ザ・グレート・展開予測ショー

悪夢再び(2)


投稿者名:フォルテッシモ
投稿日時:(00/12/23)

美神の反応にかまわず横島母は話を続けた。
「勝負と言っても私たちが直接戦うわけではありません。ちょっとついてきてください」
横島母は有無を言わせぬ目線でそう言った。
    −とある場所−
横島母に連れられて建物の中に入るとそこには見たことあるような機械があった。
「これで勝負をします」
「ちょッちょっと待ておふくろ。何でこれがこんなところにあるんだ」
横島達はかなり驚いていた。
「あれ?これを知ってるのかい。これは母さんが作って特許もとってもう市販されてるんだよ。でも何故かまだ1台しか売れてなくてねぇ。」
横島母は悲しそうに言った。
「・・・」
声も出ない3人
一方別の場所では
「っくしょん」
美神母がくしゃみをしていた
話を戻して
「まあ知ってるのなら話は早い。一応説明はしときましょう。ここは霊動実験室。一種の仮想空間。これでは記録された魔物や妖怪の霊波動を、再現してシミュレ−トできます!ちなみに今からおこなう勝負にはパイパ−からアシュタロスまで今まで倒してきた敵がオリジナルの30倍ではいってます。以上説明終わり」
「まてまてまてぇぇぇい。なんでおふくろがパイパ−やらアシュタロスを知っているんだ。」
と、横島が聞いた
「何いってんの。息子を見守るのは母親の義務。知ってて当たり前よ。」
横島母は当然のように言った。
「でっでも・・・いっいや何でもありません」
横島はまだ反論しようとしたが母親の殺気のこもった目線で黙るしかなかった。
「よろしい。では私からいきましょう」
そういって横島母は実験室の中に入っていった。
    続く

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