ザ・グレート・展開予測ショー

GS的お遊び正月編


投稿者名:ツナさん
投稿日時:(01/ 1/ 5)

 その1 凧揚げ
 北北西の風1.5メートル、気温8度。凧揚げには絶好の日より。
「いい風来たわねぇー」
童心に返って凧揚げに興じるのは美神令子その人だった。
「放しますよ〜〜」
正月というに普段着姿の色気のないシロとタマモがたこを風に掲げる。
「せ〜〜の!」
おキヌちゃんと美神さんタイミングを合わせて一気に河原を走る。

ばさばさばさばさ

たこは精一杯風をはらんで一気に空へと舞い上がっていく・・・。
「だぁぁぁもう寝室もバスルームも覗きませんからかんべんしてくださいよ〜〜美神さぁ〜〜ん」
一辺の長さ150センチの巨大たこに括り付けられた横島が悲鳴をあげる。
「そこで一ヶ月ほど頭を冷やしなさい横島君!!」
「そんなこと言わないで、ねぇおキヌちゃぁぁん!!!」
「・・・横島さんのエッチ・・・もう知らない!!」
「たぁ〜すぅ〜けぇ〜てぇぇぇ〜〜〜〜・・・」
新年早々、てめぇのすけべのせいで太陽に一番近い空に居る男、横島・・・。
それでいいのか横島、悲しくないのか男横島!!
「ふっふっふ、この俺がただで飛ばされるなんて、甘い甘い・・・。ちゃんと懐には・・・ふっふっふ」
おもむろに懐に手を入れると、取り出されたるはアメリカ国防省ご推薦の高級超望遠双眼鏡!!
「ふっふっふこれで銭湯やらなにやら覗きまくっちゃる!!」
ばるばるばるばる・・・・。
望遠鏡を構え、いざ銭湯へ目線を移そうとしたその時!!
「そんなことだろうと思ったわ、横島君」
一台のヘリが横島の目の前の横付けした。
「・・・そこまでします、普通??」
もはや呆れるしかない横島。
「んっふっふ・・・・こんの腐れ外道が!!!!」
「ぎゃぁぁぁ、おちるぅぅぅ、死にたくねぇェェえ!!!!!」
正月早々、街には悲鳴とマシンガンのハーモニーがこだまするのでありました・・・。

「む、あいかわらずの愚か者じゃのう、マリア」
「イエス、ドクターカオス」
「ぐふぅ、んぐんぐ」
「だいじょうぶですか?ドクターカオス!!」
ぼくぅ、ベキリ
「ぐはぁ、ふぃ、しぬかとおもうたわ、このドクターカオスがもちつまらせて死んだなどとは、笑い話にもならん。しかしマリアよ、もうちぃと手加減という物を覚えなくてわいかんようじゃな。あばらが折れたわい」
「すいません、ドクターカオス」
「カオスさんや早く家賃の滞納ぶん、払ってくれんかね」
「ぬう、大家のばあさん、新年早々それはないじゃろう??」
「問答無用!!」
「いててて、勘弁してくれ〜〜〜」
あいかわらず借金まみれのカオス、2001年には返しきるのか!・・・ムリだな・・・。

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