ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/12/30)

「なにか弁解したい事があるのなら今のうちよ?」
と優しげな声で美神。
声と表情こそ優しげだが・・・これは絶対怒っている。
他の三人も同様である。
それに第一何故三人とも戦闘態勢なんだ?
・・・・標的はどーやら自分らしい。
ここでなんらかの歯止めをかけなければ自分は多分・・いや間違いなく死ぬ。
本能がそう告げていた。
だらだらと横島の額から冷や汗が流れる。
「・・・ば・・弁解?」
びくびくと怯えた声で横島。
「そう弁解。」
にっこりと美神。
こくこくと頷く三人。
なんだ?なんなんだ俺が一体何をした?
ここまで怒らせるようなことをした覚えはないぞ
(というかゆうこに抱きかかえられているその体制がすでに四人の怒りを買っているわけなのだが)
「・・・・べ・・弁解って俺はただゆうねえとの約束を守ってちゃんと告白されただけなんすけど」
とりあえず、自分がこの四人に怒られるようなことはした覚えがない。
ので、事実のみをいう事にする。
だがしかしー
横島の言語能力は相手に正しく物事を伝えるというよりは、相手に誤解を招くように伝えるという事に秀でているらしい。
その横島の言葉でぷちっと
なにかが切れた音がした。
別名火に油(灯油)を注ぐという。
ゆうこはにっこおりと笑い横島からからだをひき、安全地帯に逃げる。
「へ?」
と横島。
「大丈夫忠夫は強い男よね・・・」
といい流れても無い涙を拭くかのようにそっと目元にハンカチを当てる。
「・・・・・・なんかそのゆうねえの態度・・・・・・・」
果てしなく嫌な予感を感じさせながらぼそりと呟く。
なにがどう強いのかという突っ込みは一応やめておく事にする。
そしていい予感というものは当たらないが悪い予感というものは当たるということを経験上よおく知っている横島はそれでも当たってないことを信じても居ない神様に祈りつつゆうこから恐る恐る視線を外す
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
四人分の殺気が横島へと集中した。
数分後。
そして横島はお空のお星様になった
ありがとう君はいい奴だった!
もう思い残す事はないだろうっ!
・・・・・・・・・・・とエピローグをつけたい所だがそのゴキブリをも上回る生命力の賜物か何とか一命を取り留める。
美神の全力の神通棍をくらいシロからかみつかれ(さすがに霊破刃は使わなかった)オキヌにも止めに入ってもらえず、そして夏子からは、幻の天狗投げと芸術的とも言える右ストレートを食らったにも関わらずである。
そして火に油を注ぐ直接の原因となったゆうこは夏子の技を感慨深げに眺め成長したわねえと呟いたとか呟かないとか・・・
つづく。
・・・・しりあすの反動きてます(笑)

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