ザ・グレート・展開予測ショー

小竜姫の挑戦(1)


投稿者名:トシ
投稿日時:(01/ 1/ 5)

ある日
午後12時30分
ピンポーン
という音が事務所内に響いた
「あら?誰か来たようね?おキヌちゃーん!!」
と美神が呼び出すと
「なんですか?」
おキヌが自分の部屋から顔を覗かせる
「なんですかってインターホンなったでしょ!?」
「え?そうだったんですか?すいませ−ん・・・」
おキヌは何かに集中していた
何にというとおキヌは考え事をしていた
横島の事である
最近横島が自分の事をなにかと大事にしてくれているような気がするのだ
この前は一緒に食事に連れて行ってくれたし
指輪を苦労してプレゼントしてくれたし
二週間前の事件で命をかけて自分を守ってくれた・・・
今までであまり無かった事だ(これは俺の今までの作品のことなので読んでいない人はすいません)
このおかげでおキヌの抱いていた横島への「好き」という感情が大きくなった
だから最近横島の事ばっかり考えているのだ
それからおキヌは玄関に向かった
「はいはーい」
ドアを開けるとそこには
「あ、おキヌちゃん、こんにちわー」
小竜姫だ
「こんにちわーって、え!?小竜姫様!?最近よく来ますねー?」
おキヌは微妙に小竜姫を敵視している
小竜姫も最近横島になにかと興味を示しているのだ
「え、そうかなあ・・・確かに・・・」
「まあとにかく中へ・・・」
とおキヌが小竜姫を事務所内に連れて行こうとするが
「いえ・・・ここでいいです・・・・・・・ただ」
「ただ?」
「横島さんを連れてきてほしいんですけど・・・・」
「え!?」
おキヌは一瞬ドキッとなった
「な、な、何でですか!?要件は!?横島さんをどうするんですか!?」
おキヌは小竜姫に迫る
「え、べ、別にそんな事どうでもいいじゃないですか」
「よくありません」
おキヌはキッパリという
「・・・・私横島さんと一戦交えたいんです」
と小竜姫
「え?一戦交えるって横島さんと?」
「はいそうです」
「なんでですか?」
おキヌは非常に気になる
「この前私横島さんに助けてもらった事知ってます?」
「あ、はい横島さんから聞きました」
これも俺の作品の出来事です
「それで私でも倒せなかった奴を横島さんが倒したって言う事は私より戦闘力が高いって言う事じゃないですか」
「そうですね」
「ということで本当に私より上回ってるのか確かめておきたいんですよ」
「なるほど・・・・・・・わかりました・・・横島さんを呼んできます」
おキヌは事務室にむかって走り出した
事務室にて
「横島さーん!!」
「あ?なんだおキヌちゃん」
「小竜姫様が呼んでますよ」
「はあ?小竜姫さまが?俺に?」
「そうです、早く行ってください」
「ああわかった」
横島は玄関に向かって走りだした
玄関にて
「おお!!小竜姫様!!最近よく会いますね?」
「そうですね」
「で?なんですか?俺に用って」
「そう・・・それなんですが私と戦ってください」
と小竜姫が言うと横島は一瞬固まる
「・・・・・・・・・・・・・・・・は?俺が小竜姫様と?戦う?」
「そうです」
「なーに言ってんですか!!なんで俺が!!」
「お願いします・・・・」
小竜姫は頭を下げる
「や、やめてくださいよ小竜姫様!!・・・・・・・・・・わかりました・・・やりましょう」
「本当ですか!?じゃあこの場所で」
小竜姫は横島に紙を渡した
「それじゃあ明日!!」
「え!?明日って早いですよ!!」
「もう取り消しは無しですよ」
小竜姫は飛んでいってしまった
「・・・・・・・・・・そうだ・・・」
横島は渡された紙を開いた
「ふむふむ・・・試合場所は・・・・・・ん!?これ六道女学院じゃねえか!!!!」
というと横島は事務室へ走っていった
「ちょっと美神さん!!」
美神は振り向く
「何?」
「小竜姫様がどうしても俺と試合したいって言っていってるんすよ」
「ええええ!?あんたが小竜姫さまと!?」
「そうなんですよ」
「ちょうど横島君のいい相手じゃない、で何処でやるの?やっぱり妙神山?っていうか私も顔出さなきゃ」
「もう帰りましたよ?」
「あ、そうなの?」
「で、場所なんですけど・・・・・・・・・おキヌちゃんの学校なんですよ」
と横島が言うと
「え!?私の学校で!?」
おキヌが速攻で反応した
「そう」
「・・・・・・・・・・そういえば明日学校休みだ・・・」
「え?そうなの?じゃあちゃんとそのことも計算してるのか?てことは校長とも話しはついているのか?」
「そうなのかなあ」
「でも何で六道女学院なんだろう・・・」
「霊的アイテムとかが多いからじゃないの?あそこなら強力な結界もはれるだろうし」
と美神
「でも妙神山でも結界はあるじゃないですか」
「・・・・・・・・・・・・・そうよねえ・・・」
「・・・・・・・とにかく明日行ってきます」
「あ、私も行きたい」
とおキヌ
「え、別にいいけど」
「私も行くわ」
「えー?美神さんもー?」
横島は嫌な顔をした
「何よ?私が行ったら何か悪いの?」
「い、いや・・・そんな事は」
「じゃあいいわね!?」
そんなこんなで結局三人は六道女学院に行く事になった
===続く===

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