ザ・グレート・展開予測ショー

さよなら大好きな人!!(その6)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(01/ 1/ 2)

     <例の別荘(笑)>
ルシオラ復活の日はとても太陽の輝いた日だった。
その日の太陽が沈む瞬間に、ルシオラが復活できる
ことになっているので四時頃から横島・美神・おキ
ヌ・小竜姫・ヒャクメ・パピリオは別荘に来ていた。

あまりにも落ち着かない様子の横島に美神が話しか
けた。
「横島クン・・ちょっとは落ち着いたら?」
「だ・・だって美神さん・・俺・・ほんとにルシオ
ラに会っていいのかなあ・・」
その一言はそこにいる全員に聞こえた。
「・・・どうしてそう思うの?会いたくないとか?」
「!会いたいに決まってるじゃないですか!!・・
けど、今の俺のままで会っていいのかってことです。
俺がもっと強くなってからのがいいかなって・・・」
「でもね横島クン、ルシオラ多分、なるべく早く会い
たいんだと思うの。あんたはこれから高校卒業して、
社会に出て・・ってどんどん変わってく。ルシオラは
自分が死んでからの横島クンを知らないのよ?好きな
男のこと・・たくさん知ってたいのよ、女は。」
美神からそんな発言が出るとは意外だと横島を含め他
の全員は思った。
「・・・・何よ。私がこんなこと言ったらおかしいと
思ってるって顔ね!?」
「いや。・・・でもなんか・・それってすごく励まさ
れました!」
そんな会話をしているうちに日が沈もうとしている事
にヒャクメが気がついた。
「あっ!!太陽がもうあと十秒くらいで沈みますっ!」
「な!!・・・え!ちょっと心の準備が!!!・・」
横島の心の準備が済んでないうちに神・魔族の力と横島
の体の中の魂、夕日の光はひとつとなり、「彼女」は再
びこの世界に舞い降りた。
「・・心の準備なんかいらない。会いたかった・・ヨコシマ。」
   なつかしい声が聞こえた。

   ――四時十五分  あと、二十四時間――




































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