ザ・グレート・展開予測ショー

さよなら大好きな人!!(その8)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 1/ 8)

    ――ずっと このままでいたい――     二人は思った。
 でも、時は過ぎていく。横島はルシオラを抱きしめながら思った。
 「・・・・ルシオラ?」
 「何?」
 「とりあえず別荘に入ろう?ずっとこのまま・・ってワケにも・・・。」
 「そうね。着替えたいし。」
二人は別荘に入った。
本当に夢のようだった。もう一度会えるとは、おたがいまったく思っていな
かった。
別荘に入ってすぐの場所にルシオラの着替え・車の鍵・料理の本が置いてあ
った。料理の本はあるのに材料がないのは、二人でスーパーに行って新婚気
分を!・・・というわけでなくただの買い忘れだった。
 「じゃ、あっちの部屋で着替えてくるけど覗かないでね!」
 「・・・はいはい。」
でもルシオラは部屋に入る直前に言った。
 「・・・な―んて言っても覗く気あるんでしょ。ま。覗く覗かないはヨコ
 シマの勝手・・っことで。」
 「!!!!!」
この一言は横島にとって過去一回も言われたことのない一言だった。
 (覗いていいのか!?・・・イヤ、こうもストレートに「いいわよ」など
 言われると逆に覗いてはいけない気が!!!)
そう!これはルシオラの天才的な頭脳だからできる作戦?であった。絶対的
に横島に覗かれない作戦・・・(笑)
ルシオラは無事?覗かれず着替えを終え、二人は例のスーパーに車で行った。
 車の中で横島とルシオラはこんな会話をしていた。
 「ルシオラどっか行きたいトコある?」
 「う―――ん・・・東京タワー!それ以外は特別ないわね。」
 「そっか。」
ルシオラは横島の耳もとで、そっとささやいた。
 「あなたと一緒ならどこでもいいわ・・・」
横島は車の中で思いっきり鼻血をふきそうになった。(笑)
 「ルシオラ―――――っ!!!!!」
 「場所をわきまえなさいっ!!」
ルシオラは横島を一発殴ったが、とても嬉しそうだった。
   ―――午後五時  あと二十三時間十五分―――




明日から新学期です。漢字検定・英語検定・期末テスト・実力テストと色々
あるので、今よりコレ書くテンポが遅くなる(?)かもですががんばります!!

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