ザ・グレート・展開予測ショー

横島の給料(5)


投稿者名:トシ
投稿日時:(00/12/12)

その頃横島は
「くっ、くそっ!!何回やっても出来ねえ、霊力が落ちるばかりだ!!」
横島は焦っていた。何回やっても「脱出」の二文字は出せない
「落ち着け!!落ち着くんだ横島忠夫!!俺の霊力の源は何だ!?煩悩じゃねーか!!こうゆう時は・・・」
===妄想開始===
「小竜姫様ー!!戻ってきましたよー!!」
「あら横島さん!!さすが早いですね。私これからお風呂に入るんですけど横島さんも一緒に入ります?」
「え!?ほ、本当ですかー!?」
「横島さんも頑張ってましたからね。ご褒美としてサービスしてあげます」
「うおぉぉぉ!!!!小竜姫様がそんなことを!!横島感激ー!!」
「きゃあ!!ちょっと横島さん!!」
「な!?ええやろ、ええやろ!?」
「あ、でも横島さんなら」
===妄想終了===
「えへ、えへへ・・・ってあれ?ここは?」
横島は着替え場にいた
「あっ、そうか出れたのか・・・しかし俺の煩悩ってどうなってんだか・・・」
自分で呆れる
「横島さんうまく出れたようですね」
小竜姫が出てきた
「あれ?小竜姫様何で俺が今脱出したのがわかったんですか?」
「え?ああ、それは気にしないで」
「気にしないでって・・・まあいいけどちょっとあれはひどいんじゃないですか!?俺死にかけましたよ」
横島は必死で訴えるが
「でもそのおかげであなたの文殊は数段パワーアップしてると思いますよ。だってあの状況で二文字使えたんですもの」
「う・・・確かに・・・」
小竜姫の正論な意見に横島は言葉が詰まる
「・・・・・・でもどういう風に強くなったんですか?」
「前より文殊を作るスピードが速くなってるのと威力が増えてると思います」
「という事はいつもより文殊を多く使えるし同じ文字でも前より強くなってるって事だな」
「そういうこと」
「霊波刀の方は?」
「それはあなたにしかわかりませんよ。ただ1つ言える事は出力が上がってるっていうことぐらいですね」
「ふーんなるほど・・・それにしても疲れたなー」
「じゃあ今日はこれ位にしてそろそろ寝ましょうか」
「そうですね・・・あと何日ぐらい修行するんですか?」
「もう明日で終わらすつもりです」
「え明日!?」
「ええ、明日の修行は私と勝負してもらいます」
「・・・・・・・・・は?」
小竜姫のとんでもない発言を横島はすぐに理解できなかった
「だから私が相手するんです。私を倒せたら美神さんにも勝てるはずですから」
「え?ちょっと待ってくださいよ!!俺が小竜姫様に勝てるわけ無いじゃないですか!!」
「そんなのやってみないと解らないじゃない。だからきちんと休んでおかないと明日死にますよ?」
「ちょ、ちょっとぉぉ!!!!」
「それじゃあ寝室はあっちだから。」
と言い小竜姫は自分の部屋に行った
「・・・・・・とりあえず寝よう」
横島は小竜姫の言う寝室に入った
「あ、布団が敷いてある」
横島は布団の中に入った
「・・・俺明日死ぬのかな?」
とか考えながら疲れていたのですぐに寝てしまった
翌朝午前7時
ドガーン
ズドーン
何やら大きな音が聞こえる
「ん?何だ?」
横島は気になって外へ出た
「うわっ!!何だあれは!!」
横島の視界内には体長6メートル程の化け物がいた
そしてその化け物のすぐ側では小竜姫が傷だらけになって倒れている
「小竜姫様っ!!」
横島は小竜姫を助けに行こうとしたが化け物が邪魔で行けない
「コイツとやるしかないのか?」
と横島が考えている時
「横島さん!!気をつけて!!」
小竜姫はよろけながら立ち上がった
「小竜姫様っ!!大丈夫ですか!?」
「私は一応大丈夫。それよりそいつはいきなり空間の割れ目から出てきたから空間を自由に移動する事が出来るわ!!戦闘能力も高いから気をつけて!!」
そう言うと小竜姫はばたっと倒れてしまった
「小竜姫様っ!!」
横島が小竜姫に気を取られた直後化け物の巨大な爪がものすごいスピードで横島に襲い掛かる
「ぐああっ!!!!」
横島の体から血がほとばしる
「な、なんなんだコイツ・・・」
横島がそう言ってるうちにまた次の攻撃が来た
「畜生っ!!」
横島はとっさに文殊を出し念を込めた文字は「結界」の二文字
化け物の爪が結界にぶち当たる
しかしだんだん爪が中に進入してきた
そして結界が破れた
「があぁぁ!!!!」
横島は化け物に爪で思いっきり刺されなおかつ10メートルぐらい吹っ飛ばされた
「くっくそっ」
横島は死にかけの状態だが必死で文殊をだし「回復」の二文字の念を込める
横島の体は回復したがまだダメージが残っている
「く、何とか戦えそうだけどヤバイな・・・」
横島はよろっと立ち上がる
しかし立ち上がったところでまた次の攻撃が来る!!しかも爪ではなく太いビームだ
「くそっどうすれば・・・」







今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa