ザ・グレート・展開予測ショー

ユリ子再び(1)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 1/16)

いつものように横島は事務所に向かっていた
「あー・・・しんどー」
と腰をひねりボキボキと鳴らしていた
そして事務所のドアの前まで来たのだが
「ん!?」
横島の視界にドアの前で立っていた1人の少女が
髪は肩よりちょっと下ぐらいまであり黒髪で綺麗な髪だった
スタイルもよくスリーサイズは美神とおキヌの中間ぐらいだろう
こんな少女を見つけて横島のする事は1つ
「やあやあ僕横島!!何しに来たの!?僕ここの従業員だけど何かできることがあったら・・・・・・・・・・・・・・」
とここまで言うと横島のナンパは止まった
「あ、あのー・・・」
その少女が振り返るとその姿は非常におキヌに似ていたのだ
「・・・・・・・・おキヌ・・・・・・ちゃん?」
横島はその少女を見た瞬間おキヌだと思ったのだが良く見てみると違うのだ
何処となく大人っぽい
横島から見たおキヌは可愛いが色気はない
だがこの少女には色気というものがあった
しかもおキヌに似ている
「え?あ?え?」
横島は混乱した
「あのーもしかして横島・・・さん?」
少女はおそるおそる尋ねた
「え?そ、そうだけど」
「あの、私ユリ子ですけど・・・覚えてないか」
とユリ子と名乗った少女は微笑する
「ユリ子?・・・・・・・・・・・・・・・・あーーーーーーー!!!!!」
と横島はいきなり大声をあげた
ユリ子はビクッとなる
「思い出した思い出した!!あの死神の件の!!」
「そ、そうです!!思い出してくれました!?」
「はああ・・・・・・あの時の」
と横島はまじまじとユリ子を見詰める
「・・・?、なんですか?」
「可愛くなったねえ」
「な・・・」
ユリ子は顔中赤くなる
「ねえねえこれからどっか行かねえ?」
横島ナンパ再開
その時
「何やってるんですか!!」
学校帰りのおキヌに耳を引っ張られる
「いででで!!いてえよおキヌちゃん!!」
「まったくまた女の子に声かけて」
とおキヌが横島のナンパした相手が気になりヒョイと横島の体の横から見る
「え!?私!?・・・・・・・じゃない・・・・・・・」
おキヌがしばらく考える
「あの、私ユリ子ですけど」
ユリ子は笑って答える
「ユリ子ちゃん?・・・あ!!あの時の!!」
「はい!!・・・・・・・でもおキヌちゃんって幽霊じゃ・・・・」
「ああ、色々あって生き返ったんだ」
と横島は即答する
「ふーん」
ユリ子は何を考えているかわからない表情で黙っている
「とにかく中に入りましょう」
と三人は事務所の中へ入っていった










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