ザ・グレート・展開予測ショー

心。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/ 1/16)

注これは、告白・答えと繋がってます。
そして数ヵ月後ー
穏やかな昼下がり。
おきぬは学校。たまもとしろは昼寝中。
美神は書類に目を通しており、横島はばんやりと窓の外を見ている。
あれから・・二人はつきあっているがそれは形だけで、いまだなにも無いというのが現状であった。
横島の性格からしてあんな事やこんな事をやってそうだが(笑)生来の奴隷根性というか美神がそれを許すわけがないというかー
時々思い出したように抱き合うくらいでほかは何もない。
本当につきあっているといえるのか怪しいものである。
まあ変化があるとすれば横島があいかわあらず煩悩全開でだれかれかまわずせまりまくりそれを止める美神の制裁が当社比148パーセントUPしたというくらいだろうか?
「いい天気っすね」
とぼんやりと横島。
「ん。そーね」
と書類から目を上げ窓の外を見る美神。
「美神さん」
と横島。
「ん?」
と美神。
「夕焼けって好きですか?」
「なに?いきなり?」
「いや・・なんとなく」
横島はぼんやりと空を眺めたままだ。
「まあ私はどっちかっていうと朝焼けのほうが好きだけど・・」
と書類をめくりつつ再び視線を落とす。
「そうっすか」
と横島。それっきり口を噤みまたぼんやりと空を眺める。
・・・・そして訪れる静寂。
・・・・
・・・・
そして・・どれくらいたっただろうか・・・・
「好きだっていってたんですよ・・夕焼け」
ぼそりと横島。
「ふうん」
誰がとはきかない。
「・・・もっと見せたかったな・・・」
「見てるわよ」
「・・・・え?」
「あんたの中にいるんでしょ?」
「・・まあ」
と横島。
もう美神は書類を見てない。
そして席を立ち横島の傍までゆき。
「あんたの中で見てるわよ」
といって横島の頬を両手ではさむ
「この私が、見てるって全財産かけてもいいくらいよ?」
横島は泣き笑いのような顔になる
「・・・そうですか?」
「もちろん」
と言ってふたりで笑う。
「こんど、夕焼けいっしょに見ません」
「いいわよ」
「できれば夜明けの珈琲とかも飲みたいですけど?」
「10000年早い」
「長生きせんと」
「当たり前でしょ?」
たわいもない日常の一コマ。
おわり
・・・・・・づいませんらぶ・・書く気力なくて(涙)

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