそうですよ!!」
「確かに私もそう思います」
おキヌも同意見
「だから・・・」
「あんたまさか除霊しようとか思ってないでしょうね?」
美神鋭い
「え・・・それは・・・」
「まああんたがそんなことし様が私には関係ないわ・・・勝手にしなさい」
美神の以外な言葉に横島は驚く
「あ、ありがとうございます!!」
というと横島は部屋から出て行った
「・・・・・・・美神さん・・・いいんですか?」
おキヌは不思議そうな顔で見る
「まあいいんじゃないの?あいつももう子供じゃないんだし、1人でも大丈夫よ」
と美神
「あ!!もしかして最初からそのつもりで―」
「ち!!違うわよ!!だいたいアイツが1人で助けるなんて思ってなかったからね!!」
「でも横島さんが行かなくてもユリ子ちゃんは助けるつもりだったんですよね?」
とおキヌは微笑する
「・・・まあね」
それからしばらく沈黙の後
「ああああああああああああ!!!!!!」
美神がいきなり叫んだ
「な!!なんなんですか!?」
「ユリ子ちゃん確か夜の帰り道とかいってなかった!?」
「い、いってましたけど・・・」
「ていう事はあいつ夜に待ち合わせとか言ってユリ子ちゃんを自分の家に呼んで・・・・・・・・・・・・・・・・・」
と美神、何1人で妄想してんだ?
「・・・・・・・・・!!」
おキヌは口を開けてしまったといわんばかりの顔をしていた
多分横島のやることは1つ・・・とこの2人は考えていた
いくらなんでも横島がそんなことするはずないのに
===続く===

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