ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 Part12


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(00/12/15)

今回は、ついにあの作品をGS版で公開!
事実上、あのシリーズ最終回の中でも最終回と呼んでもおかしくないもののため
ノーヒントで!

(ちなみに、この「詳細不明《中略》劇モノ控」のシリーズは)

CASTING:

  豪 速九  :横島 忠夫
  放夢 ラン :氷室 キヌ
  ハル坊   :パピリオ
  2−3   :小笠原エミ

  星 ハルカ :美神 令子
会長(ミンミン):西条 輝彦

  コスイネン :Dr.カオス
 キョカンチン :タイガー寅吉
  ムンムン  :六道 冥子
  
〜〜 (今回も)ロングストーリー 〜〜

イッパツマンのサイキックウェーブは、星ハルカの同能力に完全に負けていた。
もはやイッパツマンは星ハルカの言い成りになるしかなかった。

豪 速九「ぐあ・・・はっ!」
星 ハルカ「イッパツマン、覚悟!」

その圧倒的な光景を空の上から見ていて察知した二人。

2−3「・・・あの二人、なんだか戦っているでがね。」
放夢 ラン「降ろして!降ろすのよォッ!」
ハル坊「よっしゃ、スーパー逆転王着地!」

ハル坊がスーパー逆転王こと三冠王を着地させる。
その刹那、コックピットから慌てて出てくるランの姿があった。

『慌てるコブタは貰いが少ない・・・』

クリーン悪トリオ「シビビンシビビンシビビンビィ〜〜ン!!」
コスイネン「なぁーんてやってる場合じゃないの。ともかく頑張れぇーー!」
キョカンチン「イッパツマンなんかぶっ殺したれぇえ〜〜。」

放夢 ラン「豪さぁーん!」

ランの叫び声が、豪の耳元に伝わっていく。
だが、それを聞き取ると同時に、豪も犠牲に巻き込みたくないという一身で煽りかけるように返事をする。

豪 速九「く、来るんじゃな・・・いぃッ・・・・・・!」
ミンミン「ぐっはっはっはっはっは・・・・!」
ムンムン「あ、あれ?」
コスイネン「ミンミン!」
キョカンチン「何であんなところに?」

ミンミン「さっさとやれ、ハルカ。」
豪 速九「一体、何者だ。貴様・・・・・・!!」
ミンミン「ある時はミンミン、またある時は会長、しかしてその実態は・・・・・・!!」

ドロン!
・・・ボォーーと姿をあらわした会長の真の姿。その体格・出で立ちこそ・・

豪 速九「う、宇宙人!」
コンコルドー会長「そうとも、私の名はコン=コルドー・・・」
豪 速九「何故こんなことをするんだ!」
コンコルドー会長「物質欲の塊である人間が、宇宙進出してくることは目に見えている。
          サイキックコントロールロボットがそのための目的であることは、その宇宙の邪魔者であることに変わりはない。
          これは、『宇宙の意思』だ!!」
豪 速九「宇宙の意思?」
コンコルドー会長「そこまで知らせた以上は、死んでもらう!やれっ、ハルカ!」
星 ハルカ「死ねッ!イッパツマンッッ!!」

コンコルドー会長は、洗脳したハルカへダイヤモンド剣を渡す。
ハルカが今、豪に向けてそのダイヤモンド剣を振りかざし始めた。

コンコルドー会長「ぐはははは、さすがのイッパツマンの超高層ラバーといえど、所詮はゴム。
          一時的にダメージを吸収しても、その硬度でただ一点に一瞬的ダメージが心臓に伝われば・・・ぐわはははははっっ!!!」

豪の先ほどの言葉にもかかわらず、豪の元へ急ぐラン。
安全な場所にスーパー逆転王・三冠王を降ろしたためだ。
このまま最愛の人を失うのは嫌だとばかりに、とにかく豪の元へひたすら走りつづける。
ダイアモンド剣がイッパツマンの心臓へ刺さりつくか、どっちが先か・・・そんなことも考えず・・・。
そして・・・

剣が振り下ろされた眼前に間一髪、振り切れる前にランが立ちふさがった。

放夢 ラン「私が・・・、私が、豪さんの盾になるわッッ!!」
豪 速九「ランちゃん・・・・・!」

ランはポロポロと涙を流す。
ランの目には涙が溢れ・・・・・、頬を伝ってそして地へとポロリと落ちる。

星 ハルカ「ラ、ランちゃん・・・」
コンコルドー会長「ええい、感情にだまされる場面ではない。もっと洗脳・超能力集中度を上げ・・・・・・集中度を越えたかぁっ!」
星 ハルカ「ランちゃん・・・豪クン・・・!」

もはやハルカに集中念動力は・・・・洗脳は・・・通じなかった。
限度を超えて使いこなそうとしたためだ。
そして、ハルカの洗脳がついに解けはなったと同時、ハルカの身を包んでいたもの全てが剥がされた。
いや、超能力による洗脳であったため、その包まされていたパワーがはじめ飛んだのだろう。

星 ハルカ「・・・負けたわ。豪くんとランちゃんの愛の強さには・・・・・」

そう一言残すと、バレル山脈のがけっぷちへ走り出してゆく・・・が、豪はハルカのことを追おうとしなかった。
普通なら、「裸のねーちゃーん」とか言って、尻を追いかけるのに・・・・!

豪 速九「今はシリアス中だ。今は、このランちゃんと見つめあう場面だろーが。」
放夢 ラン「よ・・・横島さん・・・・・・!!」

ランの顔が真っ赤になって、尚も見つめあっていた。
一方、クリーン悪トリオたちは心を冷めさせてボーっとしていた。
コスイネン「さ、寒い・・・!これで何もかも終わったよなぁー。」
ムンムン「・・・・あれ?何か忘れてなぁい?会長はどこに・・・」
キョカンチン「・・・・未だでありました。会長が宇宙へ逃げて行くであります。」

コンコルドー会長は、バレル山脈の頂に設置したアダムスキー型UFOに何時の間にか乗り込んで発進させた。
ふわっと、一気に宇宙に一飛びする気だ。

豪 速九「そうは行くか、三冠王!アームガンだ!」
ハル坊「了解!発射ーー・・・コスッとな!」

こうして、コンコルドーとその企みはこなごなに砕け散った。
この時、豪とランは尚も互いに体を抱きかかえ見ていた
・・・これぞ、ハッピィエンドである。

ハル坊「ようやるよ。あの二人もさ・・・・」

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