ザ・グレート・展開予測ショー

さよなら大好きな人!!(その4)


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(00/12/28)

<美神除霊事務所・応接間にて>
 小竜姫たちは美神親子・おキヌにルシオラ再生についてのことを
すべて話した。
「あなたたちの気持ちを聞いてから、横島さんに話そうと思って。
で?どう思います?」
「いいんじゃない?横島クンもルシオラに会いたいだろうし。」
「美神さん!?」
あきらかに無理してる顔の美神に美智恵が話かけた。
 「本当にいいの令子?無理してるようだけど・・・」
「だって私たちが口出しする権利ないもの。口出しするつもりも
ないし。おキヌちゃんは?横島クンのこと好きなんでしょ?」
「な!何いってるんですか!?私はその・・そういう好きとか・
・・てゆーか美神さんこそ好きなんじゃないんですかっ!?」
「!!!!・・・そ・そ・そんなわけ・・・・」
真っ赤な顔をしながらしゃべってる二人に小竜姫が話をし始めた。
この作戦(?)の条件を・・・
 「この話をすれば二人の意見が変わるかもしれません。ルシオラ
を再生させるのに一番適した場所は彼女の一番思い出に残った場所
です。色々探した結果、ある別荘でした。明日の太陽が沈む瞬間か
ら、明後日の太陽が沈むまでの二十四時間が彼女が復活できる時間
です。その間別荘の周りに結界を張って二人を出せなくします。」
「!!!!!!!」
「どうです?少しは意見が変わりそうですか?」
おキヌがおそるおそる口を開いた。
 「あ・・あのそれってつまり横島さんがル・・ルシオラさんを・・
ってことですか?」
「それは二人の気持ち次第です。日本の法律に人間と魔族が・・・
なんてありませんよね?」 
ずっと口を開いていなかったヒャクメが美神とおキヌに決めゼリフを
いった。
「つまりですね?一晩、二人は何をしても問題なしってことです!
ベスパから聞くと二人にそういう気持ちはあったらしいですけど。」
「彼女が横島さんの恋人でいられるのは今しかないんです。あなた
たちはいつでも横島さんの近くにいられるでしょう?」
「・・・・わかったわ。私は賛成よ。横島クンも、もう十八歳よ。
ルシオラを一人の女性として見てると思うわ。おキヌちゃんと私は、
横島クンにまだそういうかんじで見られていないってこと。おキヌ
ちゃんは?」
「・・・・・・今回はあきらめます。」
二人はあきらかに横島が好きらしい発言をしていたが本人たちは気
づいていなかった。小竜姫たちは席を立って言った。
 「じゃあ次は横島さんに話しに行きます。」
部屋を出るときにヒャクメがつぶやいた。
 「あなたたちには「未来」がありますよ。横島さんをゲットする
のは誰でしょうね?」
 「私よ!!」
 「私です!!」
 「なんだかんだ言って二人とも横島さんが好きなんじゃない。でも
今回ゲットするのはルシオラですね―――。」
                                                                                

うあ――――。まだ復活させない私は期待裏切ってばっかりです―――――!!!
すんまそん。こんなの美神じゃないかもです―――。ごめんなさい――――っ!!







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