プロメーテウスの子守唄(21)
投稿者名:Iholi
投稿日時:(00/12/12)
「……ねえ、『魔王』さま?」
「……なんだ?」
「うん、どうなったの、パルテノペーさん。 やっつけてないんでしょ?」
「ん、ああ、その話か……。」
急に現実に引き戻された様な錯覚に襲われて、カオスは今の自分の行為が照れ臭くなった。しかし彼は腕の中の少女の頭を、熱心に撫で続けていた。
「私はセイレーンの奴と話し合った。私に興味が有ったのは、一体どうやって奴が墓場から蘇ったのかという事だ。適当にその辺を訊き出そうとしておったら、奴はここで妙な勝負を提案してきおった。その勝負に負けた方が勝った方の言い分を聞くと。その勝負、何だと思う?」
テレサは小首を傾げて、暫く悩み抜いた。
「……しりとり?」
「……ぶっぶーっ、はずれーっ……正解は、紳士的に唄の腕前を競った、でした。」
「ふん、ただのうた合戦じゃない。」
おどけてみせるカオスに、テレサは不機嫌そうに鼻を鳴らした
今迄が今迄であった分、今の素直なテレサを見ているのは正直言って変な気分だ。でもそれは決して不快なのでは無く、むしろその戸惑いが心地良い。
また、沈黙。
「……ねえ?」
「……なんだ?」
「うた、きかせて?」
「………………」
「……だめ?」
「いや、駄目と言う訳では無いが、私は、その、あの、お、音痴だぞ。」
「でも、パルテノペーさんに勝ったんでしょ? あのうたの名人のセイレーンに。」
「いや、だが、しかし、その、なんだ……」
「……その時うたった、おはこなら大丈夫でしょ?」
「十八番だなんて言葉、良く知っておるな……おっほん、ではこの私、『地中海の魔王』ドクターカオスめが、麗しき姫君の閨(ねや)のお供として、この喉をご披露致しましょう!」
「わーい。」
ぱちぱちぱちぱちぱち。
カオスが他人に聴かせるために唄を唄うのは、セイレーンとの勝負の時をを除くとすると、百年振り以上に成るだろう。テレサの身体を支えている左手の方でゆっくりと音頭を取りながら、彼は裏声混じりの擦れた声で唄い始めた。唄っている本人の予想を大きく裏切って、暖かく優しい声が喉の奥から溢れてきた。
唄い手の役回りは、母なる大地。その身体の上、地上には彼女が慈しみ育んできたあらゆる生命体や非生命体がその存在を謳歌している。彼女はまさに全身でもって、彼らの繁栄を喜び、祝福する。
これは大地、すなわち世界に存在するあらゆるものたちに捧げられた子守唄なのだ。
カオスが唄い終わる頃には、腕の中の少女は今迄見た事の無いような穏やかな表情で、秘やかな寝息を立てていた。
彼女をきちんとベッドに寝かしつけてやろうと、そっと立ち上がろうとした殺那、身体のバランスが大きく崩れた。
「なうっ!」
黒の外套の一部がテレサの尻に敷かれているのに、彼は気が付かなかった。
再度床に転倒するカオスの勢いに引かれて、テレサも床へと落ちる。
「しまった!」
カオスは慌てて、テレサの方へと這い寄る。
テレサは幸せそうな寝顔で、床の上に転がっている。
予定よりも遥かに早く、病気の最終段階――昏睡が始まったのだった。
* * * * * * * * * *
……とまあ色々あったものの、かつての病身だった筈の少女は立派に成長し、結婚して一児の母親に成っている。あんなに鉄面皮を装っていた彼女は今、カオスの目前で行儀を崩して大爆笑しているのだから、世の中分からないものだ。少なくともこの十年の間にテレサが過ごした時間は、それはそれは充実したものだったに違いない。彼女の姿に一片の眩しさと羨望を感じ、カオスは目を細めた。
ゆっくりと落ち着きを取り戻してきたテレサは、絹のハンカチーフで目尻の涙を拭いつつも、未だ笑いの余韻に肩を震わせていた。空いた方の手で、過負荷の掛かっていた腹筋をさすりながら、テレサは口を開いた。
「……ふふっ、ふぅ、ごめんなさい。でも、わたくしを治療して下さった時はあんなに情熱的に人生というものをを語っていらしたのに、『いつかは老いて滅びる』だなんて、まるで本当にお爺ちゃんに成ってしまったみたい。そんなに枯れてしまっては、『ヨーロッパの魔王』の名が泣きますわよ?」
「ぐぐっ、そ、それもまあ、そうじゃな。うむむ、この儂とした事が……わはははははは……」
カオスは頭を掻きながら、大袈裟に笑ってみせる。
尤も今の彼は700年後の未来からやってきた筋金入りの超老人なのだから、テレサの指摘は至極当然なのだ。だからと云って今更本当の事を話すのは面倒だし、何よりもこの『研究熱心な錬金術師』に下手な事を教えて、歴史に干渉してしまう様な危険は冒すべきでは無い。
したがって、ここではあくまで『この時代の人間』として行動すべきなのだと彼は判断し、この時空に到着した直後、美神たちにもその点はよくよく言い含めておいた。
しかし、そんな事情を知らないテレサに正面切って『枯れている』と言われたカオスは、腹の中でメソメソと泣いていた。
そんなカオスの内心には気付かぬ様子で、テレサは両腕を天に向けて高く差し上げる。
「嘗ては、『見よ、この夜空の星々を。この世界には未だ数え切れん程の不思議が私に解明されるのを待っておる……この終点の見えない、あてどの無い旅路は、やはりお前さんには酷と云うものだ。』なんて仰(おっしゃ)っていた事も有ったと云うのに!」
「はははげほげほっげほっげほほっ!?」
テレサの言葉にカオスは豪快に咽せてみせたが、今度は芝居ではなかった。
テレサは急に下を向いて、所在無さげに両手の指を絡ませる。
「……わたくしの、愛の告白への、断り文句……。」
二人の頬が、俄かに赤らんだ。
「し、しかし、そういうお前さんの愛の告白とやらも、ええと……『この生涯を世界に満ちた不思議の探究に捧げたいんです。その……あの、カオスさまと、ずっと、一緒に……。』とか何とかだったではないか。その6年前にはあんなに人生を儚んでおった薄幸の美少女の口から出た言葉とは到底考えられないセリフじゃのう!」
己の恥をそそぐ積もりだったのが、つい勢いで余計な事を口走ってしまった。
それに気付いたカオスが慌てて口を噤(つぐ)んだ時には、テレサは先程とは別の意味で紅潮させた顔で睨んでいた。
「あぁ、ひっどい! 花も羞じらう少女の告白を、そんな風に茶化すなんて!」
「ははぁ、花も羞じらうどころか、あの晩は月まで真っ赤に染まっておったのではないか? お前さんの告白やらでな!」
「あれは皆既月蝕です! それにそのお言葉、そっくりそのままお返ししますわ!」
「儂のセリフは月が赤くなった後じゃったから、月蝕が起きたのは儂の所為では無いぞ!」
「いいえ、何者かの意思に依って月と地球と太陽が一直線に整列する可能性は、ゼロとは言い切れませんわ!」
「……なんか、微妙に論点がズレてきとらんか?」
「……それも、そうですわね。」
真ん円(まる)くなった二組の目玉が、交互に相手を見合わせる。
研究以外の実に取るに足らない内容で口論に成った、かつての日々が追想される。
懐しさからか、それとも照れからか、どちらともなく心地の好い笑い声が上がった。
テイブルの上のティーカップからは、未だ香りの好い湯気が上がっている。
「……ははは、おお、そうじゃ。テレサ殿に一つ、頼みたい事が有ったんじゃ。」
互いに笑い疲れ始めた頃合いを見計らい、カオスは口を狭んだ。
「……ふふふ、はい、どんな頼み事でしょう? わたくしを袖にした事実を取り消したいと仰(おっしゃ)るなら、わたくしにはもう愛する夫や子供らが居りますから、それはダメですわよ?」
「だっ、 誰もその様な事を……」
カオスは、声を荒らげて反論しそうに成った自分をどうにか抑え込む。
今更『愛する夫や子供ら』に妬く様な歳では無い、筈である。
更なる追撃の機会をテレサから奪取すべく、早く沈黙を破らなくてはならないカオスだった。
「……ぅおっほん。実はマリア……当然人造人間の方じゃが、ここに来る迄に動けなくなってしまってな、何せあれほどの重量の有る機体ゆえに運ぶ事も出来んでな、今は森の中に置いてきてるんじゃ。」
「まあ、それは大変! 急いでここに運んで修理しないと。」
「いいいいやいやいや、心配はご無用! 怪我をした際に冷却用の人造体液が思いの外、流出してしまったのでな、自己修復すら満足に機能しない状態じゃ。それすら補充してしまえば大丈夫じゃよ。だから人造体液を合成する為、一晩この部屋をお借りしたいのじゃが……。」
嘘である。そもそもあの定員超過の時間跳躍では、人造人間マリアはこの時代――14世紀中頃――には来ていない筈なのだから。
カオスの本当の目的は、帰還用の『時空超越内服液』を合成する事である。この薬品の絶大な効能は、計らずも自分達自身の身を以って証明してしまった。しかし現在彼の手元には帰りの分の薬品が残っていなかった。幸いこの薬品は貧乏なカオスにも開発が出来る程、材料の調達には手間が掛からない物ばかりであった……まあ、この薬品のお陰で危うく時空の狭間を永遠に彷徨う処だった横島達の名誉の為に、材料に関しての具体的な説明は省く事にしよう。
少なからず残念そうにしているテレサの頭を、カオスは手袋越しに撫でてやる。
「本当は『鋼鉄の乙女』の現物が観たかったんじゃろ? このマッド・アルケミストめ。」
「何せ『魔王』様の直弟子ですからね。……勿論、この研究室をお貸ししても宜しいですわ。但し、条件が一つだけ。」
「条件?」
訝しげなカオスの声に、テレサは挑戦的に眉毛を持ち上げて彼の顔を見上げる。
「本研究室利用の際には、傍らに従順かつ気心の知れた助手を置く事。いかが?」
「ふふふ、『優秀』と『美貌の』が抜けておるぞ。」
かつての師弟は見積め合い、再び微笑み合った。
研究室のある物見の塔は、周囲の建物からは孤立している。
何人も長時間は居られない筈の窓際から、一つの巨大な影が離れた。
それは、煉瓦の隙間に指を引っ掛けてするすると器用に塔から下りると、木陰の中へ飛び込んだ。
絵に描いた様な大きな満月が、秋の夜空を支配していた。
今までの
コメント:
- ほぼ一ヶ月振りの投稿です。何のお断りも無く穴を開けてしまって申し訳有りません。
某所で書いた通り、卒論の作業により時間が取れなくなりまして、まだその作業が終わっていない関係上、これからも投稿は滞りがちになるかと思います。当初の予定では年内に終了する積もりだったのですが、それ処か今回で今年最後の投稿になりそうです(泣)。したがって今回はお詫びも兼ねて少々長めになっております(迷惑)。 (Iholi)
- では、お侘びついでに前回のコメントにお返しをば。
hazukiさんへ。どうも本当にお待たせしました、馬鹿二号です(笑)。テレサ父話は後藤さんのコメントを見てから決めたので、僕自身こーいう形でくるなんて(笑)。
NEWTYPE[改]さんへ。お父さん、きっと喜んでます。マンガの件ですが、多分名前は合っていると思いますが……読み返そうかな、「まじかるタルルートくん」……卒論作業後に(泣)。 (Iholi)
- さて恒例の告知、懲りずにいかせて戴きます。
この「展開予想」コーナの何処かにきっと在る「秘密の社交場」ではメンバ大募集中です……よね、ブタクリア主宰?
