ザ・グレート・展開予測ショー

マイ・ライフ・アズ・ア・ゴースト!!(その2)


投稿者名:ゴロンボー
投稿日時:(00/12/18)

皆さん、おはこんばんちは(古)!!さてこれから早速おキヌちゃん話になって行くわけですけれども、その前に諸注意(お願い)をば。


まず、私は歴史が苦手です。なので、お話の中で史実と違ったり、設定が無茶だったり、時代考証が変なところがあっても、私の無学さを嘲笑うだけにとどめて、読み飛ばしてやって下さい。


次に設定について。この話では、「おキヌちゃんが幽霊をやっていたのは、1697年から1997年までの300年間」とします。
なぜかというと、それは考えるのがめんど…あ、いや、ゲフッ!!ゲフフン!…えー、と
その方がわかりやすいと思いまして。横島も昭和55年生まれとします。


さらに、私はゲームや漫画といったものが大好きなので、それっぽい表現などあるかと思いますが、見付けて喜んで頂けたら幸いです。


最後に、私は横島×おキヌが大好きな人です。なので、どんな話になっても結局はそこに行き着きます。ご了承下さい。


…実はこの文章、一回消してしまって、今ヒーヒー言いながら2度目を書いてます。


________________________________________


…暗い。光も音もなく、ただ暗いだけの空間に、おキヌが浮いている。
『あれ、私…』
思考がまとまらない。しかも、何故か指一本動かせない。
『…そうだ、私は妖怪を封じるために人身御供になって…妖怪がいきなり襲ってきたから、とっさに…』
身を投げて、死んだ。とは、口に出す気にはなれなかった。
《あの後どうなったんだろ…》
みんなを守るために死んだので、それは…それだけは知っておきたいところだ。
『誰も死んでないといいんだけど…あれ?』
足音がする。どうやら二人のものらしいその足音は、4,5メートル離れたところで、止まった。
「道士殿…」
《姫さま…?》
「…こんな所に呼び出してなんの用ですかな?女華姫様。」
「今からでも、誰かが死んでおキヌとかわることは出来ないのか?」
《!!》
「姫様、そのような----」
「できないのかっ!!?」
「…出来ないこともないでしょうが、それでは意味がありません。…それに、そんなことをしたって、あの娘は喜ばないでしょう。」
「あ、あなたに何がわかる!!わらわは…おキヌの友だというのに…こんな大事な役目を代わってもらうなどと……」
《姫さま…》
ここで死なれては、自分の死んだ意味が無くなってしまう。しかし、おキヌは何もできないので、道士の説得力に来たいするしかなかった。

「…ここは冷える。城に戻りましょう。…それに、あの娘なら、大丈夫ですよ。」
「だいじょうぶ?なにを、そんな…」
「…………」
「くっ…わかりました。」
「それは良かった。さあ、戻りましょう。」

《ありがとう…ございます。姫さま、道士様…》

何が大丈夫なのかは、おキヌにも判らなかったが、おキヌは取りあえず姫の心遣いと道士の説得に感謝した。…だが、この時の会話が後の運命を大きく左右することは、おキヌはおろか、道士すら気づくことはなかった。



そして、筆者の勝手な設定により、おキヌの150年にもわたる暗闇での時間が始まる。

to be continued.

次回予告

『GRRRR…』
「ひ、ひいい…」
《たっ、助けなきゃ!!》
《えーと…そうだ!あれなら…!》
ガッ
『えいっ!!』
ギュウウウウン!!ドスッ!!


『これは……ふふっ、どういたしまして。』



カラカラカラカラカラカラカラカラ…


次回  マイ・ライフ・アズ・ア・ゴースト!!(その2)゛森のくまさん(仮)゜!!
…君の後ろに黒い影。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa