初恋・・・?番外編(過去バージョン)前編
投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/12/17)
・・・いやこれを番外編っていっていいのか自分でもよく分かんないですけど・・ちょっと補足というか・・・えーと単なる自己満足です。すいません・・。
時間的にはさっきの話の続きです。
とんとん
と部屋のドアをノックする音が聞こえる。
「はい」
とゆうこ。
そこでドアをノックする人物は分かっていた。
本当はこちらからいってドアを開けてやりたいのだが先ほどの「出来事」のお陰で実はゆうこも立つ事すら難しいのである。
まあ極度の疲労といったところであろう。
「入るな?」
といって部屋に夏子が入る。
お風呂あがりだろうか?ほんのりと頬は赤く染まっており頭にはキャラクターもののバスタオルを被っている。
「どおしたの?」
とゆうこ。まあ理由なんて聞かなくても分かるが・・。
「うん・・ちょっとな・・横島おる?」
なつこにしては珍しく躊躇ったような口調である。
「あーうん居るけどちょっと今寝てるわよ」
とささやかな嘘をつきにこやかにゆうこ。
「そおか・・」
「転校したくないって泣いて疲れてねちゃったの」
とゆうこ。
転校してくないとも言ったし泣いたのも確かに事実なのだが・・・・
「横島がないたんか?」
と信じられないように夏子。
あの馬鹿で考えなしでなにを言ってもまったく聞かない奴が・・・
泣いた?
そんな所一回もみた事無い。
視線を移すと眠っている(と夏子は思っている)横島はどこか疲れているようであり確かに頬に涙の跡が見えた。
「・・・・やっぱゆうねえと別れるんが嫌なんやろうなあ」
と夏子。
その声音はどこか寂しげである。
「そんな事ないわよ?」
とゆうこ。
そういいながら自分の中の「欠片」は夏子に嫉妬している事が自覚できる。
多分さっきの横島のセリフのせいだろう。
「夏子は忠夫がすきなんでしょ?」
さらりとゆうこ。
「・・・・・・・なななななな?」
と夏子。途端に顔中どころか全身真っ赤になる。
ずくん
とこころの一部が痛む。
「なら大丈夫よ」
とにこやかにゆうこ。
「な・・なにが大丈夫なんや・・?」
と上ずった声で夏子。
明らかに動揺している。
「こんな可愛い妹に想われてなんにも感じないやつがいるわけないでしょ?」
「・・え?」
と夏子。
「忠夫はちゃんと夏子と別れるのは嫌だって言ってたわよ?」
とゆうこがいうと
夏子は一瞬目を見張った後顔を真っ赤にしてまま嬉しそうに・・・本当に嬉しそうに微笑していた。
「ゆうねえうちな・・横島のことすきや」
「うん」
「いなくなるって聞いたときすごく嫌やったん」
「うん」
「・・・・・・でな・・今いってしまおうっておもったんや」
「うん」
「どうせ・・もうあえへんのやし」
「・・・・・・・でも横島うちと分かれるのいややとおもってくれん・・」
つづく・・・
(どおしよお番外編で前後編なんてっ・・・・)
ああっ見捨てられてる・・・
すいません
今までの
コメント:
- すいませんこんな事書いてっ!!記念馬鹿とーく
え「なにやってるんでしょうかね?この馬鹿作者は宿敵のほうも書かずに番外編ばっかり・・みなさまが許してくれるのをいいことに調子にのっちゃって」
ゆ「確かに・・・でもおまえなにげに毒舌だな」
よ「そーだぞ。俺なんてどっちでも一応主役なんだけどオリキャラにくわれて影薄いだぞ」
ゆ「それでもでてんならいいじゃねーか」
え「そーでうよそーですよ」 (hazuki)
- 四季さん甲斐犬御所さまNEWTYPE[改]さま
コメントありがとおございます♪
へへうれしいなあああ (hazuki)
- こーゆー番外編もいいっす!!
けど横島っておいしすぎる・・・
(うらやましい・・カナ?) (つんち)
- 番外編結構面白いですからOKですね
書きたいことがあったらいっぱい書けば良いんじゃないですか? (ハーシーイオニー)
- 番外編面白いっ!!続き楽しみにしときますんで
hazukiさん頑張ってください (トシ)
- 見捨てるなんてとんでもない。
ゆうねえと夏子とメフィ子の心情の違いが微妙で、いいですよ♪
何より、夏子がメインヒロインを取り返すべく戦ってるのも微笑ましいし(違う
オリキャラが魅力的なのは初恋の素敵なところですし、これからも楽しみにしてますですよー。
でわ (四季)
- 初恋・・・?にどんどん+されていきますね。
この一人一人に焦点を当てた描き方、とても好きです。
今は番外編の方がツボかも(笑) (NEWTYPE[改])
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