悪夢再び(4)
投稿者名:フォルテッシモ
投稿日時:(01/ 1/14)
母親のあまりにも強すぎる場面を目のあたりにした横島は美神の反応を見るために横を向いた。
「うふふふ。あははは。あ〜お花畑に蝶蝶がたくさんいる」
美神は遠くを見ながらそんなことを言っていた。
「みっ美神さんなに現実逃避してるんですか」
横島は美神の両肩をつかみ泣きながら前後に振りながら言った。
「うるさいわね。あんなの見せられて現実逃避するなって方が無理よ。」
そうこう言っているうちに横島母が戻ってきた。
「ああすっきりした。さあ美神さん次どうぞ」
横島母はまるで風呂でもすすめるかのように言った。
「くっ」
しかたなく部屋を出ていく美神。
「あれ?」
美神が出ていったあとおキヌはあることに気がついた。なぜか横島母の背中に押すなと書かれた赤いスイッチがあるのだ。そのことを横島に聞いてみると横島も不思議そうな顔をした。
「なんでしょうねあれ?」
「なんだろうな?」
二人は小声で話していた。
「押してみよう」
と、横島
「えっでも押すなって書いてありますよ」
「そう書いてあるから押してみたくなるんじゃないか」
そういって横島は母親の背後に忍び寄った。
つづく
今までの
コメント:
- す、スイッチって、スイッチって一体ーーー(爆笑
強さの秘密かなー?
っていうか、罠?自爆装置?(笑
次のお話楽しみにしています。 (四季)
- スイッチ?スイッチー!?
どうなるんでしょうかね?
とっても気になります!! (トシ)
- ああ・・すいっち押したい (hazuki)
- はよ気付かんかい!!(笑) でも、この『村枝の赤いスイッチ』こと横島母(笑)の背後を取る事は至難の業でしょうな。 (Iholi)
- スイッチ?ロボットなのだろうか? (マクスウェル)
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