本社交場は本ペイヂ管理人様には無許可で運営されている(いいのか?)、「展開予想」の常連さんの憩いの場です。メンバになると洩れ無くぷりちーな(@犬塚シロ)ニックネイムが貰えます(笑)。
現在はリレー小説企画「横島の結婚前夜(仮)」を、ブタクリア、桜華、NEWTYPE[改]、ハーシーイオニー(「ひのめ」改め)、hazuki、Iholi(順不同・敬称略)、以上のメンバで計画してます。興味の有る方はお早めにご参加をして戴かないと、僕がリレーの第一走者をやる羽目になってしまいますので(苦笑)、どうか宜しくお願いします。 (Iholi)
- 回想シーンからの移り変わり方がとても気に入っちゃいました。
さすがに卒論をお書きになってるだけあります。(誉めになってるのかな?)
文章からテレサの無邪気な笑い声が聞こえてきそうでなんかホッとしちゃいます。
う〜ん、カオスの歌、聴いてみたいです。
そして一番最後。むむ、一体何奴!?
卒論、頑張ってくださいね。これほどの文章が書けるなら大丈夫だと思いますよ。 (NEWTYPE[改])
- 馬鹿一号っす(正真正銘の馬鹿?)
うわーい。久しぶりでせう!!
卒論・・・なんか大変そうですねそうか今年最期か・・(ちょいっと残念)
・・・なんかIhoilさんの書くお話は描写が綺麗で読みが深くて本当の文庫本を読んでいるみたいです・・・いやホントに。
あ・感想感想っと・・・・・・テレサかわいい(いやだからさーほかにいいようないんか自分) (hazuki)
- 訂正:十四世紀中頃→十三世紀中頃
どうしてこんな初歩的なミスを犯したんでしょう? 一応理由らしきものはあるのですが、大した事でも無いのでとりあえず内緒です。てひひ。
どうも評及び票を入れて下さった皆さんに感謝します!! お寄せ頂いたお誉めのお言葉にはどうもカユくなってしまうのですが(笑)、色々な意味で大変励みになります。勿論厳しい感想の方も受け付けておりますので、これからも宜しくお願いしますね。まだ終われそうに無いですし(ドクロ)。 (Iholi)
- ……と思って調べてみたら、十四世紀中頃で合っていました。ですので訂正の必要は有りませんでした。ホア〜(小池さん風)。
次回(サブタイトル:横島とキヌが寝室でドキッ(仮))の投稿は早くて来月半ばになると思います。では皆さん、とりあえずは好いお年を。 (Iholi@クリスマス? ああ、うちは宗派が違うから……)
- ……と思いきや、改めて単行本を読み返した結果、十三世紀が正しいことが確定。ぼよよん。 (Iholi@誰も読んじゃいないよな……どきどき)
- 読んでますよ(笑)
・・・てこれこそ誰も読んでないか(爆笑) (hazuki)
- うっふっふ、読んじゃいましたよ・・・読んじゃいましたよぉぉ(笑)
遅くなりましたが、イホリンにハズちゃん明けましておめでとうございます。
今年も良い作品たくさん書いて下さいね。
ところで・・・リレー小説の横島君の相手ってキヌさんに決定しちゃってるんですか?
いや、この二人の話書く人多いんで、その・・・・ね?(意味不明)
できれば角の生えたえーとえーと・・・・・(爆) (NEWTYPE[改])
- あ・ちくしょお(笑)読まれてた。
あけましておめでとーございます!
角の生えたひと・・・殿下(笑)・・じゃなくていいすねー
できれば、こー予想できなかったぜ!みたいなのがいいなあ(例マリア←いくらなんでも無理だろ)・・・て今度こそ誰も読んでないでしょう(確信) (hazuki)
- 確信やぶれたり(笑)。結局二人に読まれているので、一勝二敗の負け越し状態。全く油断できない(笑)。
あ、遅くなりましたが、ハズっちにニュっち、その他気まぐれにもこんな処を見つけてしまった油断ならない方(笑)、新世紀明けましておめでとうございます。今年もどうぞこの珍妙なモンをトロトロ書いているヤツに宜しくお付き合い下さいませ。次回は一応5個上で予告した通りにいきます(笑)。
さて某所では、リレーのトップバッタァが僕に本決定してしまっているみたい(焦)。とりあえず腹括って原作(のび太の方)を研究しますので、もう少し待ってて下さい。それまでにどなたかが口火を切ってくれるというのなら、それはそれで結構なのですが(笑)。
えーと、角の生えたひと……ああ、確か妙神山にいた……鬼門でしたっけ?(笑) (Iholi@社交場出張版ってか)
- ・・・二回とも読まれてしまってる
・・しくしく(涙)
二連敗だああああああ(絶叫)
・・いやいいんですけどね(笑)
鬼門・・・相手はちょっときついかも・・マニアックな方にはうけるとおもいますけど。
でも・・ある意味おもろいかもなあ(おい。←本気で考えてる)
よおし・・今度こそ誰も読まないよなあ(願望) (hazuki)
- 願望かなわず(笑)。これで二勝三敗。でもこのスィステムでは永久に僕の勝ち越しは無いような(ドクロ)。
角の生えたひと……ああ、やっぱり妙神山にいた……カトラス、でしたっけ?(おいおい) (Iholi@相手をどうしようか、本気で考え中)
- ・・・どおしよお願望破られてる(笑)
まあそれはおいといて。
相手・・シロ・・・とか?(いやそれはやばいか)
・・・もう今日中にここを読む人はいないな(今日中って所が弱気) (hazuki)
- うっふっふっふ、甘い・・・甘いです、ハズちゃん!!(←何がだ)
んーと、今は・・・・23時30分・・・よし、間に合った。
うー、忙しくてまだここしか書き込みができません。
せめてリレー小説に混ざれるほどの余力を残しておかないと。
なぬ?カトラスですと!?確かひっくり返ると自分じゃ起き上がれない奴・・・。
そうなんですよ、横島君の相手はカトラスで決まり!
うふふ、カトラス、カトラス、カト・・・・え!!??
・・・・・マリアって結構いいかも・・・・・(ちょっと想像) (NEWTYPE[改])
- ……もう、勝ち負けに拘るのはよそう(敗残者)。
師走は過ぎたって云うのに、みんな忙しいのね(他人事では無い)。
シロ……マリア……ふう。どっちもええなあ……あ、僕の好みは訊いてない?(笑)
一晩(のうちの一時間くらいで)考えた、リレーについての僕のスタンスは、社交場の方に書いた通りです。が、既にそーゆー流れが出来てしまった処に僕の順番が回ってきた場合、その流れに逆うつもりなどは毛頭ございませんよ、ええ(笑)。甘口、ごっつぁんです。
つのの生えたひと……で、妙神山でしょ……ゴーレムにも角、あったよね?(これでネタ切れか?) (Iholi)
- ・・・ちくしょおおまた敗北している(勝ち負けにとことん拘っている図)
ふーふーふ−・・にゅっちりべんじっす
ま・それは置いといて
相手カトラスさんなんだあ(笑)・・・え?
・・・・それで甘口だったりしたら・・・(怖い事考えてしまった)。
まあ・・・(顔色蒼白)。
そーゆう事でよおおしこれで、今日中はいないだろうなあ(あたりを見渡す) (hazuki)
- あ、ハズっちに見付かったかな? うむむ、 待ち伏せとは卑怯なり!(卑怯ではなく戦術です)
というわけで今回は引き分けかな?(敗残者返上)
それにしても「お相手」「カトラス」「甘口」のキーワードから、ハズっちが何を想像して蒼白になってしまったのか、気になるなぁ(笑)。 (Iholi@今、冬休み分の投稿を読んでるけど、数多過ぎ(苦笑))
- あ・いほりんに見つかってる(思わぬ伏兵に驚く)!
・・・えっとカトラスさんが裸エプロン(?)でしかもりぼんなんかつけちゃって、横島といちゃいちゃしてる姿です。(・・・・・・文章にすると嫌さが増すよお)
・・気持ち悪いかも・・・あう。
でも、いほりん偉いなあさすがここの主だあ。
(そーいや自分もいほりんの一言で道誤ったし←爆笑) (hazuki)
- うっふっふっふっふ・・・・ぐふっぐふっゲホゲホ!!
やっと帰ってこれたと思ったら12時過ぎてる(汗)
また更新されてますね。
やっぱりカトラスが適任なのでしょうか?(笑)
題改めて『カトラスの結婚前夜』(爆)
小竜姫「カトラス、横島さんの言うことよく聞くのよ?」
カトラス「シャキシャキ(小竜姫様、今まで世話になったでゲス。幸せになるでゲス)」
↑コミック持ってないのでカトラスがホントにシャキシャキ言うのか分かりません(笑)
鬼門右「おい、左の!今夜はカトラスと朝まで飲み明かそうぞ!」
鬼門左「おう、兄者!!カトラス、どんどん飲め飲め!!」
小竜姫「ここも淋しくなるわね(しんみり)」・・・・なんかいいな(笑) (NEWTYPE[改])
- 小竜姫「ところで・・結婚式は洋装?和装?」
カトラス「シャキシャキ(・・横島さんが洋装が良いって言ったでゲス)」
鬼門「そうか、カトラスのうえでぃんぐどれすとやら似合うでござおうなあ左の」
鬼門「そうでござるなもう絵にも書けない美しさってやつでござろうなあ」
カトラス「しゃきしゃき(照れるでゲス)」
小竜姫「横島さんは果報者だわ・・・カトラス・・幸せになってね」
・・・・・・・・・にゅっちに触発(笑)されてつい書いてしまった。
ていうか、にゅっち・・勝ったああああ!
いやいほりんには負けたけど。
あう。次は打倒いほりんだああああ (hazuki)
- 『カトラスの結婚前夜』…面白過ぎ。僕の完敗ですわ。
エプロン&リボン姿のカトラス。「〜でゲス」がまた何ともぷりちー(笑)。
そして熱に浮かされたように乗り気な鬼門&小竜姫&横島(笑)。
じゃ、僕も一発。
ゴーレム「がごんが(はあっ、はあっ、おおーい! 待ってくれダス、カトラス!)」
カトラス「しゃきしゃき(ああ、ゴーレム! 今晩はもう会えないかとおもってたでゲス)」
ゴーレム「がごんが(どうかわしの本当の気持ちを聞いてほしいダス! わしはずっとお前の……)」
カトラス「しゃきしゃき(今まで本当にありがとうでゲス。あなたがくれた優しさはずっと忘れないでゲス)」
ゴーレム「がごんが(……お前の幸せを祈ってるダス。カトラス、おめでとうダス)」
カトラス「しゃきしゃき(ゴーレム……ありがとうでゲス! 絶対、幸せになるでゲス!)」 (Iholi@このシリーズ、はまった(笑))
- ・・・・・やばいまじおもしろい。
ということで
いっぽう横島。
(カトラスとの新居に家族3人でいるってことで)
りびんぐ
横島「今ごろどうしてるかなあカトラス」
窓際で星を眺めつつ。
横島「ああ・・あの黒光りする体。柔らかさの欠片も無い角・・・君の全てがいとしいよカトラス」
・・・あやば横島別人っす (hazuki)
- 百合子「忠夫、ホントにカトラスちゃんを幸せにせきるの?彼女(?)下界で生活したことないみたいだし・・・・・母さんとっても不安なんだけど・・・」
忠夫「心配すんなって!俺達の育んできた愛は環境ごときで崩れはしないっ!!」
大樹「忠夫、父さんはお前を見損なったぞ!!よりにもよってあんなバケモノ・・・・」
ガンッ!!×2
忠夫「親父は何にも分かっちゃいねえ!人間なんて腹の奥底じゃ何考えてるか分かったモンじゃねえ!」
大樹「し、しかし・・・・お前考え直す気はないのか?今なら父さんのを数人やるぞ!」
百合子「(ピクッ!)・・・・父さんのって!?」
大樹「し、しまったあぁぁっっ!!!」 (NEWTYPE[改])
- しゅう・・・ぷすぷす・・・
謎の声「大樹・・・・・大樹・・・・・」
大樹「・・・・・・・・・・」
返事がない。ただの屍のようだ(笑)
百合子「でもねぇ、忠夫。カトラスちゃんは人間じゃないのよ。周りが何て言うか。」
忠夫「周りの目なんて俺は気にしねーよ。アイツも単純だからきっと大丈夫だよ。」
百合子「う〜ん・・・・・忠夫はカトラスちゃんのどこが気に入ったの?」
忠夫「ん?まあ、いろいろあるけど・・・やっぱりあの全身が尖がってるとこかな。」
百合子「どうして尖がってるといいの?危ないじゃない?」
忠夫「その危なっかしさがまたいいんだよなぁ。触れると怪我をする・・・・・そう、薔薇のような・・・・・」
百合子「・・・・・・・・・(忠夫、あなたホントに私達の息子なの?)」 (NEWTYPE[改])
- その頃、小竜姫一行も新居の近くまで来ていた。
小竜姫「さあ、鬼門。カゴを降ろして。」
鬼門「御意!」
小竜姫「カトラス、出ませう!」
カトラス「シャッキシャキリーン(これが下界の空気でゲスか〜)」
鬼門左「うう・・・ここでとうとうお別れか。」
鬼門右「泣くな、左の!カトラスの門出だぞ。・・・祝ってやろう。」
鬼門左「グス、すまん兄者。カトラス、元気で言って来い!!」
カトラス「シャキシャキ(二人とも妙神山を頼むでゲス。小竜姫様を頼むでゲス)」
ゴーレム「がごんがー!!(お〜い、待つダスー。カ・ト・ラ・スーーッ!!!」
カトラス「シャ?(ん?)」 (NEWTYPE[改])
- 小竜姫「あら?ゴーレム、どうしたのかしら?」
ゴーレム「がごんが(はぁ、はぁ、カトラス・・・・本当に行っちゃうダスか?」
カトラス「シャッキリーン(そうでゲス。某は横島さんの嫁になるでゲス)」
ゴーレム「がごんが(お、おいどんは・・・・おいどんはカトラスの事がずっと好きだったダス!寂しいダス!)」
カトラス「シャキリー(・・・嬉しいでゲス。でも・・・・)」
ゴーレム「がごんが(お・・・おいどんじゃ駄目ダスか?絶対カトラスのこと幸せにするダスから!)」
カトラス「シャーキー(・・・・・・・・ゴーレム・・・・・・・)」
小竜姫「うんうん、恋って複雑よね・・・。」 (NEWTYPE[改])
- はぁ〜、私なにバカなこと書いてるんだろう(苦笑)
ゴーレム「がごんが(さあ、カトラス・・・おいどんと結婚しようダス!)」
カトラス「・・・シャッキ(それは駄目でゲス。ゴーレムとは一緒になれないでゲス)」
ゴーレム「がごんが(どうしてダスッ!?おいどんのどこがいけないダスかッ!?」
カトラス「シャキ(目が一個しかないでゲス)」←確か・・・?
ゴーレム「ガゴーン!!(ガビーン!!)」
カトラス「シャキシャキ(それにゴーレムは某より弱いでゲス。弱い奴とは結婚できないでゲス)」
ゴーレム「が・・がご(そ・・・それじゃあ横島より強くなればおいどんと結婚してくれるダスか?)」
カトラス「・・・・シャーキ(・・・・待ってるでゲス。某は・・・某は本当は・・)」
ゴーレム「が・ご・ん・がー(修行してくるダスッ!!!)」
がごんががごんががごんががごんが・・・・・・・ (NEWTYPE[改])
- ・・・・・方向が違ってきちゃいました(焦)
これではゴーレムが主人公になっちゃいますね(笑)
果たしてゴーレムは愛しのカトラスと結婚できるのだろうか?
揺れ動くカトラスの心。
次号に続く(←続かないっちゅーの) (NEWTYPE[改])
- しまった・・・・(汗)
結婚式は翌日でしたね。
ゴーレム、君は今夜中に修行して横島君を超えねばならない(笑)
頑張って!!(強引)
少し余裕ができたので皆さんのコメントいれてきます。 (NEWTYPE[改])
- ぱそこんの前で一人大笑いしてしまった・・・なんか今投稿よりこっちにはまってるかもしれません(笑)
というわけで、
ゴーレム「がごんが(小竜姫さまっ某はいまから、ウルトラスペシャルデンジャラスアンドハードコースをうけるでゲス)」
小「え?今からって本気なのゴーレム」
ゴ「がご(本気でゲス)」
思いつめたような瞳(?)のゴーレム。
小「・・・本気なのね。」
ゴ「がごんがっ(はいでげす!そして結婚式の前に、横島殿と決着をつけるでげす!)」
・・・・やばい楽しい (hazuki)
- 小「・・・わかったわ貴方がそおゆうならば私は止めないわ・・あなたは愛に生きるのね」そっと涙をふく小竜姫。
ゴーレム「がごんが!(そうでげす!)」
鬼門「・・愛じゃのう・・左の」
鬼門「愛じゃのう・・右の」 (hazuki)
- (22)でハズっちが急かすもんだから(笑)。いやいや、こちらはご無沙汰で申し訳ないです。
いつのまにか横島は変態になるわ(爆笑)、ゴーレムが主役になってるわ(笑)で、もうビックリ。
あのー、お二人さーん。ゴーレムの語尾は「〜ダス」なので、以後ごお間違え無きよう(笑)。
ゴーレムの一人称が何時の間にか「おいどん」になってる(笑)。語尾と方言があわなくなるけど、まあ面白いからいいか。(結局) (Iholi)
- 斉天大聖「……で、お前さんがウルトラ(中略)コースを受け、って、お前は剛錬武ではないか!」
ゴーレム「がごんが(よろしくお願いするダス! 老師。おいどんはどうしても一晩で強くならなくてはならないダス。)」
青天大聖「初心者修業用のお前が強くなってしまっては、もはやこの修業場で働けなくなってしまうが……それでも構わんな?」
ゴーレム「がごんが(全てはおいどんの愛の為、たとえ全てを失ったとしても、後悔は無いダス!)」
青天大聖「……いい一つ目をしておる。ふふ、ワシのまだ若い、石猿だった頃を思い出すな……(眼鏡をズラして涙を拭く)。」
ゴーレム「がごんが(老師……。)」
青天大聖「よし分かった。この修業を抜ける道は二つ。強者になるか、さもなくば死者になるかじゃ。フッ、楽しみじゃの……。」 (Iholi)
- ↑斉天大聖が「あおぞら」になっているのは気にしない、気にしない(笑)。
一方その頃、横島は美神の事務所では。
美神「まぁだ飲み足りない! もっとお酒、持ってきなさいよぉ! (空のボトルを振り回す)」
キヌ「あぁあ、駄目ですよ美神さん! もうお酒は控えた方が」
美神「うっさいわね……あの、バカヨコチマが、このアタチを差し置いて、ケッコンよぉ。これが飲まずにいられ、ますかって!」
キヌ「本当に、結婚しちゃうんですよね、横島さん……。(俯く)」
美神「……おキヌちゃん。別に今生の別れって訳じゃないんだから、そんなにしんみりしなくたって」
キヌ「違います美神さん!! 私、私ずっと横島さんの事、(顔を伏せる)……(すすり泣く声)」 (Iholi)
- 美神「……なにさ、おキヌちゃんまで! アタチだって、あたちだってね……(瞳を潤ませる)」
キヌ「!?(面を挙げる) そうか、美神さんも……そうだったんですか……。」
美神「……もう、ヨコチマなんかにはあーんないいコは勿体無いわ、ホントに。」
キヌ「カトラスちゃん、可愛いですもんね。あのコったら私と違って妙に全身が刺々しくて、黒光りしてて。」
美神「間接がやたらと多くて、ちょっと動くたびに「しゃきしゃき」いって、アタチとは大違い!」
キヌ「…………(虚空を見つめる)」
美神「……もう、寝よっか。寝不足だとお肌が荒れて、お化粧が乗らなくになっちゃう。」
キヌ「それに遅刻しちゃったらいけませんもんね。……それじゃ美神さん、お休みなさい!」 (Iholi@早いもの負け(泣))
- ↑冒頭の「横島の」はケアレスミス。どうか心の眼で修正して下さい。
それと訂正:「剛錬武」→「剛練武」。確か。
再び、妙神山。
斉天大聖「ウキッ、ウキキキッ!」
ゴーレム「がごっがごん!」
斉天大聖「ウッキーッ! ウキキッ、ウキッ!」
ゴーレム「がごごご、がごんがごん!」
斉天大聖「……ウキャッ! キーキキキキ!」
ゴーレム「がごごーーん!」
TVゲイム「1P(斉天大聖) WINS!」
斉天大聖「ウキャッキャ、ウキャッキャ!!(喜)」
ゴーレム「……ごんが。(悲)」
柱の影には、拳を固く握り締め、修行の行く末を見守る少女神族の姿が。
小竜姫「(修行はまだこれからよ、ゴーレム! 己の信じた愛の為、頑張りなさい!)」 (Iholi)
- み、見つけてしまった・・・!!
なんか凄いマニアックな世界が素敵ー(爆笑
カトラスとゴーレムの運命は・・・。
ところで、角から思いついたのがグーラーって自分はマニアックすぎでせうか?(死 (四季)
- またまた訂正:「間接」→「関節」。でも何か萌えるな、関節キッス(変態)。
さて、翌日未明の妙神山。
斉天大聖「ふっふ、そろそろ、本修行の仕上げといくかの……(みるみる巨大化)」
ゴーレム「がごんが(おお……何と強烈な霊圧ダス! 流石は斉天大聖老師!)」
斉天大聖(巨大)「さあ、何処からでも死ぬ気で打ち込んでこい! さもなくば、死あるのみ!」
ゴーレム「がごんが(はい老師! 手合わせ、お願いつかまつるダス!)」
小竜姫「(ゴーレム……あなたの、カトラスへの愛を信じて戦うのよ!)」
かくして愛と命を賭けた死闘の火蓋は今、切って落とされた。 (Iholi)
- あ、とうとう四季さんに発見されてしまった(笑)。ようこそ、秘密の社交場の脇の開かずの扉へ(笑)。
グーラーですか……ええ、あなたは紛う事無くマニアック過ぎです(認定)。
そして、勝負は決した。
ゴーレム「がごがご(こ、これは一体? もしやこれが、おいどんの……!)」
斉天大聖「(元に戻る)……さよう、それがお前の身体に眠っていた……」
ゴーレム「がごんが(……もう一つの眼。おお、この世界は何と立体的なんダスか!)」。
小竜姫「ゴーレム……カトラスに捧げるあなたの愛の力、しかと観せて貰ったわ(涙ぐむ)。」
ゴーレム「がごん(おお、小竜姫様……今まで本当に、世話になったダス!)」
小竜姫「あなたは今すぐ彼女の元に行ってあげなさい。私たちはまだ準備があるから。」
ゴーレム「がごんが(わかったダス。では!)(礼の後、走り去る)」 (Iholi)
- 小竜姫「あーあ、この修行場も、急に寂しくなっちゃうなぁ。」
斉天大聖「……どうじゃ小竜姫。ここを上級者用の修行場にする様、お上に申請してみてはな? さすればゴーレムにもまたここで働いてもらえるし、それに……」
小竜姫「あ、老師……。(斉天大聖に急に肩を抱かれ、戸惑う)」
斉天大聖「……わしも、お主の傍らに居る事が出来るしの。(更に強く抱き寄せる)」
小竜姫「……ええ、そうですね……。(斉天大聖の胸に、頭をあずける)」
鷄の本日第一声がどこか遠くから聞こえてきた。
今日の午前中はちょっぴり曇り空。そして今日は、カトラスの結婚式。 (Iholi)
- ぬお?日が変わっちゃってる(汗)まあいいや(笑)
これは前日出来事です(無理やり)
PM9:00―――――小鳩のアパート――――――
小鳩「・・・グス・・・グス・・・・・(涙)」
貧ちゃん「どうしたんや小鳩?」
小鳩「(俯きながら)今朝、横島さんが別れの挨拶に来たの・・・・」
貧ちゃん「そうか・・・・アイツ結婚するゆーてたからな。・・・元気だしーや、小鳩。今回は相手が悪すぎたんや。あの黒光りには・・・誰も敵わん。」
小鳩「・・・・私ってどうしてこんなに肌が透けるように白いのかしら。もっとカトラスちゃんみたいに黒々してたら良かったのにっ!」
貧ちゃん「・・・・小鳩・・・・・(うるうる)」 (NEWTYPE[改])
小鳩「貧ちゃん・・・・小鳩は決めたわっ!」
貧ちゃん「ん?・・・・何をや?」
小鳩「横島さんに好かれる黒いお肌を手に入れるのっ!今から・・・・・・・・鉄を食べるわっ!」
貧ちゃん「な、何言うてんねんっ!小鳩、そんなアホなことしても・・・・」
小鳩「そう・・・小鳩は今までの泣き虫小鳩じゃないのよっ!私はこれから生まれ変わるのっ!」
貧ちゃん「・・・・・・あかん!小鳩が壊れてもうた・・・・・」
小鳩「貧ちゃんお願い!『刃の鎧』を出してっ!カトラスちゃんに勝つためには必要不可欠な防具なのっ!!」
貧ちゃん「〜〜〜っ!!小鳩、いい加減目ぇ覚ましっ!!」
パシッ! (NEWTYPE[改])
小鳩「あ・・・・・。分かってる・・・・・分かってるの。所詮私はメッキ物・・・・・純鉄のカトラスちゃんには敵わないわ。・・・・でも・・・・でもね、私は横島さんが好きなのっ!横島さんと一緒に居たいのっ!!」
貧ちゃん「小鳩・・・・・・・・・・よっしゃ、分かった!ワイが何とかしたるっ!『刃の鎧』やな?特別鋭いモン持ってきたるさかいっ!!」
小鳩「貧ちゃん・・・・・・ありがとう(涙)」
ごめん、イホリン。たまたま覗いたら日が改まっちゃってたから(笑)
この文章書き置きしてたからどうしても入れておきたかったんです。 (NEWTYPE[改])
- 四季さん、ようこそ。
ここを読まれるとは・・・・・不覚です(笑)
お暇があればちょくちょく訪れてみてください。
会話ばかりで内容は軽いですけど(苦笑)
ハズちゃん、イホリンおもしろすぎっす(本気笑)
小竜姫様がまた何とも(喜)
あと、美神さんとおキヌちゃんの会話ですね。
アタチって・・・あはははっ!!(笑いすぎ)
ゴーレム、物が立体的に見えるようになって良かった(笑) (NEWTYPE[改])
- 雪之丞「……で、俺を探してたってわけか、風呂敷ソンブレロ。」
貧ちゃん「うんにゃ。『刃の鎧』ゆーたら『キャラバンクエスト』に出て来る鎧やろ?」
雪之丞「……やった事ないから、知らん。」
貧ちゃん「で、初めは『キャラクエ』作っとるゲイム会社に直談判しに行ったんや。」
雪之丞「『刃の鎧』とやらを借りにか。」
貧ちゃん「せや。何せ向こうは業界に先駆けてゲイムの開発にオカルトを導入した会社や。」
雪之丞「……ふむ。」
貧ちゃん「ほなゲイムの中の『刃の鎧』を実体化させるなんて、大阪タイガースがAクラス入りするよりよっぽどラクに出来るやろ?」
雪之丞「……分かるような、分からないような。」 (Iholi)
- 貧ちゃん「でもな、そのオカルトに強いといいのがアダになった。」
