ザ・グレート・展開予測ショー

2000年の恐怖


投稿者名:フォルテッシモ
投稿日時:(00/12/30)

「はぁ」
その日、横島はため息なんぞをついていた。
「どうしたんですか、ため息なんてついて」
おキヌは横島の顔をのぞきこんでそういった。
「あっおキヌちゃん。いやちょっと考え事してたんだ」
「へぇ、あんたでも考え事することがあるんだ」
と、美神
「そりゃあ考え事の一つや二つありますよ」
「それで何を考えてたんですか。私達で良ければ相談にのりますよ」
おキヌは心配そうに言った。
「ありがとうおキヌちゃん」
横島はおキヌに礼を言うと一息ついてから話しはじめた。
「実は去年の7月って恐怖の大王とかで話題になったじゃないですか。」
「そういえばあったわねそんなこと」
「それは、何事もなく過ぎ去ってくれてよかったんですけど今年もあるはずのものがこなかったじゃなですか。オレはあれがくるのをずっと待っていたんです」
「今年何か言われてましたっけ?」
不思議そうにするおキヌ
「さあ。何もなかったと思うけど」
美神も思い当たる節はないようだった。
「あるんです。いや、あるはずなんです」
横島は力強く言った。
「で、なにがあるはずなのよ?」
そう言った美神の近くでおキヌも首を縦に2回ふっていた。
「それは…」
「それは?」
おキヌと美神は同時に言った
「セカンド・インパクト」
    おわり

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa