ザ・グレート・展開予測ショー

さよなら大好きな人!!


投稿者名:ARSENAL
投稿日時:(00/12/25)

会議から一週間後、正式に決定されたルシオラの一時的な生存。
神族と魔族の力、横島の体の中に残されたルシオラの魂や記憶、
ベスパの集めた霊体の破片。これらによってルシオラの再生が
可能となる。 しかし、一回死んだ何かを生き返らせることは
神や魔の力でも不可能に近い。アシュタロスの宇宙処理装置(
コスモ・プロセッサ)の装置を応用して、やっと可能になる。
   ―― 最高でも二十四時間 ――
 これが限界だった。これだけ、アシュタロスのしたことは自
然の規則に反していた、そして凄い事だった。

   <妙神山>
 「横島さんに言う前に、美神さんたちに知らせた方がいいと
思います。」
小竜姫や、今回のことに深く関わっている神族・魔族たちで人
間界にいって知らせてくることになった。
 「私もそう思いますねー。いきなりだと落ちついて聞いてく
れなそうだもん横島さん。」
 「じゃ、決定ね。まず美神さんのところに行きましょう。パ
ピリオとベスパは行くわよね?」
「あたしはいかない。パピリオ行っといで。」
「なんででちゅかベスパちゃん?ルシオラちゃんに会いたくな
いでちゅか?」
「 ・・二十四時間たって、また人間界にうちらが行く時に会
うよ。あいつはポチ・・ヨコシマに会うために生き返るんだろ
?アシュ様の「10の指令(テン・コマンド)」もないし、あたし
はあの二人のジャマしたくない。」

結局、小竜姫・ヒャクメ・パピリオの三人が人間界に行って、
美神たちへの説明、横島への説明、神族・魔族の力と霊体の
破片と魂や記憶を利用したルシオラ再生をすることになった。

 「じゃ、行ってきます!」
「・・・パピリオ!ルシオラに、ベスパから伝言だって伝え
ときな!!」
「なんでちゅか?」
二人は周りに聞こえない声でコソコソ話した。
 「?・・なんか意味わかんないけど伝えときまちゅ。」
こうして三人は人間界に降りていった。ルシオラ再生のために・・・。


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