雪之丞「……貧乏神はお断り、ってか。」
貧ちゃん「そうや! いくらワイは福の神や、ってゆうても信じてくれんのや!」
雪之丞「……くいだおれとかビリケンならともかく、不景気な唐草メキシカンルックじゃあなぁ。」
貧ちゃん「ほんで門前祓いを喰ったその足であんさんにばったり会うた、ちゅうわけや。」
雪之丞「……で、俺に一体なにをさせるつもりだ?」
貧ちゃん「あんさんにはあの、カニどーらくみたいな鎧があったやろ?」
雪之丞「何がカニどーらくだ!」
貧ちゃん「あれ、エビどーらくの方やったか?」
雪之丞「……もういい。何とでも好きに呼んでくれ。」 (Iholi)
- 貧ちゃん「あのエビスーツを一日だけ小鳩に貸してやってほしいのや。ええやろ?」
雪之丞「魔装術はそれこそ血の滲むような修行に打ち勝ってやっと手に入れたんだ。素人にほいほい貸し出せるような代物じゃあ無い。」
貧ちゃん「そんな、つれないこと言わんと、薄幸な乙女の一生がかかっとるんや!」
雪之丞「薄幸なのはお前の所為だろーが!」 それに、もし他の女とつるんでいる所を弓に見付かったら……。」
貧ちゃん「しゃあないなあ……ほな、奥の手いっとくか。じゃーーん!」
雪之丞「何だ、その小鉢は……くんくん、何やら懐しい匂いが……。」
貧ちゃん「小鳩特製・イモの煮っ転がしや! どや、あんさんも、って」
雪之丞「もぐもぐもぐもぐもぐ。ごっくん。……これは、ママの味に似ている。」 (Iholi)
- 貧ちゃん「もし、小鳩を手伝うてくれたら、なんぼでもママの味、喰い放題やで。」
雪之丞「……魔装術の格好だけでもいいってんなら、なんとかなるかもな。」
貧ちゃん「よっしゃ、商談成立やな!」
誰か、つづけて(笑)。 (Iholi)
- ・・・ああ楽しい(うっとり)
あ・四季さんだー四季さんもかいてくだっさいねー♪
いほりん・・にゅっちもう二人とも素敵すぎもう・・なんてすばらしい物語を紡ぐ(笑)のでしょう・・・ (hazuki)
- 小鳩「・・・どうしたのかしら出て行ったきり音沙汰なしで・・貧ちゃん・・やっぱり小鳩が困らせるようなこと言ったから・・」
ばんっとドアの開く音。
貧乏神「小鳩っ刃の鎧にかわるもん見つけてきたんやっ」
小鳩「貧ちゃんっ」
貧乏神「小鳩ー」
がしっと抱き合う二人(?)。
小鳩「ありがとうこんな無茶なお願いきいてくれてっ」
貧乏神「いいんやいいんや・・・・小鳩が喜んでくれるならそれでええんや」
ぽろぽろと涙を流す小鳩。
貧乏神「・・・小鳩・・ひょっとひょっとしてないてんのか?」
小鳩「ちがうわっこれは心の汗なのっ!」
貧乏神「・・・そうやなっ」
ふっととおくを見る貧乏神(笑) (hazuki)
- 貧乏神「いつの間にか子供やとおもってたのに愛しい奴(笑)のために鋼鉄を食べるなんて・・・・もうりっぱな大人の女性やな」
小鳩「・・・ありがとう・・ありがとう貧ちゃん」
雪之丞「・・・・そろそろはいっていいか?」 (hazuki)
- く、リレーに参加できない分、ここだけでも盛り上げたいと思ってるんですけど・・・。
今しばらくは更新できそうもないです(涙)
私が余計なエピソードを入れちゃったばっかりに・・・・・(後悔)
イホリン、ハズちゃん、そして四季さん、どうか『魔装術小鳩』の事、頼んます(笑)
お二人のホントにおもしろいですから。 (NEWTYPE[改])
- ふふふ。参戦表明致します。
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雪之丞「さて、ご注目はこれだ」
小鳩「コレは何?綺麗な玉が二つ・・きゃ」
貧乏神「何想像してんのや、小鳩・・コイツは文殊やな」
雪之丞「ご名答、でだ、コレにあらかじめ頼んでおいた「鎧」「纏」と書いて
小鳩「で、あたしが持つんですね」
文殊が作動して光に包まれた後、小鳩は鎧を身に着けていた、が!!
雪之丞「・・おいおい、その格好はこの貧乏神のぬいぐるみ纏った格好だな」
貧乏神「小鳩!オソロやオソロや!」
ま、喜んでくれたから良しとするか、横島にでも挨拶してくるかと、去るのであった。 (トンプソン)
- ……雪之丞の手にはしっかりと鍋一杯の芋の煮っ転がしが(笑)。
小鳩「ああっ、貧ちゃんとお揃いなのは嬉しいの! でも、どうしよう! これじゃあきっと横島さんに振り向いてもらえないわ!」
貧ちゃん「……なあ小鳩」
小鳩「ううん、本当は好きなのよ! 一昔前のドロボーさんの風呂敷みたいな、この唐草模様のマントだって、」
貧ちゃん「……小鳩や」
小鳩「どうしてメキシカン?っていう疑問がいっぱいの、このソンブレロハットだって、」
貧ちゃん「……もしもし?」
小鳩「クマドリ、と云うよりクマみたいな、このペインティングだって、みんな大好きなの! でも、横島さんは……(涙ぐむ)」
貧ちゃん「……おーい、小鳩。」 (Iholi)
- 小鳩「あっ、貧ちゃん! (袖で涙を拭く) 泣いてなんかいないわっ! 小鳩、もう泣かないって約束したもんね!(痛々しい笑み)」
貧ちゃん「がっかりするんは、まだ早いで。……マントの下をはぐってんな。」
小鳩「そんな、貧ちゃんとのせっかくのペアルックを脱ぐだなんて、私には出来ない!」」
貧ちゃん「そーや無くて、ほれ、見てみい!(小鳩のマントを思い切りめくり上げる)」
小鳩「あん、駄目! (赤面)……えっ、こ、これは、もしかして……。」
貧ちゃん「その、もしかしてや。実はワイのマントの下は……」
おもむろにまくったマントの下では、小鳩とそれと同様に黒光りするとげとげしい昆虫様のボディが、満足そうにキチキチと関節を鳴らしていた。
なんか恐くなってしまいました(苦笑)。 (Iholi)
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