ザ・グレート・展開予測ショー

悪魔のささやき!!(その5)


投稿者名:ゴロンボー
投稿日時:(01/ 1/13)

……フーッ。色々あって、ただいま非常に緊張しています。デフコン1。
と、いっても困るのは私だけなのですが。
もしかしたら誤字脱字が増えるかも知れませんが、ご了承下さい。
余裕がないので早速。


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「ふむ……」
ここは唐巣神父の教会。おキヌに何も異常がないか、念のため診てもらおうというわけだ。
唐巣のため息に、美神が返した。
「で、どうなんです?」
「うん……」
重々しくうなずいて、続ける。
「これは、大問題……でもあるし、全く問題ないとも言えるね。」
良く判らない答えに、美神が顔をしかめる。
「なによ、それ!?」
「まあ落ち着いて。実は……おキヌちゃんの魂に悪魔が入り込んでいる。」
「ええっ!?」
と、これは横島。驚愕しつつ、唐巣に掴みかかる。
「大変じゃないスか!?」
「ま、まあおちついて。」
といいつつ横島をひっぺがして、続ける。
「入った、といってもごく少量だ。しかも、かなり弱っていて、何かをする力が残ってる
とは思えない。数日立てば消えるだろう。」
「なーんだ……!」
ホッとしたように、横島。が、美神の表情はまだかたい。
「で、大問題の方はもう無いんですか?」
「ああ……それが、この悪魔、まだ喋るくらいなら出来そうなんだ。それに、君達の見た
ヤツがこれなら……」
といって、古ぼけた本を差し出す。そこには、さっき戦った悪魔が描いてあった。
「さっき戦ったヤツだわ。でも、コイツなんかまずいの?」
「ああ。そのタイプは基本的に会話で実力を発揮するタチなんだ。つまり----人を堕落さ
せるとかそういった「仕事」の、ね。」
また驚愕して、横島が叫ぶ。
「じゃあ、おキヌちゃんは四六時中そんなヤツと一緒にいなきゃなんないんスか!?」
「そうだ。まあ4,5日だとは思うが、ヤツの言葉に耳を貸しては行けないよ。」
と、この会話の中で、初めておキヌに話しかける。おキヌは、
「はい。」
と、緊張したような顔で、それだけ返した。ふいに頭に浮かんできた
『ま、そういうこった』
という声を無視しながら。



事務所に戻った途端、それは活発に話しかけてきた。
『さっき説明を受けた通り、めでたくお前は俺の標的になったんだが、なんか言うことは
あるか?』
おキヌも、心の中だけで返す。
(ご……GSは悪魔の誘惑には乗りませんよ!さっさと出てって下さい!)
『ヘッ。ずいぶんと威勢がいいが……お前、なんか勘違いしてねェか?』
(な……何がです?)
予期せぬ言葉に、思わず訊き返してしまう。
『おまえはGSじゃねえ。免許もないし……何より』
そこで言葉を切る。
(な、なにより?)
また訊き返してしまう自分を呪っていると、それはようやく口----といっても見えるは
ずはないが----を開いた。
『弱いし、俺との戦闘でも役に立って無さそうだったしな。』
(!!)
おキヌの顔がさっと引きつる。今ここには自分一人しかいないことに感謝しつつ、もう何
を言われても反応しないと決めた。
(聞こえない聞こえない……)
その後、悪魔は5分ほど代わらない調子だったが、急に話題を切り替えてきた。
『……ところでお前、あのバンダナの小僧に惚れてるんだろ?』
おキヌは、もう、ただ固まるしかなかった。



`           to be continued.




なんかよくわかんない文章だな。

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