ザ・グレート・展開予測ショー

悪魔のささやき!!(その4)


投稿者名:ゴロンボー
投稿日時:(01/ 1/10)

……ああ。明日、いや今日テストがあって、且つ受験生だというのに、私は何故こんな所にいるのでしょうか。
それは、そこに書くものがあるからさ!!……………………寒い。

現実から目を逸らすため、続きを書くことにしましょう。


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「くっ……!」
横島がうめく。すぐにでもおキヌがいたところに行きたいが、さっきの光で目が痛くて、
どこにいたのか解らなくなってしまった。それに……最悪、おキヌは----
(そんなことがあってたまるか!!)
胸中で叫び、考える。側に行けそうにないなら…
(応えてくれよ…?)
「おキヌちゃん!!大丈夫!?」
しかし、その声は自分のものではなかった。すぐ後ろから聞こえてくる。
(美神さんか……しっかし、何もこんなタイミングで……)
美神がわざとそのタイミングで叫んだ訳はないのだが、何と無くそんなことを思ってしま
う。それに、どちらが叫んだところで、別に変わりはない。
(問題は……返事があるかないか、だよな。)
しかし、彼の疑念は、杞憂に終わった。
「はーいぃ!大丈夫です!」
ようやく開けられるようになった目で、そちらを見ると----`
おキヌが、特にどうということもなく、立っていた。ただし、自分たちと同様、目が眩ん
でいる様子ではあったが。
「って、あれ?」
傷一つ……というか、汚れすら見あたらない。とりあえず、二人してそばに寄ってみる。
「大丈夫?怪我とかない?」
「え……ええ。今のは攻撃じゃなかったのかも……」
自分自身良くわからない、といった風に、おキヌが返してくる。美神は心配そうに、
「傷がないからといって安心できないわ。何か変なところはない?」
「いえ?今は特に……」
『目が眩んでいる以外は、な』
「!」
「どうかした!?」
おキヌの顔色が変わったのを見て、横島が言う。
「あ、いえ……別になんでもないですよ。」
「本当に?」
と、今度は美神が訊く。
「ええ。それより、すみませんでした……私の不注意で……」
「いいわよ、おキヌちゃんが無事なら。」
その会話に滑り込むように、横島が入ってくる。
「そーそー!それに不注意なら美神さんのほ…」
「お黙りっ!!」
ごぎん。と、そんな音がして、横島が転がる。
「ああっ!!頭蓋骨が割れるよーに痛いっ!?」
おキヌは、いつものように、美神をなだめにはいる。
「ま……まーまー。」
『そう、……いつものように、な』
頭の中で声がする様な気が----ついさっきから----するが、良く判らない。
一方、美神がさっきの続きを言ってきた。
「ま、一応唐巣神父あたりに診てもらった方がいいかもね。」
「はい。」
特にどうということもなく、その言葉を聞いてから……おキヌは、いつものように、横島の手当に行った。



`                  to be continued.




おおう!また長いよーなきがする!

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